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日刊ゲンダイ 小沢捜査を斬る!「弁護士が同席しない日本の取り調べは信用できない」
http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/207.html
投稿者 choir 日時 2010 年 1 月 31 日 14:17:56: eSFqFVaIuIMkE
 


在日50年の米国人ジャーナリスト サム・ジェームソン氏

 政治とカネをめぐる「小沢VS.検察」の攻防は、在日50年の知日派米国人ジャーナリストの目にも異様に映っている。大マスコミが小沢幹事長を犯人のように扱う現状や日本の取り調べ手法を、元ロサンゼルス・タイムス東京支局長で現在はフリーのジャーナリスト、サム・ジェームソン氏(73)が、バッサリ斬り捨てた。

●だから「地位協定」も改定できないのです
 戦争の時や昭和30年代は、日本には全く民主主義がなかった。人が逮捕されても国民に知らされない。そんな時代があった国なのに、検察の言い分を全部信用するなんて、とうてい理解できません。日本国憲法には、有罪判決が出るまでは有罪ではないという法律の基本がある。それがなかったら裁判がいらなくなってしまう。

 日本では、逮捕された後22日間、朝から晩まで寝る時間もほとんど与えず取り調べる。そのうえ弁護士が同席しない。これは大問題ですし、日米関係にも影響しています。個人的な意見ですが、最近も、沖縄で米兵のひき逃げ事件がありました。米軍側が「起訴までは身柄を渡せない」というのは、取り調べに弁護士が同席しないなら、容疑者の段階では引き渡せないということです。つまり、日本の取り調べのやり方は信用できないということ。だから「地位協定」は改定できないのです。

 検察は、裏でリークするのではなく、自分の名前を語ってテレビカメラの前で小沢さんの容疑を明確にすればいい。無責任極まりない状況です。責任ある発言は記者会見なんです。それ以外はウワサの域を出ない。新聞の政治記事に、「腹が固まったようである」という言い方がありますが、それを見た瞬間に、「この記事は読む価値がない」と判断しています。

●小沢さんは理屈に合う質問には答える人です
 小沢さんとは、細川政権の時、外国人記者のグループで毎月懇談していました。非常に論理的で、どんな質問にも答え尽くそうとしていたのが印象的でした。日本のプレスは「いつ説明責任を果たすのか」と、表面的なことばかり何度も何度も繰り返し質問するので、我慢強くない小沢さんが怒るシーンが(記者会見などで)撮影されていますが、本来、理屈に合う質問をする人には理屈に合う返事をする人です。

(マリナーズの)イチローも同じじゃないですか。シアトルに渡った最初の頃、日本の記者は「けさ、何を食べましたか」といった質問をした。イチローは職人的な野球人なので練習したいし、そんな邪魔な質問には耐えられない。小沢さんも同じタイプですよ。

 小沢さんは自分なりの政策や考え方を持っている。その意味では、日本では新しい政治家です。昔の派閥の領袖はムードと触れ合いだけだった。日本人は強い指導者が欲しい、と言いながら、本音では強い指導者が嫌いなんです。矛盾していますよ。
 

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コメント
 
01. 2010年1月31日 14:33:45

リンクは↓です。  
http://gendai.net/news.php?m=view&g=syakai&c=020&no=44463

失礼致しました。 choir


02. 2010年1月31日 14:34:58
冤罪天国の日本

これを変えなくてはいけない。なんとしても、変えなくては。
そして、変えることが出来るときが「今」なのだろうと思う。

こうした外国のジャーナリストが当たり前の発言をしているのを聞いて、マスゴミなどに席を置く者達は赤面しないのだろうか?不思議でならない。

真のジャーナリストは日本にはたった数人だなんてどーかしている。
今からでも遅くない、悪代官の配下のような身分だから仕方が無いんじゃなくて
「悪に加担すれば共犯」ということを肝に銘じろ。

それにしてもジャーナリスト、サム・ジェームソンさんの記事なんか、聞いてみると嬉しさが沸いてきますね。マトモナ人が居て本当に良かった。


それんしても


03. 2010年1月31日 19:15:03
米軍側が「起訴までは身柄を渡せない」って報道だが、ひょっとして
「取調べにおいて、人権侵害を指摘されている日本では、
 起訴までは身柄を渡せない」
といったのを、前を削って報道したのでは。

