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【これで倒れなければ、世に神も仏も無い、と言っても言い過ぎでない程に断末魔の菅直人政権では有るが。。。（晴れのち曇り、時々パリ）】
2011-01-07 23:55:55
政治の世界は、素人には読めない。
と言うか、菅直人 総理本人は、何とでも切り抜けられる、と信じているらしいのが、何とも不可思議であります。
１２日に議員総会？
１３日に党大会？
「＜内閣改造＞は、その後に行う」
と言う事は、議員総会も、党大会も、問題なく切り抜けて、自分の政権の座は安泰だと、思っているのだ。
驚くではありませんか。
信じれれないでは有りませんか。
▶菅首相 人事など最終決断「党大会終わってから」（産経見出し）
＞菅直人首相は７日夕、内閣改造や民主党役員人事などの結論を出す時期について、「（１３日の民主党大会が）終わってからだ」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
【産經新聞／1月7日(金)19時36分配信】
この態度は、何なのだろう？
余裕？
鈍感？
無理解？
無責任？
世の中の一般常識からして、理解不能な発想である。
それにしても、連日「罵倒」の限りを尽くしている身としては、うんざりなのだが、それにしてもあの『仙谷』と言うご仁の無茶苦茶さ。
さすが、菅直人首相と「表裏一体」の夫唱婦随ぶり！
▶仙谷氏、野党の審議拒否めぐり メディア批判「もっと発言を」（産経見出し）
＞仙谷由人官房長官は７日午前の記者会見で、参院で問責決議を受けた仙谷氏の更迭を求めて野党側が審議拒否の構えを見せていることに関連し、「この種の審議拒否（が認められるのか）について、（報道）各社の論説の皆さんがちゃんとポジションをとり、自らの立場をはっきりさせて紙面で発言をしてほしい」と批判した。
【産經新聞／ 1月7日(金)12時55分配信】
官房機密費の大盤振る舞いをしていても、さほど効き目が無い、と思っているらしい。
マスコミを、小沢ネガキャンを張る方向に誘導する事は、検察やら財界やら官僚全体やら、共同戦線を張る友軍が沢山居るので、話は早かろう。
マスコミ自体も、運命共同体である訳だ。
ところが、現政権に対する批判、特に仙谷自身に対するバッシングは、止めさせ様にも、友軍が居ない。
官房機密費だけでは、最早玉切れらしい。
本人のヒステリーは、いや増すばかり。
挙げ句の果てには、自己批判せざるを得ない恥ずかしいハメに陥ってしまった。
▶＜仙谷長官＞「不信任と同等」主張撤回（毎日見出し）
＞仙谷由人官房長官は７日の記者会見で、野党時代の民主党が参院の問責決議と衆院の内閣不信任案可決を「同等だ」と主張していたことについて「ちょっと過剰な政治論と思う。修正、訂正すべきだろう」と述べ、当時の主張を撤回した。
【毎日新聞／1月7日(金)20時40分配信】
「前言撤回」
なんて、簡単な事では無いでしょうよ。
自身の＜哲学＞に関わる次元の問題なのだ。
コロコロ哲学を変えるか？
そう言えば、菅直人自身も、先日同じ様な事を言っていた。
▶野党時代は政局中心すぎた…菅首相、追及を反省（読売見出し）
＞首相は「私も野党議員が長く、政府を厳しく批判してきた。時の政権の政策の矛盾などを示したいと考えたからだが、今振り返ると、政局中心になりすぎて政策的な議論が十分でなかった場面も、党として、あるいは私としてあったかなと思っている」と語った。
【読売新聞／1月4日(火)20時46分配信】
どれもこれも、同じ穴のムジナ達。
自分の都合、その時の立場で、言う事を猫の目の如くに変える。
それを、いけシャアシャアと弁解する。
恥を知らぬ人間とは、かかわり合いたくないものだ。
ところが、その＜恥知らず＞たちが、日本の『ソーリダイジン』と『カンボーチョーカン』なのだから、いやでも我々の日常の関わって来る。
ああ、いやだいやだ。
その挙げ句に、日本をどん底に陥れる様な「悪辣な手だて」を、＜政策＞と称して次々と打って来る。
▶＜内閣改造＞大畠経産相の交代検討 ＴＰＰ積極派を起用へ（毎日見出し）
＞首相は４日の年頭会見でＴＰＰについて６月をめどに判断する考えを示し、５日の今年の初閣議でも「平成の開国」に取り組むよう指示した。しかし、大畠氏は閣議後の記者会見で「努力はするが、難しい情勢はある」と秋にずれ込む可能性に言及し、慎重姿勢を崩していない。
