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オバマ政権はもしかして わざと同盟の危機感を煽った後に沈静化を図った?(gooニュース「ニュースな英語」)
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/475.html
投稿者 gataro 日時 2010 年 1 月 14 日 10:02:41: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://news.goo.ne.jp/article/newsengw/world/newsengw-20100113-01.html

オバマ政権はもしかして わざと同盟の危機感を煽った後に沈静化を図った?
2010年1月13日(水)11:50

■本日の言葉「shift in tone」(論調の変化)■
英語メディアが伝える「JAPAN」をお伝えする水曜コラム、今週は日米外相会談を受けて、「日本に対するオバマ政権の論調が変化した」という米紙の評価などについてです。最近まで「日本にイライラしている」とメディアに情報を流していたオバマ政権がもしかしたら、直前で火消しに回ったのかもしれない。だとしたらなかなか……という邪推など。(gooニュース 加藤祐子)

○イライラが一転して

現地時間12日にホノルルで行われた岡田克也外相とヒラリー・クリントン米国務長官の日米外相会談について、同日付のワシントン・ポスト紙は記事冒頭から、クリントン長官の発言をこう紹介しています。「沖縄の米海兵隊飛行場をめぐるもめ事がアメリカと日本の同盟関係の基礎を揺るがすような事態を、オバマ政権は許さない」と(わざと直訳気味に訳しました)。

同紙は、クリントン長官の発言は「政権の論調の変化 (shift in tone) を改めて強調するものだった」と解説。オバマ政権はこれまで、普天間移設問題をめぐって日本政府に「反対を止めろと圧力をかけてきたが」、外相会談に当たってクリントン長官はむしろ、5月までに決めるという日本政府の判断を「尊重する(be respectful of)」と述べたのだと。

さらに同紙は「アメリカと日本は共に、普天間をめぐる対立を目立たなくする一方で、両国関係の長所を強調しようとしている。岡田氏は11日夜、同盟関係の重要性を宣言。民主党が昨年8月に政権を獲得して以来、民主党幹部がこれほどはっきりと同盟は重要だと明言するのは、これが初めてだった」と。つまりアメリカも日本も良好な関係維持に努力しているのだという論調です。

○オバマ政権のマスコミ活用法だった?

一週間前には同じワシントン・ポスト紙が、「オバマ政権は日本にきつく当たりすぎたか?」という社説で、「オバマ政権は日本国民と同じで、(鳩山政権に)辟易とする思いをはっきり表明している」「苛立つだけの理由があると国防総省は言う」と書き、ともかくオバマ政権は鳩山政権にイライラしているのだと強調していたことを思うと、とても興味深い掌返しです。

外相会談の直前にはウォールストリート・ジャーナル紙も、「米政権、対日同盟の『危機感』沈静化はかる(U.S. Seeks to Defuse Sense of 'Crisis' in Japan Alliance)」という記事を掲載。いわく、「米軍基地の場所をめぐる技術的とも思える食い違い」が日米同盟を脅かしかねない問題になりつつあると懸念が高まっているので、外相会談におけるクリントン国務長官の役割の一つはこの「懸念を鎮めること」だという指摘でした。オバマ政権は、普天間移設について合意順守を日本に要求しつつも、この問題をめぐる「public heat (激しさを増す論争、カッカする世論)」を落ち着かせようとしていると。

さらに記事は、「継続案件をなあなあにしようというのではないが、普天間をめぐる重箱の隅をつつくような議論や政治対立に、我々は巻き込まれるつもりは全くない」という、匿名のオバマ政権幹部のコメントを引用しています。

こうして記事を並べてみた上での私の邪推ですが、オバマ政権は意図的に、鳩山政権に対する色々なコメントをタイミングをはかりながらマスコミに流しませんでしたか? 「イライラしているんだ」とワシントン・ポスト紙に(国防総省関係者の口から)伝えた上で、会談直前になると「あまりいきり立つのは良くない」というメッセージを(政権当局者が匿名で)ウォールストリート・ジャーナルに語るという。大変なことになっているんだぞという思いをまず日本側に与えておいた上で、会議直前には「まあでもそうはいっても、同盟は大事だし」と物わかりの良いシグナルを発し、日本側が会談に入りやすいようお膳立てをすると。

もしかしてオバマ政権の計算ずくなマスコミ活用の結果、こういう新聞記事が相次いだのでしょうか? オバマ政権がそこまで一枚岩で動いているならば、ですが(国防総省と国務省とホワイトハウスの間で意思統一ができていないだけとしたら、それは現政権に始まったことではない珍しくもない話になります)。かつ米各紙が政権にいいように使われていることになるので、かなり失礼な物言いですが。だとすると、先週「オバマ政権がイライラしている」とわざわざ紹介した私も、恥ずかしながら、オバマ政権の思うままに動かされた一座の末席を汚したことになります。

