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【ワシントン＝嶋田昭浩】米上院外交委員会で対日問題を扱う東アジア・太平洋小委員会のウェッブ委員長が二十一日、本紙の取材に応じ、難航する米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）移設問題について「来月、東京や沖縄と（沖縄駐留海兵隊の一部が移転する）グアムを訪問し、話し合うつもりだ。何らかの解決策が得られることを期待している」と述べ、沖縄など地元の意向を聞いた上で検討する姿勢を強調した。
「アジア通」として知られるウェッブ委員長は「近く（日本で）行われる選挙に関連して、鳩山政権の中でいろいろな要因が働いている」とし、二十四日の名護市長選挙や今年夏の参院選を前に、与党内でさまざまな思惑が交錯している状況を指摘。その上で、「政治的なコメントをするのは訪日してからにしたい」と語った。
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