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谷内の「怒り」でイラク侵略に加担した小泉首相  (河信基の深読み)
http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/867.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 12 月 25 日 12:58:34: uj2zhYZWUUp16
 

http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/42407074.html

谷内の「怒り」でイラク侵略に加担した小泉首相

2010/12/24(金) 午前 11:54

 無垢の市民6万6千人の命を奪ったブッシュ政権によるイラク戦争(=侵略)に対する検証が世界的に始まっているが、小泉首相がそれを支持したことに、谷内正太郎・内閣官房副長官補(当時)の個人的感情と強引な国連決議解釈が与っていたことが明らかになった。
 それは、安倍晋三・官房副長官が谷内副長官補と組んで拉致問題を悪用し、福田官房長官を出し抜いて首相ポストを獲った下克上の伏線でもあった。

 小泉首相がイラク戦争2日前の2003年3月18日、記者会見で「イラク戦争を支持する」と述べ、閣内議論を経ずに独断で支持に走ったことは知られている。
 安倍官房副長官を通してそれを促したのが谷内官房副長官補であることも知る人ぞ知ることであるが、、今朝の朝日新聞の特集記事「イラク戦争検証 日本は」に、谷内氏の「積極関与すべきだと思った」との談話が掲載されている。
 「01年12月、英国のシンクタンク責任者から『米国は02年春にも武力行使を行う』と聞いた。帰国後、日本の対応について内々に準備を始めた。国連安保理では武力行使容認決議が採択される見通しはなかった。このため湾岸戦争時の決議などで正当化出来ると思った。苦し紛れであったが、×が付く解釈とは思っていない。
 同盟国の米国が、国際社会の反対を顧みず武力行使に踏み切ろうとしている時、『やめておけ』という態度はとりえない。同時に私には、フセインへの怒りがあったので、日本はもっと積極的にかかわるべきだと思っていた」

 この発言からうかがえることは@国連決議を軽視した米国への盲従的態度、A強引かつ身勝手な決議解釈、B私憤で外交を弄ぶ感情的姿勢、の3点である。
 それをもって小泉首相の「リーダーシップ」を巧みに利用したと読める。

 周知のように、ブッシュ大統領は「フセインは大量破壊兵器を製造維持している」(03年1月一般教養演説)とし、イラク戦争の大義としてトレーラー型生物兵器製造施設、アルカイダとの関係を挙げたが、後に、いずれも「証拠はない」(米調査団04年10月)とし、濡れ衣であったことが明らかになった。
 ブッシュ自身が08年12月に米テレビで「大統領在任時の最大の痛恨事は、イラク情報の誤り」と語っている。

 米国のイラク戦争は、国連決議違反の大義のない侵略であったことは国際法上、明白である。
 ウィキリークスが暴いた米外交機密文書は、それによりイラク人が10万9千人死亡し、民間人が6万6千人以上含まれること、一例として米軍ヘリが民間人12人を機銃掃射して殺害したこと、イラク兵による拷問・虐殺を黙認したことなどを明らかにした。
 いずれも米国がひた隠していたことである。

 これは明白な戦争犯罪であり、当然、国際法廷で裁かれなくてはならない。
 谷内氏にそうした意識がいまだに希薄で、粗雑な自己弁明に汲々としているのは遺憾なことである。
 なお、朝日記事によると、日本は外交分析のない政治風土であるが、昨年、谷山博史・日本国際ボランテイアーセンター代表理事らが「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」を結成し、民主党の斉藤衆院議員らが今月2日、検証を求める議員連盟を結成した。

 独断的な小泉首相の提灯持ちをした安倍氏が福田氏を出し抜いて首相になると、谷内氏は外務次官に昇進し、ジャパニーズ・ネオコン路線の中軸を担った。
 その中で、拉致問題でも同じパターンが繰り返され、個人的な感情に走り、「一時帰国の約束違反」、横田めぐみの遺骨鑑定書捏造などの情報操作を企て、日朝関係を破綻させたのであろう。
 その具体的な検証もこれからである。
 http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/42331460.html


(新世紀人コメント)
ヤチは今もって大いに健在であり、日本をイラク戦争に引きずり込んだ確信犯と言う事だ。
全く反省なんかはないだろう。竹中と同様の人間だ。
一つ付け加えたい事は、彼が大変に思い上がった人物であるという事だ。
勝手に国と国民をあらぬ方向に引き回して行く。しかも思想らしきものも無く金融資本の欲望からでもなく、単なる属国宦官根性の思い上がりによって、特殊近代日本の科挙制度的試験社会に群がった不浄の輩共の下司根性によって、醜い生き様を晒して、ナカソネの歩んできた足取りに続いただけのことである。


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コメント
 
01. 2010年12月25日 13:26:41: E9xEuhBSMI
おいおい、いまさら側近のせいにしてもしょうがないだろ。w
小泉の対米奴隷根性とあのゆがんだ性格からすれば、官房長官がだれであろうが
ブッシュのいうとおりなんでもしていたよ。
いまさら、小泉の復権でもにらんでいるのかい? 無理無理。www

02. 2010年12月25日 14:57:09: PWRcKeskIA
>「一時帰国の約束違反」、横田めぐみの遺骨鑑定書捏造などの情報操作を企て、日朝関係を破綻させたのであろう。

横田めぐみさんの「遺骨鑑定書捏造」は北朝鮮の大嘘であることは明白。
大体、遺体を掘り起こしてからわざわざ高温で焼くなど、手の込んだ隠蔽をしたのに、
横田めぐみさんの遺骨でないことが分かってしまったので、「遺骨鑑定書捏造」だと言いふらしているだけ。

日朝関係を破綻させたのは、日本にとっては大きな功績。
小泉首相の勝手な日朝宣言に従って北朝鮮に大金を贈与するなど愚の骨頂。

著者の河信基さんは、北朝鮮の工作員?


03. 2010年12月25日 17:15:40: ibwFfuuFfU
いや、この通りだろう。谷内のレベルでないと米国も本音で話ができなかっただろう。小泉じゃあ。話が通じるのはプレスリーの歌ぐらいなもんで。

04. 2010年12月25日 19:56:34: l0D0EousDo
私も朝日新聞(購読をやめたいが、家の年寄りが長年読んでいるので)中の谷内氏の「自分にはフセインに対する怒りがあった」云々の発言を読んで驚いた。役人が個人的感情で政治の方向付けをしたと、堂々と言い放っている。憲法に抵触する罪ではないか。しかも新聞取材でこう語るところをみると、谷内氏は役人が政治をしてはならないという三権分立の民主主義の基本を知らないのであろうか。
菅政権もそうだが、日本人は政治のルールを知らなさ過ぎる。はっきり言って馬鹿すぎる。これを大問題だとも思わなかった朝日の記者もあまりに愚かだ。

05. 2010年12月25日 21:11:42: EgSfqx4MOs
>>02
遺骨のDNA鑑定結果についてウソをついているのは日本政府だというのが、学術的および国際的な常識です。
日本政府の言い分よりも、Nature誌の論評のほうがはるかに信用できる(というより鑑定結果の信頼性に疑問があるという指摘は当たり前)ことは言うまでもありません。

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