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2010.1.17(その1)森田実の言わねばならぬ【41】 
平和・自立・調和の日本をつくるために[41]
《新・森田実の政治日誌》1.16民主党大会における小沢幹事長の無謀にして危ない「闘争宣言」に大拍手を送った民主党議員の自主性の欠如と自己判断能力の喪失を憂慮する/小沢氏は自分自身の責任で法廷闘争を行うべきである/政権と民主党全体を巻き込んではならぬ 
「利して利する勿れ」(周公)
[政治家は国民の利益をはかるべきで、自分の利益をはかってはならない] 
 1月16日(土)、日比谷公会堂で開かれた民主党大会において小沢一郎氏は「私は断固として、このようなやり方、このようなあり方について毅然として自らの信念を通し、そして闘っていく決意でございます」と述べ、検察当局との戦いを宣言した。民主党大会出席者はこの小沢氏の決意表明に拍手を送ったとのことである。民主党は党の総力を挙げて検察当局と闘うという。民主主義政党としてはあまりにも異常である。さらに小沢氏は、「ただいま総理からたいへん力強いお言葉をいただきました」と述べた。鳩山首相が小沢氏の検察当局との戦闘宣言を支持したとすれば、これは大いに問題である。鳩山首相は検察当局を含む行政府の長である。
 これは、あまりにも危険な選択である。小沢・鳩山体制が検察当局との全面戦争に突入するのは異常である。日本の政治にとって非常に危険な状況が、小沢氏によってつくられつつある。
 小沢問題は検察当局と小沢氏個人・小沢事務所の間の問題である。これを国政の中心テーマにしてはならない。小沢問題で国政をストップさせてはならない。このためには、小沢氏は政治の責任ある立場から去るべきである。幹事長を辞任し、国政と切り離し、自分自身の責任で検察当局に立ち向かうべきである。
 小沢事務所疑惑の解明は、日本の議会制民主主義のために必要である。日本の民主主義を守るためには、国会は検察当局とともに真実の解明に当たるべきである。 ところが、小沢氏は民主主義のために検察当局と闘うという。これは大きな過ちである。
 国会は小沢疑惑をうやむやにしてはならない。
 日本の政治は重大な局面に直面している。小沢疑惑の解明は国政の中心問題となった。国会で小沢氏の証人喚問等を通じて真実を解明すべきである。それができないなら、2010年夏の参院選において、国民の良識で決着させる以外に道はない。小沢独裁の暴走を許したら、日本が危なくなる。  
 
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
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