○小沢氏か菅氏か

ちなみにワシントン・ポストは外相会談前の10日付で、岡田氏ならぬ小沢一郎氏を詳しく紹介していました。「対等な日米同盟」「在日米軍の縮小」を掲げる小沢氏を、「陰の将軍 (shadow shogun)」「魔法使い (wizard)」などと表現しています。「党首はつまずき、日本の強力な政治家小沢は、力を誇示する(Powerful Japanese politician Ozawa flexes his muscles as party leader falters)」という記事見出しの「flex muscles」とは、直訳すれば「筋肉を屈伸する」です。書いているブレイン・ハーディング特派員も、小沢氏につく枕詞の「剛腕」を念頭にこう表現しているかもしれないので、「powerful」はこの場合「剛腕」と意訳してもいいのかもしれません。

記事は冒頭で、「抜け目なくて厳しい、目の下がダブダブしている小沢一郎(Shrewd, stern and baggy-eyed, Ichiro Ozawa)は、40年以上も日本の権力の舞台裏で暗躍してきた」と描写。まあ何とも端的に表現したものかと思います。「昨年の選挙圧勝の首謀者」だった小沢氏は非公式に、民主党最強の「政治魔法使い(all-powerful political wizard)」になったのだと。いわく、新政権が支持率低下でつまずく中、魔法使いは「暗がりを出て表舞台に姿を現し、魔法の杖を振り始めている」と。まるで『ハリー・ポッター』のダンブルドアとか、『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフ扱いです。それともヴォルデモートにサルマンでしょうか。

現政権の実力者は小沢氏で、米政府はそんな小沢氏を「警戒しつつも、理解している」のだと言うのです。「オバマ政権内には、日本をアメリカから引き離そうと画策する怪僧ラスプーチン的な存在として小沢氏を語る者もいる。いや、小沢氏は国際情勢より選挙で勝つことを重視するベテラン政治家だという者もいる」。そして少なくとも夏の参院選までは小沢氏の影響力が拡大するのは必至だが、陸山会の土地購入問題が「民主党の将軍(DPJ Shogun)」にとって障害になっていると説明しつつ、「自民党との間に長年の忠誠関係があるため東京地検特捜部の政治的動機に対する疑問もある」と、かなりズバズバと書いています。

記事は一方で、民主党は小沢単独支配などではなく、「鳩山・小沢・菅」の三氏が権力を分け合っているのだという専門家意見も紹介。

その菅直人・新財務相については8日付のニューヨーク・タイムズが詳しく紹介しています。「日本の変化は財務相にとって難題」という見出しで、マーティン・ファクラー特派員は「まるでハリウッド映画の脚本のようだ」と切り出しています。「がっちり固められた権力機構の中でも最強組織の大掃除に、理想主義に燃える改革者が任命されるだなんて」と。

菅氏には薬害エイズ訴訟で「官僚組織と戦う政治家」というイメージが定着しているだけに、「政府の腐敗と戦う市民運動出身の菅直人氏」を「中央官庁最強の財務省」トップに任命したのは、日本政治を官僚主導から政治主導のものに改革しようとする鳩山政権の意気込みを示すものだという言うのです

特にオチはないのですが、同じ藤井裕久前財務相の辞任について、ニューヨーク・タイムズは後任の菅氏を詳しく紹介し、一方でワシントン・ポスト紙は「小沢氏は藤井裕久前財務相の辞任に大きく関わった」と書き、小沢氏の「最強の魔法使い」ぶりを書いている。その違いが、興味深いです。「鳩山・小沢・菅+岡田」(?)の民主党について、アメリカの誰が民主党の誰に注目しているのか、そのミクロな違いを日本人のこちらが注目する。注目の注目という金のガチョウ状態で、なかなか奇妙ではあります。

 

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コメント
 
01. 2010年1月14日 11:09:39
アメリカは、二重構造で、二重基準の国だと思います。ある部分は、最も民主主義が貫徹され、一方で軍産複合体が支配する、侵略国家でもあります。国の誕生の歴史と関係していると思います。翻って日本は、この、物理的進化(民主主義の進行度)すら遅れています。これは、戦後の占領支配、プロバガンダが関係してきます
。gataroさんの、今回の投稿は賛同できます。アメリカのメディアも、資本の毒が回っていますが、各紙を集めて総合すると、日本のメディアとの極端な乖離に気づきます。何故でしょう。ここに、戦後支配史の謎が隠されているんです。戦後のプロバガンダ機関が作られた経緯と、正力(CIAエージェント)→渡辺ライン(元党員)の人脈は注視する必要があります。戦後政治の固着化は、ここに端を発すると考えます。今回の、小沢問題での紙誌の統一性は、戦後の占領支配が如何に巧妙であったかを、晒しています。古典を引用すれば、歴史は、物理的には社会主義に向かうです。64年が経過して、やっと入り口に来ました。まだ、門前のところです。ルールある資本主義はまだ遠い彼方。無理解な皆を引き連れ、変革しなくてはなりません。とりあえず、現政権に期待し、下駄を預けただけですから。

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