立場が悪くなると法律論・・・仙谷官房長官の詭弁（政経徒然草） pochi

立場が悪くなると法律論・・・仙谷官房長官の詭弁（政経徒然草）
http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/735.html
投稿者 pochi 日時 2010 年 12 月 23 日 09:10:30: gS5.4Dk4S0rxA

2010年12月22日水曜日
立場が悪くなると法律論・・・仙谷官房長官の詭弁
http://haru55.blogspot.com/2010/12/blog-post_751.html

仙谷官房長官は、自分に都合のいいように法律論を語るようだ。

仙谷由人官房長官は２２日午前の記者会見で、自民、公明両党が、問責決議を受けた仙谷長官らが出席する国会審議を拒否する方針を示していることについて、「そんなことが通るのか。お互い、政治だからよく考えないといけない。法律論として絶対通らない」と批判した。
（2010/12/22-12:37）時事ドットコム

民主党も野党の時代に同じような審議拒否をしていたような記憶があるのだが・・・。

仙谷官房長官に法律論からの小沢さんの「政倫審出席」や「国会への証人喚問」について意見を聞いて見たいものだ。
弁護士でもある仙谷官房長官であれば尚更のこと、小沢一郎氏の刑事裁判の主任弁護士の弘中惇一郎氏が記者会見で述べた意見に異議を唱えることは難しいのではないか。

政治倫理審査会への出席問題について「刑事裁判においては、被告人質問は一番最後の段階に行われることになっている。憲法第３８条の自白に対する人権保障の観点から、被告人質問が真っ先に行われることは好ましくないということ。まだ起訴されたわけではないが、被告人に近い立場である小沢一郎氏が、公の場であれこれ答えろというのは、刑事裁判の弁護人からすると困る、避けていただきたい」

「人権というのはすべてにおいて折り合いをつけてゆかねばならない。国民の知る権利があることも理解できるが、小沢氏の人権、刑事被告人としての立場についても考慮すべき。」

「刑事弁護人の立場を離れるが、私的な意見として、政倫審で質問・答えをするというのは、具体的な倫理違反行為が核となっていて、それに関連して審査をするということだと思う。漠とした噂があるから質問して聞いてみたいというのはレベルが違うと思う。違和感がある。」

それを政治的責任という言葉に転嫁し出席を強要するのであれば、問責決議を受けた仙谷官房長官本人の政治的責任（法律論ではなく）についてはどう答えるのであろう。
衆議院と参議院の違いなど関係ない。国会で問責決議を受けたことの責任の重さをどう捉えるかという問題である。

小沢さんの問題に関しては法律論の見地からは発言せず、自身の問責決議に関しては法律論で異議を唱える。
まさしく弁護士としての面目躍如であるが、詭弁と捉えられても仕方がない。
仙谷氏は今回に限らず度々、この手法を使っている。

どうもオリジナル民主党と呼ばれる面々には、この手の詭弁を使われる方が多いようだ。
小沢さんの問題に関して言うならば、小沢さんは刑事被告人になる立場にある。「人権」と「法律」が優先されるべきか、政治的責任（何が問題かもわからないような事案に対しての）が優先されるべきかの議論を三権分立の原則に沿って行うべきではないのか。
この問題は、別々に論じられる問題ではなく優先順位を論じる問題なのではないのか。
そもそも裁判で白黒をはっきりさせることが決まっているわけであるからして、わざわざ国会でやる必要があるのかという疑問を持つのが普通の感覚ではないのか。

政治的責任は人権や法とは別の問題であると主張する人たちに聞いてみたい。
あなたが小沢さんの立場だったらどう答えますかと・・・。
菅首相はどう答えますか？
仙谷官房長官はどう答えますか？
前原外務大臣はどう答えますか？

