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インターネット政治の理想と現実(インターネット政治はもはや民主党のお家芸ではない)NYT  by ashlink56
http://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/637.html
投稿者 ヤマボウシ 日時 2010 年 1 月 25 日 16:23:22: WlgZY.vL1Urv.
 

カフェ メトロポリス   by ashlink56
http://d.hatena.ne.jp/trailblazing/20100119/1263875185


2010-01-19
インターネット政治の理想と現実(インターネット政治はもはや民主党のお家芸ではない)NYT


SNSやツイッターが今後どのようにこの国の政治を変えていくのだろうと期待している。そんな気分にちょっと水を指すような、1,2年早めにインターネット政治が実現しているアメリカから、インターネット政治、夢と現実というようなニュース。ROSS DOUTHAT署名の記事。

アメリカは、選挙運動におけるインターネットの可能性と、現実の政治過程での限界を急激に経験し、共和党は、民主党の使い方を模倣しながら、国民の落胆と怒りの的になりはじめた与党に対するフラストレーションを、ウェブという新しいメディアを使って増幅させている。

それがマサチューセッツ州の上院議員選挙なのだ。

有権者である、ぼくたちは、その可能性と現実を意識しておいた方がいいかもしれないが、当面は、国民の意志を発揮する選挙にどのような影響を与えるかという、夢の部分の技術論を勉強しておいた方がいいようだ。当然、政治家もではあるが。

もうちょっと詳しく、かいつまんで訳してみた。

Internet Politics From Both Sides Now

インターネット政治はもはや民主党のお家芸ではない

http://www.nytimes.com/2010/01/18/opinion/18douthat.html?ref=global&pagewanted=print

2008年の大統領選挙では民主党はインターネットを独占する気分だったはずだ。

過去何十年にもわたって、民主党はライバルの共和党が、政治資金調達、有権者の組織化、自分たちへの怒りを煽るためなど、インターネットメディア以外を不当に活用するのを眺めてきた。

1970年代に、保守系はダイレクトメールによる資金集めを始め、1990年代のはじめにはトークラジオに対してルールをもうけ、ブッシュ政権の初期には、ケーブルニュースを支配した。

ところがことインターネットとなると様子が違った。ダイレクトメール、トークラジオ、ケーブルテレビは本質的に保守的な技術であり、高齢層や中年の郊外居住者が対象だ。

インターネットは若く、センスの良い、多文化的で、リベラルな層向けのメディアだ。共和党はフォックスニュースに任せておこう。民主党は、グーグル、ユーチューブ、フェイスブックの党だ。

2008年の選挙運動では、まさにその通りのことが起こった。

共和党候補が選挙運動でインターネットをどう使っていいかわからないなかで、バラク・オバマは彼自身がインターネットと化していた。

格好良く(sleek)、変幻自在で(protean)、神出鬼没どこにでも現れる(ubiquitous)。

オバマの選挙運動がオンラインの政治資金調達、オンラインの組織化、ソーシャルメディアを完全に支配していた。このバーチャル世界での鋭さ(edge)が、リアルな世界での巨大な優位性(advantage)になり、調達額、動員された熱狂、選挙当日の応援などに現れた。

1年たった今でも、民主党の優位性の一部は引き続き残っている。しかし、オバマ大統領就任後は、その優位性はどんどん崩れてきている。

これに変わって、共和党の政治家たちがツイッターを制覇しつつある。Sarah Palinはフェイスブックに120万人の支持者を有している。そしてマサチューセッツリベラルで共和党上院議員候補のScott Brownはインターネットでの政治資金調達を使って、マサチューセッツ州のエスタブリッシュメント層を震撼とさせている。

先週の月曜日に、Brownは、オンライン資金庫から130万ドルを調達した。そして彼の運動は今週は、毎日100万ドルの調達を続けている。

オンライン上での選挙レースの様相は昨年の11月とは正反対になっている。ユーチューブ、フェイスブックのファンからツイッターのフォロワーに至るまで、Brownはその民主党のライバル候補である、Martha Coakleyに対して、かつてのオバマ的ともいえる程の優位性を享受している。

Brown候補には勝つ可能性もある。しかし勝ち負けにかかわらず、彼はオンラインの組織化活動とリベラル政治の間に特別な関係などないことを証明した。

ウェブは、ある意味インターネット前の政界とそんなに違わない。ウェブ政治でも、与党への怒りや、反対候補が生み出す熱狂に比べれば、イデオロギーはあまり重要ではないということに変わりはないのだ。

政治も他の分野と同様、理想主義たちが夢見るほどウェブの可能性は現実化してはいない。

実際、夢見る人々には現実はもっと残酷かもしれない。

ウェブが生み出す政治家との間の人工的な親密性は実際的な結果は生み出しはしないのだ。

フェイスブックで、ユーザーはSarah Palinの友達になれるし、自分の携帯には、バラク・オバマの副大統領候補(running-mate)選択のテキストメッセージが送られてくる。

しかしワシントンは依然としてワシントンのままであり、立法プロセスは立法プロセスのままで、オンラインコミュニティに比べれば、依然として現実世界の権力者たちは強大な権力を行使している。

これは多くのネットに期待した人たちが、オバマ就任の1年目に引き出したほろ苦い教訓である。

The promises of transparency have given way to the reality of backroom deal-cutting.

(透明性の約束は、密室での取引の現実に場所を譲った。)

大統領運動時のオンラインコミュニティを永久に運動し続ける政治勢力にしようとする試みもこけてしまった。

リベラル派が幻滅しているうちに、右からの模倣者が、もっと大きな失望を与えようと虎視眈々と狙っている。

オバマ政権は、ネット好きの左派が支持している政治課題から若干距離を取るようになっている。

右派の活動家は、現実性のある方法を一切提示することなしに、政府規模の縮減を約束している政治家たちのもとに結集している。Scott Brownは包括的な減税と赤字削減を同時に誓っている。結局、彼も草の根保守に対して大きな失望を与えることになるはずだ。

まあせいぜいこんなところなのだろう。インターネットはユートピア的な希望を産み出し、なかには、実現されたものもある。(ハイチへの信じられないほどの資金支援はオフラインの時代だったら、より小規模で、時間がかかり、これほど有効ではなかっただろう。)

しかし我々の政治過程に関して言えば、こういったユートピア主義は厳しい現実を経験することによってのみ学ぶことができるリアリズムを学ぶ必要があるのだ。

右派も左派もテクノロジーが変えた教訓を迅速に学ぶ方がいい。しかし政治は政治のままなのだ。(以上)  

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