＞菅直人首相は７日、民主党大会（１３日）後に予定している内閣改造で、環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）への参加に慎重姿勢をとる大畠章宏経済産業相を交代させる検討に入った。今年を「平成の開国元年」と位置づけた首相は、他国との経済連携と農業改革を進める態勢を構築するため、ＴＰＰに積極的な人材を後任に起用したい考え。昨年９月の改造で民間から起用した片山善博総務相や、日米関係の修復など外交の立て直しを担う前原誠司外相は留任させる見通しだ。
【毎日新聞／1月8日(土)2時33分配信】
『環太平洋パートナーシップ』などと耳障りの良い表現で誤摩化しているが、「アメリカの経済に全面的に貢献します」という連判状に血判を押そうと言うだけの事。
『トヨタ』を買って貰う為に、＜日本の金融資産＞を総て差し出し、＜農業＞を壊滅させる取り決めに過ぎない。
そこまでして、アメリカに「いい子良い子」してもらいたいか。
▶日米外相会談 共通戦略目標見直しは普天間決着期限の意味（産経見出し）
＞日米外相会談で安全保障分野の協力指針となる共通戦略目標見直しに合意したことは米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾（ぎのわん）市）移設問題の決着期限が設定されたことも意味している
＞菅政権は普天間飛行場の移設先を「最低でも県外」とした約束を反故にした反省から、期限を設定することなく、時間をかけて沖縄側の理解を得る方針だ。だが、今回の合意によって、政府は沖縄側の説得に十分な時間のないまま、結論を急がざるを得なくなる。
【産經新聞／1月7日(金)22時57分配信】
第３次琉球処分。
＜「アメリカの植民地日本」の植民地＞沖縄の、孫植民地の地位の永久的固定化を目指す。
どれもこれも、何故ここまで国を売り払う様なマネが出来るのだろうか。
一体どんな神経が有れば？
いや、「売り払う」のであれば、売上金が入って来るだけ、まだマシか。
ご主人様に、「自らの意志で、自らを差し出す」という愚かさ。
菅直人の身を差し出すのなら、どうぞご勝手に。
しかし、「日本」を差し出そうと言うのだ。
幾ら「ソーリダイジン」でも、日本と言う国は、君の玩具でも所有物でもない。
これが、一年半前に国民が熱狂的に指示して権力を負託した「党」の成れの果てでる。
勿論、あの時の『民主党』では無い。
従って、あの時の国民の『選択』とは違う。
それなのに、彼等は『民主党』を名乗っている。
菅直人くん。
君の政府は、一体誰の為の政府なのだ？
▶尖閣諸島への上陸認めず…政府、石垣市に伝達（読売見出し）
＞政府は７日、尖閣諸島の行政管轄権を持つ沖縄県石垣市が求めていた同諸島への上陸を認めない方針を市側に伝えた。
＞中山義隆石垣市長は読売新聞の取材に「残念だ。尖閣諸島は石垣市の行政区域。国と同等の一行政機関として上陸を求めていて個人の要請ではない。今後も求めていく」と語った。
【読売新聞／1月7日(金)23時15分配信】
再度問う。
菅直人くん。
君は「誰の為に働いているのだ？」
政府とは、その国の国民の代表による国政機関である。
政府は、国民の為に、政治を行う組織である。
政治家とは、選んでくれた国民の為に、働く者である。
政治とは、その国の国民の「身分と財産とを守り」、その国の「平和と繁栄とを目指す」行為である筈だ。
その観点から見てみると、菅直人を代表とする、仙谷その他の現民主党政府が、日本の国と国民との為に働いているとは、どう逆立ちしても、見えない。
どこかの国の大きな力の為に、一枚の駒としての地位に汲々と縋り付いて居るとしか見えない。
その、「どこかの国」の為に画策する『霞ヶ関』の官僚達に、良い様に操られて、それに嬉々として甘んじている様にしか、見えない。
そのように行動する事に、喜びを見いだしている、としか見えない。
そのように行動する事に依って、＜首相としての地位＞を、守って行けると、信じ込んでいる様にしか、見えない。
菅直人くん。
君は一体「何がしたいの」だ？
１月１２日。
『民主党両院議員総会』
この場を無事に終えて、君の立場が「強固な物」として継続して行ける、と信じているのか？
１月１３日。
「民主党大会』
この場で、君たち一味は、リーダーシップを維持出来る、と信じているのか？
昨年の９月１４日に、菅直人を支持した「地方の党員」諸君。
及び２０６名の民主党国会議員諸君。
諸君の両日の態度が、日本の将来を決する。
それより何より、諸君自身の今後の身分を決する。
果たして、その自覚有りや？
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