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2010年 01月 29日

　今デフレで困っているという。デフレというのは、物の値段が下がり続ける事らしい。値段が下がっても物の価値は変わらないわけで。つまり物の価値が下がるのではなく、モノの対価であるお金の価値が下がるわけである。今まで２０万円で生活していた人はデフレで貨幣価値が半分になれば、１０万円で過ごせるようになる。でも、物を売る立場で考えれば分かるように、同じ量の商品を売っても売り上げは半分になる。即ち稼ぎも半分になる。「需要と供給」のバランスで落ち着くところに落ち着くわけだ。

　逆がインフレだ。物価が上がり続けるということらしい。高度成長期という頃がそうだった。インフレターゲットといいう言葉があるが、国策で無理やりインフレにしてしまう事らしい。経済専門家は色々やかましいが、要はお金を増発すれば実現する。
　通貨量が２倍になれば、理屈では物価は半分になる。何も心配は要らない。対外的には日本の円の価値が半分になるだけである。（総量は同じである。）

　今、デフレで困っているという。（インフレになるのが望ましいという）。毎年毎年、税収不足もあって歳入が不足しているという。

　『なぜ？お金を印刷しないのであろうか？』予算の不足は30兆でも40兆でも、紙切れの印刷代だけで調達できる。総通貨量が増えるから適度なインフレも起こってくる。まさに一石二鳥ではないか。
　国債を引き受ける金持ちにぺこぺこ頭を下げた上に、高利の利息をつける必要は無い。お金を印刷すればいいのである。

　インフレになれば生産額はインフレで増加するから、労働者の賃金も上がる。（上がると言ってもここまではインフレの額面変更であって、価値は同じ）
　借金に追われている中小企業の借金の額面はそのままであるから実質的に謝金の負担が軽くなる。その分経営は楽になるし、新たな借金もインフレが続けば目減りしてくれるので先行投資意が出来、経済は活発になる。そうすれば本当の意味で、労働者新銀は更に上がり、潤ってくる。

　財産や貯蓄も目減りするわけだ。インフレが続く限り、貯金の額は実質減っていく。（額面は同じでも価値が下がる。）そうするとお金は溜め込むよりも、使ってその時相応のモノに交換する（即ち消費するに限る！）。経済は勢いよく回る。全てがうまく回る。なのに何故しないのか？

　相対的に見ると、借金している人に有利で、お金持ちに不利だからだ。しかしこれこそが富の再分配である。
今の政治がお金持ちのための政治だから、国はお金を増発できないわけである。情けない。 　

コメント
01. 2010年1月29日 10:14:14 インフレにすると金利が上昇するところ、金利上昇を制御しきれなくなった際に、 一番困るのが膨大な国債残高をかかえている財務省だから、インフレにできない のではないか。
02. 2010年1月29日 10:28:36 投稿者の脳みそを疑う。 通貨は、生産した価値以上の通貨を発行したら、通貨そのもの信用を失う。 まあ、アメリカはどんどん輪転機で刷りまくっているからドルは価値が下がっているが、世界のキーカレンシー（基軸通貨）だから目立たないだけであるが、アメリカはＦＲＢという”民間銀行”が通貨を発行しているから勝手ができる。 日本は、国内で通貨を刷ればその分自動的にインフレになる。
03. 2010年1月29日 10:37:45 どんどんこういう意見が出てくることが重要だと思う。 もっと多くの識者の意見を伺いたい。
04. 2010年1月29日 10:43:43 失礼ながら本投稿文を修正 ========＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 今、デフレで困っているという。（インフレになるのが望ましいという）。 毎年毎年、税収不足もあって歳入が不足しているという。 『なぜ？お金を印刷しないのであろうか？』 予算の不足は30兆でも40兆でも、紙切れの印刷代だけで調達できる。 総通貨量が増えるから適度なインフレも起こってくる。 まさに一石二鳥ではないか。 国債を引き受ける金持ちにぺこぺこ頭を下げた上に、高利の利息をつける必要は無い。 お金を印刷すればいいのである。 インフレになれば生産額はインフレで増加するから、労働者の賃金も上がる。 （上がると言ってもここまではインフレの額面変更であって、価値は同じ） 借金に追われている中小企業にとって借金の額面はそのままであるから実質的に借金の負担が軽くなる。 その分経営は楽になるし、新たな借金もインフレが続けば目減りしてくれるので先行投資の意欲が出来、経済は活発になる。 そうすれば本当の意味で、労働者賃金は更に上がり、潤ってくる。 財産や貯蓄も目減りするわけだ。インフレが続く限り、貯金の額は実質減っていく。（額面は同じでも価値が下がる。） そうするとお金は溜め込むよりも、使ってその時相応のモノに交換する（即ち消費するに限る！）。 経済は勢いよく回る。 全てがうまく回る。 なのに何故しないのか？ 相対的に見ると、借金している人に有利で、お金持ちに不利だからだ。 しかしこれこそが富の再分配である。 今の政治がお金持ちのための政治だから、国はお金を増発できないわけである。 情けない。
05. 2010年1月29日 10:48:28 いきなり上から目線で「脳みそを疑う」というコメントがくることから察して下さい。 都合の悪い勢力があるからです。
06. 2010年1月29日 10:56:51 お金の価値が半分になれば、今まで十万円の値段だった品物の値段が二十万円になると言うこと。　これ以上お札を増刷して過剰流動性資金を増加させたらどうなるのか。　増えた分は銀行に入ってしまい、投機資金に廻るから中国かアメリカに流れて言ってしまうだけ。　ウオール街やシテイーが喜ぶだろうが、日本人は益々貧乏になると思うよ。　N.T
07. 2010年1月29日 11:45:53 じゃあ預金税なんてどうかな。
08. 2010年1月29日 12:25:51 増えた分がすべて銀行に入ってしまうかどうか・・・・ちょっと疑問。 預金税はともかく、投機あるいは金融派生商品とかへの課税強化は、 あっていいのではないですか？
09. 2010年1月29日 12:55:47 お金をと経済の成立ちを最もシンプルなモデルに置き換えて考えると判り安い。 流通しているお金が減れば、その分経済が縮小するだけである。流通しているお金を増やせば適正な価格にせせることが出来る。 お金の流通を増やしてインフレ等問題が発生するのは、必要な処にお金がなく。必要でない処にお金が回るから、投資等に廻り不均衡が生じてくる。 従って、お金を本当に必要としている個人や企業にお金を無利子融資等考えるべきである。 従来のように銀行等金融機関経由の融資では、貸し方が責任を問われるので余裕のある企業にしか融資がされず。結果として不均衡が拡大してしまう。 頭の良い人は、ドンドン複雑にして専門家でなくてはならないようにし、素人を煙に巻くことに長けている。 経済指標も大企業と中小企業に分けて統計等発表されるが、中小企業の中でのバラツキが大き過ぎる。中と小、個人と木目細かく統計に取り、公開し、対策を取ることが急務である。
10. 2010年1月30日 00:23:57 あれ？デフレ？間違ってませんか？ お金を刷ってもインフレにならないのではと思います。 そもそも今は刷らなくても直ぐできます。ま〜それより 電子マネーで新通貨を発行すると面白いｗ これだとＦＲＢのようなこともできるのでは？富の収奪も可能ですし、 地域通貨もあり、マイナス金利もすぐできますねｗｗｗ

11. 地には平和を 2010年1月30日 19:53:19: inzCOfyMQ6IpM お金を印刷して貧乏人に配ってくれ。そうすれば個人消費は伸び雇用機会も増える。インフレになれば借金している人にとって有利。賃金は物価スライド制にすればいい。

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