(回答先: 大きなヤマ場を迎えた捜査の行方は予断を許さない。真実はどこにあるのか、国民の関心はその一点である　【北日本新聞】 投稿者 愚民党 日時 2010 年 1 月 28 日 13:08:22)

南日本新聞

社説

[小沢氏聴取] 全容解明につなげたい

( 1/26 付 )

　小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件の捜査が、大詰めを迎えている。東京地検特捜部は２３日の小沢氏の事情聴取を踏まえ、刑事責任の有無を判断するとみられる。

　捜査の焦点は、小沢氏が元私設秘書の民主党衆院議員石川知裕容疑者に土地代として渡した４億円の出どころと、報告書の虚偽記入に小沢氏が関与したかどうかである。４億円の中にゼネコンからの裏献金が含まれ、それを隠すための虚偽記入だった可能性があるとみているからだ。

　小沢氏は聴取後に会見し、事件への関与をあらためて否定した。虚偽記入は「相談や報告はなく、全く把握していない」とし、土地代の原資は自宅売却などで得たものであり、ゼネコンからの裏献金疑惑は事実無根、と特捜部にも説明したようだ。

　一方、水谷建設関係者は石川容疑者に５０００万円を渡したと供述している。特捜部は裏献金の授受現場をメモしたとみられる石川容疑者の手帳を押収しているという。

　特捜部は小沢氏の証言と石川容疑者らの供述に食い違いはないかなど検討するとみられる。慎重に捜査し「政治とカネ」をめぐる事件の全容を解明してもらいたい。

　小沢氏は会見で「包み隠さずお話し申しあげた」と述べたが、国民に対する説明は十分と言えない。さまざまな疑問が残っているからだ。

　土地代に関する小沢氏側の見解は二転三転した。陸山会による不動産所有が問題視された２００７年の会見では、今回の聴取対象となった土地代の原資を「政治献金」と説明した。だが、昨年１０月になると、「定期預金を担保にした融資金４億円」と釈明した。政治資金と個人資金をきちんと区別しているのか疑問だ。

　また、４億円もの大金をなぜ個人事務所の金庫に保管したままにしていたのか理解に苦しむ。そんな素朴な疑問にも丁寧に答えなければ、国民は納得しないだろう。

　今回の事件では民主党の姿勢も試される。捜査が拡大するにつれ、党内では検察とメディアへの反発が噴出した。聴取前に小沢氏に詳しい説明を求めた民主党議員がほとんどいなかったのも残念だ。

　国民より党内に目が向いているようでは、政権のイメージ悪化を招くだけでなく、国民の政治不信を助長する。党が独自に調査し、小沢氏の説明を検証するなど真相解明に積極的に取り組むべきである。

http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201001&storyid=21789

コメント
01. 2010年1月28日 19:11:02 それでどうなんだ。しっかりしろ。 [削除理由]：意味のない投稿
02. 2010年1月28日 21:58:49 もう説明責任は聞き飽きた。（Ｂ層）ほかに何かいえないかのか、能（脳）がないのう。

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