民主党は、来年の通常国会までに衆議院政治倫理審査会で小沢元代表の招致を議決する方針を決めました。菅総理大臣は、あくまでも小沢氏が出席を拒否すれば自発的な離党を促す考えを示しました。

　菅総理大臣：「党が決めたことに従えないということになれば、それはやはりご本人が出処進退を含めて考えて頂くしかないんじゃないか」

　菅総理も出席した民主党役員会では、年明けの通常国会の召集までに小沢氏の政倫審出席を議決する方針を決めました。
菅総理らは小沢氏があくまでも出席を拒否する場合には、離党勧告も視野に強硬な姿勢で臨む考えです。

これに対して、小沢氏は、自らを支持する議員に「政倫審に出ることで良くなれば出るが、そういう状況ではない」と述べて、出席しない考えを改めて示しました。

また、小沢氏は「菅総理は絶対に辞めない。衆議院の解散があるかもしれないから準備しておけ」と若手議員に指示するなど、民主党の現状に強い危機感を示しました。

（http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201227038.html）

[コメント]

菅総理はやめないという小沢の分析はそのとおりでしょう。
総理の座に固執する菅がやめるわけがないのです。

総理の座に居続けるためなら何でもやる。
それが今の菅総理の考えです。

今最も問題なのは、次国会の審議停滞です。
野党が審議協力と引き換えに要求しているのが、小沢問題の解決と仙谷、馬淵のクビです。

そしてこの記事からもわかるとおり、菅はこの要求を呑むことを決断したようです。

その一つが、政倫審出席を拒否した場合の小沢への離党勧告です。
離党勧告を拒否したら、党員資格停止で小沢を追放するでしょう。

もう一つの仙谷、馬淵のクビについても、内閣改造を示唆していることからやるつもりでしょう。

かくして、野党の審議拒否の理由がすべて解決されるので、野党としても菅政権に協力せざるを得なくなります。

菅総理は最悪の時期を脱しつつありますね。

コメント
01. 2010年12月28日 09:52:26: Rd1mOpUXZg ↑　全然そう思わないけどな。
02. 2010年12月28日 10:03:10: yvGHUo1mTE > 小沢氏は、自らを支持する議員に「政倫審に出ることで良くなれば出るが、そういう状況ではない」と述べて、出席しない考えを改めて示しました。 小沢一郎は政倫審で嘘の説明をしても政局が良くなるわけがないことを良く知っていると言うこと。 嘘を吐けば罰せられる証人喚問以外は無駄だと言うこと。 小沢一郎は国会での証言から逃げ回って、民主党の壊滅に邁進してください。 売国民主党の壊滅こそ真の「国民の生活が第一」です。
03. 2010年12月28日 10:05:17: nze2JrjUjA そうですね。 その後、マスコミの力を借りて、世論調査で支持率回復させ、これをアピールという戦略でしょう。頷けます。
04. 2010年12月28日 10:24:26: rFD4bFvk6w あほ菅の思惑通りに行く訳ないがね。
05. 2010年12月28日 10:32:39: QmyrjoZuIs 真相の道＝外道の道 空き缶にブーメランで戻って来るよ。 西東京市議選を見ればそのことぐらいわかるだろう。
06. 2010年12月28日 10:34:00: bg0qnYTEr2 問題の本質が理解出来て居ない。 支持率の低下要因の最大は、菅政権の政治実績が、国民の期待に応えて居ないからです。 菅総理の代表選で声を大にした「雇用問題」も内政・経済外交にしても、何も改善・進展して居ないから、国民は、今の民主党政権に失望して居るのです。 その政治実績を謙虚に反省もせず、野党・マスメデァの「政治と金」の呪文に惑わされての、民主党内での政局紛いの言動により民主党の活力を著しく低下させている事に気が付かない「勘違い」。 「脱小沢」が民主党の支持率改善に寄与するとの発想は、如何なる思考回路の結果であろうか？勘違いも甚だしい。例え、小沢議員を民主党から外しても、支持率には全く関係しないと考えるのが出来ないのか？プロレス観戦とは、訳が違う。国民は、それ程単純ではない。 マスメデァの世論誘導で造られた「小沢事案」。この悪のイメージの悪役の処遇を実行すれば、支持率が改善される筈との「勘違い」。民主党にとり無益の事に、気が付かない「勘違い」。 早く、マトモナ政治理念・体制に立ち返り、今の国政の閉塞を打開するように、政局紛いの行動で無く、政治の王道に基ずく政治の実行の為に、反省と覚醒を期待する。
07. 2010年12月28日 10:42:22: FMMNDyRxfA 小沢氏は審査会に出席するべきです。国策捜査だろうがマスコミの世論誘導だろうがはたまた馬鹿な執行部だろうが権力を握っているものは強いです。今の執行部には理念も道理も有りません。あるのはマスコミの世論に迎合して小沢さんを貶めることのみです。残念ですがこれが日本の現実です。せめて審査会には出るべきでしょう。そうすれば執行部がわの思惑どおりですが、その後は出席を促す名分がなくなります。その後反転攻勢に出ればいいのです。裁判が始まれば喚問は実際にはできなくなるでしょう。
08. 2010年12月28日 10:56:48: N6mTvH2dPV >>07 審査会に出ようが出まいがもはや関係ない。 審査会に出たとしても、年明けに強制起訴された段階で、菅は離党勧告を小沢に出す。 仙谷もそう示唆しているしね。 元秘書の石川でさえ、起訴されたら離党したのだ。 自民党の議員も同じ。 それを小沢だけが離党なしですまされるはずがない。 筋が通っている話だから、確実にやるだろう。 政倫審などもはやどうでもよくなっているのだ。 どちらに転んでも小沢の追放はあるわけ。 政倫審の件は菅総理にとって、起訴がすぐではなかったときのための担保でしかなくなった。 菅は小沢追放を決断し、上記２つの手段で実行に移しているということだ。
09. 2010年12月28日 12:53:48: FMMNDyRxfA そうですね。新党は３１日でできないし。裁判で無罪を勝ち取るしかないです。でも裁判は引き延ばしに合いますね。その間蛇の生殺し状態。残念です。
10. 2010年12月28日 13:24:51: Qdo2ndWm1w 09様 最高裁決定を読むと、裁判所の門前でつぷせばいいんじゃないの！?という言葉が透かしみえるんですが。

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