是非、回答を聞いてみたいものである。
　

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コメント
01. 2010年12月23日 09:16:18: ibwFfuuFfU 仙谷の可愛そうな脳みそは司法試験の勉強で疲労しすぎて、その後一切の成長をストップしたのだろうね。だから無理矢理法律用語にこじつけるしか話のけりをつけられなくなってしまったのだ。お受験馬鹿の典型である。
02. 2010年12月23日 10:57:41: Qdo2ndWm1w 「法律論として絶対通らない」といっても、その「法律論」とは何であるのかが問われている問題なのであって、仙谷氏は官房長官として不的確とする参議院の問責議決は、参議院が定めた規範であるところから仙谷氏は、参議院に於ては、官房長官としての職責を果たす余地がない、というのが国会における法律論であることを仙石氏が分かっていない、というのが01氏が指摘するところであると思います。他方、小沢氏が離党するとしても追随するのは50名程度に過ぎないと高を括った見方があるようですが、衆議院では51名いれば不信任議決案を提出できると国会法が定めていることをスッカラカン連中、就中日本一頭の良い政治家を以て任ずるご仁は忘れているようです。
03. 2010年12月23日 11:35:59: Rd1mOpUXZg 立法府にいる首魁が、行政の法律論を盾に取って防御ばかりするというのは甚だ次元も視点も低い話だ。気宇壮大な日本国の将来像などの展開はとても期待できそうに無い。仙谷氏のみならず他の政治家をみていても、弁護士に政治は無理なのではないかと思える。
04. 2010年12月23日 12:23:48: J6wmjLVKsE >>03 そうそう、あと「不苦死魔見ず呆」とかね。まさしく本物のバカ集団！　酷いね。
05. 2010年12月23日 12:40:05: r4Sp5tqyBq 法的責任と政治的責任は違う。そう言ったのはどこの内閣のバカ幹事長だったか。こうした発言を錦の旗にするなら、まず自分達の言動を顧みよ、猿。
06. 2010年12月23日 12:53:26: kbjD6Oqr1Y 詭弁や言い逃れの悪印象は、議論に勝って、戦いに負ける。仙谷は、厚顔無恥な自尊心だけの愚人。
07. 2010年12月23日 16:11:45: KLT08CD8lU 　問責決議を受けておきながら、法務大臣を兼任して、なんら責任を取らずに権限をさらに大きくした仙谷には、懲罰委員会を開催しなければならない。また、菅直人には公約違反だけでなく、憲法違反で辞任させなければならない。
08. 2010年12月24日 00:45:08: uteB9iQwZU 問責を受けた法務大臣が人を裁けるのか、死刑命令出来るのか。死刑囚は異議申し立てを刑務所の中からすべきだ。
09. 2010年12月24日 11:02:38: mp6fw9MOwA 小沢さんの件は司法の場で決着がつくが、仙谷さんの件は何処で決着できるのか。結着が付かず、疑われている人の件を優先するのは当然のことである。小沢さんの件は早期決着が不可避との論争が有るが、これは論争ではなく、早く辞めさせたいとの意向が見え見えで有る。早く決着をつけるなら、裁判を急げば良い。辞めさせたいグループは裁判の引き延ばしも視野に入れているのだろう。さもなければ、早く決着との意味は無い。国民は白黒の決着を早く知りたいと思っているのだろうか。強制的に黒と決着させたいと思っているのだろうか。政治倫理審査会に出て、白黒が決着する事は有り得ない。これが出来るなら司法権は不要になるし、裁判も不要になる。最近の小沢さん、菅の行動を見れば、国民は、小沢さんは白と思い込む人が確実に増えていると思う。菅側には正義と感じる錦の御旗が無く、ビジョンもない。
10. 2010年12月24日 22:40:42: Qdo2ndWm1w 09様「検察審査会による起訴をすべき旨の議決は、刑事訴訟手続における公訴提起の前提となる手続であって、その適否は、刑事訴訟手続において判断されるべきものであり」とする最高裁決定は、あの起訴議決は公訴提起の対象とはならない、ということの別の言い方のように思えますが。

11. 日高見連邦共和国 2010年12月30日 02:18:38: ZtjAE5Qu8buIw : GpIUsAuiLs
誰がどのような立場でこのような破廉恥な政治家を支持するのか全く想像の範疇を超えてオリマス。

善し悪しは別にして、小沢一郎が何らかの裁きを受ける時は、小沢一郎の支持者であるオラも裁かれる事であり、それによって生じるあらゆる不愉快な事態を甘受する覚悟がアル。