04. 2010年1月31日 19:25:23
01. 2010年1月27日 01:02:37
国連人権委員会による日本政府への勧告(2008.10)
http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-1071.html
取調べと裁判に関して以下の勧告を行った。
@代用監獄制度の廃止
A拘留期間の短縮(現在23日間)
B取調時間の制限(1日あたり取調べ時間、現在は無制限に近い)
C自白偏重を是正し、科学的証拠に依拠すること。
D黙秘権の公正な扱い
E弁護士立会いでの取調べ
F全面監視化(電子的な取調べ監視の全面化)
G上記に従わない取調官に対する制裁を行う法律の制定
麻生内閣は2008年10月に「日本の特殊な伝統」を理由に、是正を拒否。

規約第40条に基づき締約国から提出された報告の検討
 国際人権(自由権)規約委員会の総括所見 − 日本(警察検察関係)

1. (1998年に国連がおこなった日本政府に対する勧告に対する日本政府の回答について)委員会は、2008年10月28日及び29日に開かれた委員会で以下の総括所見を採択した。

2.この(日本政府からの)報告書は、2002年10月が期限であったにもかかわらず、2006年12月に提出されたことを申し述べておく。
‥‥‥‥‥‥
6. 委員会は第4回政府報告書の審査後に出された勧告の多くが履行されていないことに懸念を有する。締約国は委員会が今回並びにこれまでの総括所見で採択した勧告を実施すべきである。
‥‥‥‥‥‥
18. 代用監獄制度のもと、被疑者は、捜査を容易にするために23日間にも及ぶ期間、保釈の可能性なく、とくに逮捕後の最初の72時間においては弁護士へのアクセスも限定された状態で、警察の拘禁施設に拘禁されうるものであり、代用監獄制度は、長期に及ぶ取調べと自白を得るための濫用的な取調方法の危険を増加させる。(規約7条、9条、10条及び14条)

19. 委員会は、警察内部の規則に含まれる、被疑者の取調時間についての不十分な制限、取調べに弁護人が立ち会うことが、被疑者を説得し、真実を明らかにさせるという取調べの機能を傷つけるとの前提のもと、弁護人が取調べから排除されていること、取調べ中の電子的監視方法が、しばしば被疑者による自白の記録に限定され、散発的かつ選択的に用いられていることに懸念をもって注目する。また、主として自白に基づく非常に高い有罪率についても繰り返し懸念を表明する。このような有罪に死刑判決が含まれることに関して、この懸念はさらに深刻なものとなる。(規約7条、9条及び14条)
‥‥‥‥‥‥
34.締約国は、委員会による上記パラグラフ17、18、19及び21の各勧告について、1年以内にフォローアップ情報を提供しなくてはならない。


05. 2010年1月31日 22:02:41
外国では職能に対するプライドや独立性があるが、日本は単なる商売でやっている者が多すぎる。
弁護士と言えども例外ではない。植草氏が弁護団を解任したりその他の事例でも被疑者の信頼を失い解任されるケースは多々ある。
まして、検事出身の弁護士など検察目線で弁護してるのと変わりない。これはTVなどに出てくる検察出身の弁護士の発言を見ればわかる通りである。有罪率99.99%の起訴などと言われる悪評が高い検察に理解をかなり示すのである。

私の友人に横須賀基地問題関係をやっている弁護士がいるが、とても正義とわ思えない発言をする。「弁護は調整だ。」などと平気で言うのだ。つまり訴訟相手と調整するというのだ。こんな調子では腐れ切った検察や裁判所に理解を示すのも当然で、冤罪や不当判決があとを断たないのも頷ける。
自分の依頼者勝利のために真剣に戦う姿勢などないのだ。

こういう弁護士がすべてとは思わないが、多くはこういうのが日本の弁護士の実態だ。
もし検察と馴れない弁護士や「調整弁護士」などにでも当たろうものなら、形式だけの立ち会いになる可能性さえあり、そなっては裁判で被疑者が取り調べのあり方を抗議してもそれこそ相手にされなくなってしまうからだ。検察側のアリバイ作りになりかねない。

取り調べ立ち会いなどの議論には、弁護士の職能意識の実態と向上を不問にする訳にはいかない。


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