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明けましておめでとうございます〜メタンハイドレート採掘技術と二酸化炭素の封じ込め技術で発展する日本の「夢」(徳山勝)
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/529.html
投稿者 判官びいき 日時 2011 年 1 月 01 日 21:00:41: wiJQFJOyM8OJo
 

読者の皆様 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
旧年の最初のコラムに、筆者は政権交代後初の新春で、期待を込めてこう書いた。

今年は「コンクリートより人へ」の政治が本格的に始まる。これが実現するかどうかは、ここ数年新自由主経済の前に、ともすれば忘れられていた縄文思想の「自然との共生、簡素の美を求める豊かな心の世界」を、日本人がどれだけ思い出すかである。
その心が甦る時、環境立国日本と観光立国日本への明るい道が開けてくる。だから筆者は、日本の将来に、そして自分の心に希望を持つことが出来るのである。

だが1年経過した今、「コンクリートより人へ」の政治理念はどうなったのだろう。
高校授業料は無償化され、昨年6月に第1回の「子ども手当」が給付された。11年予算案では、この施策を反映し、文部科学省への配分額が増え、一方国土交通省への公共工事の金額が減ってはいる。だが、誰も「コンクリートより人へ」の政治理念について語ろうとしないのは、どうしてだろう。

その最大の理由は、菅内閣の誕生だ。鳩山前首相のような「友愛」と言う理念を持たず、首相の座に就くことが目的の人物が首相の座に就いてからは、政治理念が政治の世界から消えた。そして、国民が政権交代に託した「国民の生活が第一」の理念も、今や風前の灯である。そして菅氏は、首相の座を守るため、野合とも言うべき連立を画策し、小沢氏の排除を図り党内対立を煽るなど、国民の期待を裏切っている。

本稿を書きながら、昨年1月3日の本欄に寄稿した原稿に目を通している。そこにはラインホールド・ニーバーと云うドイツ系アメリカ人牧師の言葉が書いてある。
人は信念と共に若く、疑惑と共に老いる。
人は自信と共に若く、恐怖と共に老いる。
希望のある限り若く、失望と共に老いる。   (岡田義夫氏訳)

人様の容貌や顔色だけで性格や心境が分かる訳ではない。だが、今の政府首脳の顔を思い出しながら、このニーバーの言葉を読むと、何となく納得するのは筆者だけではないだろう。新年最初のコラムであるから、これ以上読者の皆さんを不快にすることは書きたくない。同じくニーバーの「年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いが来る」との言葉を信じて、理想を失わない「夢」を書きたい。

日本近海の海底に「メタンハイドレート」という資源が大量にある。メタンハドレートは別名「燃える氷」とも呼ばれる。天然ガスの主成分であるメタンガスが、高圧・低温で海底土の下にシャーベット状に固まって存在している。この採掘技術で日本は世界の先端を走っている。水深500から1500メートルの海底から、メタンが外部に洩れないようにして、如何に低コストで回収するかの技術である。

メタンガスは石油や石炭に比べ、燃焼時に排出される二酸化炭素や窒素酸化物などの大気汚染物質が少ない、相対的にクリーンなエネルギーである。そして日本近海の埋蔵量は国内の天然ガス年間消費量の100年分はあると言われている。この資源は韓国・中国はもちろん、世界各地の海底に存在するが、これの採掘を間違えると、海底からメタンガスが無限に噴出し、地球温暖化に拍車を掛ける虞がある。当然、この採掘には世界基準が設けられることになるだろう。否、しなければならないことだ。

メタンは炭素Cに4個の水素Hが結合する最も単純な炭素化合物である。従って、これまでは、ベンゼン環や高分子炭素化合物を含む石油のように、石油化学品向け原料にならないと言われていた。だが、日本の化学技術はメタンを原料にする高分子化合物製造技術でも、世界の最先端を行っている。そして、最後が、地球温暖化の主因である二酸化炭素を地中に封じ込める技術。これも日本が最先端を走っている。

