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容疑者「可視化」求め黙秘 読谷ひき逃げ米兵逮捕(琉球新報)
http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/250.html
投稿者 gataro 日時 2010 年 2 月 11 日 09:12:18: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-155353-storytopic-111.html
ウェブ魚拓:http://megalodon.jp/2010-0211-0135-11/ryukyushimpo.jp/news/storyid-155353-storytopic-111.html

容疑者「可視化」求め黙秘 読谷ひき逃げ米兵逮捕
2010年1月9日


警察の取り調べの比較


取り調べに対する両者の主張

 今回の事件で、ひき逃げ容疑の立件には2等軍曹の供述が鍵となるが、2等軍曹は取り調べの全面可視化(録音・録画)や弁護人(法務官)の立ち会いがない聴取には応じないとしている。これに対し県警は、法整備がないとして、可視化は認めず取り調べを進めている。

 逮捕後の取り調べは、受忍義務がある刑事訴訟法に基づいて2等軍曹の事情聴取が8日、始まったが、弁護人によると、2等軍曹は「(取調官には)弁護人の立ち会いがなければ供述拒否権を行使すると伝えた」と話すなど、黙秘を続けているという。

 可視化について、検察庁は冤罪(えんざい)や無罪判決などを受け2008年から試行を始めたが、対象は裁判員裁判に関する事件に限る上、全過程ではなく自白調書を読み聞かせる場面など一部にとどまっている。弁護人の立ち会いは認めていない。

 一方、アメリカは逮捕後の取り調べには判例法上、弁護人立ち会いが認められている。録音・録画も多くの州で認められ、イリノイ州では05年に可視化が法律で定められた。日米地位協定では録音・録画の規定はないが、法務官の立ち会いは容認されている。

 日米地位協定では、04年の運用改善の合意で「米軍人容疑者の起訴前身柄引き渡しを日本が求める場合、取り調べに米側捜査官の同席を認める」と合意した。ただ、今回のひき逃げ死亡事件は、米側が起訴前の引き渡しで好意的考慮を払うとした「凶悪犯罪」に該当しないと判断されたため、起訴後の引き渡しとなり、米側関係者(法務官)の立ち会いは認められない。

 2等軍曹は事件発生から4日後、任意の事情聴取に2日間応じたが、県警作文の供述調書に「ニュアンスが違う」と反発。それ以降の取り調べを拒否し、可視化や一問一答式での取り調べを要求。県警は可視化を認めず任意の出頭を要請していた。

 弁護人の高江洲歳満弁護士は「密室で取り調べを行う日本の捜査が問題だ。密室での取り調べは米国で『拷問の名残が残る歴史的遺物』ととらえられている。公正な取り調べのために、可視化や弁護士の立ち会いを進めるべきだ」と指摘している。
(謝花史哲)


 

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コメント
 
01. 2010年2月11日 09:23:26
可視化もない野蛮な国の取調べはごめんだということだ。
当然だろう。

地位協定の改定のためにも、さっさと可視化を進めなければならない。


02. 2010年2月11日 10:01:17
>弁護人の高江洲歳満弁護士は「密室で取り調べを行う日本の捜査が問題だ。密室での取り調べは米国で『拷問の名残が残る歴史的遺物』ととらえられている。公正な取り調べのために、可視化や弁護士の立ち会いを進めるべきだ」と指摘している。
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>>01さんに同意。

拷問取り調べの実態が次々に明らかになっている、日本の警察と検察。「名残が残る」なんて生易しいものではない。拷問を続けるために、可視化を阻止しようとしている暴力集団だ!

高江洲歳満弁護士の指摘は、当然だ。


03. 2010年2月11日 13:29:09
>>1の意見が当然なんだが、
過去に反米キチガイが、一方では政府や検察に反対するため可視化を支持しながら
他方では出頭しなかったり兵士を差し出さない米軍を責め、話を地位協定改定なんてほうに持って行っていたのだから、
政治的な連中の言うことは当てにならないとつくづく思う。

04. 2010年2月11日 17:19:30
取り調べの全面可視化(録音・録画)や弁護人(法務官)の立ち会いは早急に法整備をすべきと思います。

しかし、日本では可視化が行われいないという前提で、在日米軍は駐留しており、地位協定はあるのではないでしょうか。

人権無視だというのなら、亜米利加軍はあめりかへ帰られては如何ですか。

後出しジャンケンのような法理は通用しないと思います。


05. 2010年2月11日 20:08:27
2万歩譲って、ヤンキーさんよ頑張って取り調べの全面可視化と弁護人同席化のきっかけを作ってくれ。
 残念だが我が日本国は外圧が無いと改革はできない。

06. 2010年2月11日 21:24:38
05に同意

07. 2010年2月11日 23:55:55
過去に米兵犯罪の引き渡し問題が起きた時は「可視化なしが悪い」と
主張すると必ず『アメリカ手先』扱いされてきたのを考えるとよい環境になったと思います(まあ小沢その他をかばいたいという不純な動機が原因なことはさておき)。

アメリカの『年次改革要望書』というものもこのサイトの多数派の人にはきわめて評判悪いのですが、
実際は日本の革新派官僚がアメリカ側の外圧を利用するための道具として、
要請して入れて貰っている項目がかなりあると思っています。
可視化項目も年次改革要望書に入れてもらえていればもっと早く実現したでしょうね。


08. 2010年2月12日 07:41:51
>04

単細胞だなあ。それではただ単に米軍撤退の論理にしかならないではないか。
しかも、その「論理」は、可視化以上に実現可能性が低いだろう。日本の主権者が「アメリカに帰れ」と米軍に言うということは、日米安保を廃棄するということなのだから。そうしたかったら自分たちでそう決めれば? といわれておわりじゃん。

そうではなく、地位協定存続の理屈=「お前らは野蛮な国家であり、米軍人はその野蛮な国家を守るために駐留するのだけれども、米軍人も基本的人権のある自国民の1人であるからには、彼らが容疑者として取り調べられる際にその野蛮な法律を適応されてはかまわない」という理屈を無効化するための法整備をしていく必要があるといっているんだよ。


09. 2010年2月12日 14:16:30
アメリカの警察を見ると、被疑者の取り調べは必ず同性・同民族の取調官が行っていますね。これは人種差別主張を防ぐためでしょう。

日本でも本土では部落民の警官が雇用されていますが、(朝鮮や中国系の警官についてはわかりません)
沖縄警察では黒人(こちらは黒人×琉球人でOK)および白人(こちらは難しいから混血?)+フィリピン系くらいの警官を雇用して米国人の取調べの準備を必ず行っているのでしょうか。
通訳とかではなく、同人種の取調べ官が取調べを行うのは、人種差別の怖れも減らせるために絶対必要です。


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