翻って仙石由人を支持・支援する方々に問いたい。どのようなご覚悟がお有りか、と。小沢一郎を抹殺して後、どのようなグランドデザインでこの国を何処へ導かんとするのかをお聞かせ願いたい。

虚心にお伺いしたい。

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01. 2010年12月23日 09:16:18: ibwFfuuFfU 仙谷の可愛そうな脳みそは司法試験の勉強で疲労しすぎて、その後一切の成長をストップしたのだろうね。だから無理矢理法律用語にこじつけるしか話のけりをつけられなくなってしまったのだ。お受験馬鹿の典型である。
02. 2010年12月23日 10:57:41: Qdo2ndWm1w 「法律論として絶対通らない」といっても、その「法律論」とは何であるのかが問われている問題なのであって、仙谷氏は官房長官として不的確とする参議院の問責議決は、参議院が定めた規範であるところから仙谷氏は、参議院に於ては、官房長官としての職責を果たす余地がない、というのが国会における法律論であることを仙石氏が分かっていない、というのが01氏が指摘するところであると思います。他方、小沢氏が離党するとしても追随するのは50名程度に過ぎないと高を括った見方があるようですが、衆議院では51名いれば不信任議決案を提出できると国会法が定めていることをスッカラカン連中、就中日本一頭の良い政治家を以て任ずるご仁は忘れているようです。
03. 2010年12月23日 11:35:59: Rd1mOpUXZg 立法府にいる首魁が、行政の法律論を盾に取って防御ばかりするというのは甚だ次元も視点も低い話だ。気宇壮大な日本国の将来像などの展開はとても期待できそうに無い。仙谷氏のみならず他の政治家をみていても、弁護士に政治は無理なのではないかと思える。
04. 2010年12月23日 12:23:48: J6wmjLVKsE >>03 そうそう、あと「不苦死魔見ず呆」とかね。まさしく本物のバカ集団！　酷いね。
05. 2010年12月23日 12:40:05: r4Sp5tqyBq 法的責任と政治的責任は違う。そう言ったのはどこの内閣のバカ幹事長だったか。こうした発言を錦の旗にするなら、まず自分達の言動を顧みよ、猿。
06. 2010年12月23日 12:53:26: kbjD6Oqr1Y 詭弁や言い逃れの悪印象は、議論に勝って、戦いに負ける。仙谷は、厚顔無恥な自尊心だけの愚人。
07. 2010年12月23日 16:11:45: KLT08CD8lU 　問責決議を受けておきながら、法務大臣を兼任して、なんら責任を取らずに権限をさらに大きくした仙谷には、懲罰委員会を開催しなければならない。また、菅直人には公約違反だけでなく、憲法違反で辞任させなければならない。
08. 2010年12月24日 00:45:08: uteB9iQwZU 問責を受けた法務大臣が人を裁けるのか、死刑命令出来るのか。死刑囚は異議申し立てを刑務所の中からすべきだ。
09. 2010年12月24日 11:02:38: mp6fw9MOwA 小沢さんの件は司法の場で決着がつくが、仙谷さんの件は何処で決着できるのか。結着が付かず、疑われている人の件を優先するのは当然のことである。小沢さんの件は早期決着が不可避との論争が有るが、これは論争ではなく、早く辞めさせたいとの意向が見え見えで有る。早く決着をつけるなら、裁判を急げば良い。辞めさせたいグループは裁判の引き延ばしも視野に入れているのだろう。さもなければ、早く決着との意味は無い。国民は白黒の決着を早く知りたいと思っているのだろうか。強制的に黒と決着させたいと思っているのだろうか。政治倫理審査会に出て、白黒が決着する事は有り得ない。これが出来るなら司法権は不要になるし、裁判も不要になる。最近の小沢さん、菅の行動を見れば、国民は、小沢さんは白と思い込む人が確実に増えていると思う。菅側には正義と感じる錦の御旗が無く、ビジョンもない。
10. 2010年12月24日 22:40:42: Qdo2ndWm1w 09様「検察審査会による起訴をすべき旨の議決は、刑事訴訟手続における公訴提起の前提となる手続であって、その適否は、刑事訴訟手続において判断されるべきものであり」とする最高裁決定は、あの起訴議決は公訴提起の対象とはならない、ということの別の言い方のように思えますが。