これまで資源の無い国と言われた日本だが、日本近海にエネルギー資源が無尽蔵にある。これを世界に先駆け採掘する。そして、世界に先駆け、二酸化炭素を地中に封じ込める。勿論メタンハイドレートの採掘技術と二酸化炭素の封じ込め技術を世界中に販売する。これで日本政府は年間50〜100兆円の収入を得る。赤字国債が1千兆円になろうが、問題はない。こう云う国に日本をする。これが「夢」である。
 
http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=102128
 

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コメント
 
01. 2011年1月01日 22:05:57: xEZQdTnfZQ
私も以前からこのメタンハイドレートに注目していました。
だから、日本は資源のない国という言葉を聞くたびに
それは違うんじゃないと反発したくなります。
メタンハイドレートはコントロールが難しいエネルギーですが
日本の技術をもってすればエネルギー大国も夢ではないでしょう。
この事実を隠蔽し阻止するために、温暖化うんぬんのプロパガンダが
作られたのではないかとさえ勘ぐりたくなります。

02. 佐助 2011年1月01日 23:06:25: YZ1JBFFO77mpI : nCFCnbFr3M
日本近海の海底に資源が大量にあることは分かっている。そのためにスウェーデンから海底探査船を何百億も出してスクラップ船を購入した。あの阿呆が,国内にはそれ以上の海底探査船を製作できるのを知りながら古いものを購入した。確かに計測器関係はドイツに比較すると劣る,それはコストが絡んでいるからであろう。あの耐震事件でも使った計測器はドイツ製です。コストを除けば日本の製品(商品)の優位性は世界一です。なぜなら米国の人口衛星に搭載している暗視装置は0.01ルックスの真夜中でも1mmまで確認できる技術力を持っています。海底トンネルでもモグラのように自由自在に操り曲がることもできる掘削機も作れます。これはホンの一例で世界トップの技術力は少なくとも30年間は先行研究から優位性で負けないはず。ジェット機の燃料や藻だけではない。これらは過去の政府政権による開発予算の組み入れのおかげである。竹島にこだわる韓国は凄いと言える。日本の政府は馬鹿としか言いようがない。政治は経済に介入すべきでないと読売の労害が叫ぶ,彼らは疲労劣化した過去の遺物だ。

現在最新鋭の先行研究とか最新鋭のインフラ投資にはカネが回っていません,工業と農業の第二次産業革命を進めなければならないのに貿易さえ縮小させなければ、世界信用恐慌を回避できると官僚と政府は信じている。それでは景気が回復しない。そのために小沢氏が提案している財政出動するには最新鋭の先行研究とか最新鋭のインフラ投資が望ましく,最新鋭の第二次産業革命(電子蓄電発電システムや太陽光発電など)の推進による活性化がヒントになる

民主党は正しいマニフェストを大マスコミの世論操作の捏造で放棄した,悪人大マスコミの煽り捻じ曲げ大合唱でばらまきし間違ったデフレ推進策を取り始めた,2011年度一般会計予算は1997年度、2001年度当初予算より最悪,戦後最強の超緊縮予算になっている。さらに大マスコミは経済指数を捻じ曲げ国民を世論操作した。

菅総理が取り組んでいるのは、国民の生活より総理の椅子にしがみつくことだけ。100年に一度の大馬鹿総理となった。
2011年度予算では、一括交付金化はほとんどなし史上最悪の超緊縮予算,公共投資へのバラマキは実質GDPと名目GDPの乖離が進みデフレータは下降するだけ。それにしても、2011年度予算を少し下回る1兆1千ドル(約90兆円)に膨れ上がった外貨準備高は異常。まもなく財源枯渇から予算が組めなくなり、消費税増税が行われれば100%日本は終わる。官僚政治の復活さや経済オンチそして内ゲバに走るだけではない戦後最強の超緊縮予算と公共投資へのバラマキから増税,環境税と消費税増税は致命傷。すべて終わる。


03. 2011年1月01日 23:24:23: 0Py1cbdkjo
>メタンハイドレートの採掘技術と二酸化炭素の封じ込め技術を世界中に販売する。

某独立行政法人は海外の数ヶ所に研究者を派遣して技術を研修しているところです
ね。日本は遅れてます。自民党の某氏が利権を獲得しようと動き回ってますよ。



04. 2011年1月01日 23:32:53: rvNqG7Fczo
個人的には寒いより暖かいほうがよいのだが メタンガスは石油や石炭に比べ、燃焼時に排出される二酸化炭素や窒素酸化物などの大気汚染物質が少ない とあるがメタンガスは二酸化炭素の21倍の地球温暖化係数があることを知ってる?
参考URL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E5%AE%A4%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%82%AC%E3%82%B9

05. 2011年1月02日 00:25:45: qagVTbMmXE
>04様へ

だからこそ、メタンガスを空中に逃さずに回収する技術が重要。
メタンガス(CH4)は、石炭や石油 (CH2)nと較べて、炭素の含有量が少ないから
CO2の排出量が少ないのです。


06. 2011年1月02日 00:51:54: HP81ETgaSg
>>04

本文を最後までよく読むことだ。キチンと書いてあるよ↓

>これの採掘を間違えると、海底からメタンガスが無限に噴出し、地球温暖化に拍車を掛ける虞がある


07. 2011年1月02日 01:19:44: rtMrtPDD2U
板違いの投稿ですね。それに温暖化の主原因はCO2ではありませんよ
地球温暖化の主原因=CO2とするのは
「世界財閥」のプロモーションでしかありません。
日本近海にあるメタンハイドレートは日本で使用されている天然ガスの
100年分の埋蔵量があると言われていますが
南海トラフに代表されているように深海です。
利用技術や採掘技術があっても、コストが現状では全く成り立ちません。
コストに関しての理屈は石炭から石油にエネルギーの主役が代わった状況を
分析すればこの理屈はわかるはずです。
EVやFCVが普及しない理由とも重なります。

08. 2011年1月02日 14:54:23: pt0Butc0sk
>>07

板違いの投稿かどうかは、主観によって判断が分かれるところでしょう。
最近の政治家や評論家は直ぐに、財政再建だとか何とか、みみっちいことしか言わないが、新年の夢を語るのなら、もっと気宇壮大な話をしてもいいでしょう。

そう云う判断を「判官びいき」さんがしたのでしょう。
それを今日の技術レベルで批判して、何の意味があるのですか。
宇宙への夢など語ることもできなくなるでしょう。

今の日本に欠けているのは、こういう夢を語り、その実現に向かって歩む努力をしないことではないですかね。

所得倍増論も、初めは夢物語でしたよ。
夢を語る政治家が少ないことが、日本人を小さくしているのではないですかね。


09. otoppi 2011年1月03日 10:37:03: cUHXG0u8x2am6 : 9oDyJXSLLo
日本が海底資源の採掘技術で進んでいるというのは、かなり勘違いがるのではないか。

日本の大学には既に鉱物資源採掘技術を研究する大きな学科はなくなっている。日本にそのような現場がないからだ。海洋上の採掘技術に関しても、自らそのようなオペレーションのリーダーシップをとることはほとんどない。世界の海洋資源採掘技術は、既に日本の学者やビジネスマンの想像を超えた世界を築いてしまっている。

日本では、海底生物の探索に細々と深海底探索船が作られているだけ。日本が生きるためには、宇宙開発などより海底資源開発の方がよほど重要だと思うのだが、残念ながら科学技術のフロンティアとしてあまり注目されていないので、誰もリスクをとって未知の分野に挑もうとしない。

私は、宇宙開発の長期間のロマンを追うよりも、短中期の利害に大きくかかわる海底資源開発に国の総力を傾けるべきだと考える。


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