http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html

２０１０年２月１１日（木） 鈴 木 宗 男

　新聞各紙はじめテレビは、石川知裕代議士が明日１２日にも離党すると報道している。しかし石川代議士は、本日１１日夕方、離党届を提出した。大きな重い決断を、自らの判断で下したのである。
　選挙で選ばれた政治家は、自身の出処進退を個人の判断で身勝手には下せない。支えて下さった後援会、支持者の思いを受け止め、更に理解を戴いた上で結論を出すことになる。
　昨日１０日午前１０時に、「石川代議士 今日にも離党か」というニュースが走り、驚いた。検察のリークもいけないが、政治家のリークも良くない。
　その日の午前１０時、私の所に関係者が「今日にも離党させたい」と言ってきたので、「ふざけるな！昨日９日、地元帯広で民主党北海道第１１区総支部・石川知裕後援会の会合を持ち、その総意は『離党も辞職もせず、頑張れ。石川を信じている。あとは石川に一任する』との声だった。一日も経たないうちに外堀を埋めるとは、後援者、支援者に失礼ではないか！」と強く申し上げた。
　本日、石川代議士は地元に帰り、民主党支部、後援会役員に礼を尽くし、その上で記者会見をし、離党を発表した。
　「水谷建設から不正なお金をもらったのではないか」という一方的な検察の間違った思いこみでスタートした、今回の作られた事件ではなかったか。結果は、ゼネコンからの不正なお金はもらっていなかったのである。
　政治資金収支報告書への不記載、ミスはよくあることである。良かれと判断したことが、後に間違いであったと指摘され、修正することは多々ある。このことで石川代議士を極悪非道であるかのような扱いをすることはいかがなものだろうかと、私は冷静に見てきた。
　石川代議士は臆することなく、事実を裁判で堂々と述べ、どんな捜査、取調べが行われたのか、真実を明らかにして戴きたい。検察のリークによる、裏付けのとれない間違った報道で誤解している国民に、きちんとわかりやすく「事実はこうです」と、公判で述べて戴きたい。
　石川代議士のおかれている立場を私はよく理解し、最後まで私のできる範囲で支えて参りたい。人間、「情じょう」がなくなったら終わりである。
　「一寸の虫にも五分の魂」である。石川代議士には、「今に見ておれ」の気概を持って闘って戴きたい。
　７時５５分羽田発で女満別空港へ。
　１１時半から北見市留辺蘂町で新党大地支部・鈴木宗男後援会の交礼会。
　１８時から網走管内美幌ブロック（美幌町・津別町・大空町）新党大地支部・鈴木宗男後援会の交礼会。
　政治風土厳しいオホーツクで、変わらざる熱心な人が大勢参加して下さり、盛大に行うことができた。
　１４時から北見市で、私の秘書であり、北見市議会議員でもある森部もりべひろし市議会議員立候補予定者の事務所開き。早いもので五期目の挑戦だ。必勝を期して神事を行う。
　北見市内にお知り合い、ご友人、ご親戚がいらっしゃれば、是非ともご紹介を戴きたい。

　

コメント
01. 2010年2月11日 21:57:45 >>その日の午前１０時、私の所に関係者が「今日にも離党させたい」と言ってきたので・・・・ 関係者って誰ですか。
02. 2010年2月11日 22:26:22 離党する必要無かったのに。
03. 2010年2月11日 23:02:58 やっぱり、民主党はだめだな 何で、離党さなければならないのだ 離党する必要はないと思う
04. 2010年2月11日 23:27:25 ０３ 「離党さ」の次に、「せ」が抜けていました→「離党させなければならないのだ」 に訂正です 　でも、失望しましたね　 　なんとか、頑張ってくれないか　　と思っていましたが......。
05. 2010年2月11日 23:28:20 ０３ 「離党さ」の次に、「せ」が抜けていました→「何で離党させなければならないのだ」 に訂正です 　でも、失望しましたね　 　なんとか、頑張ってくれないか　　と思っていましたが......。
06. 2010年2月11日 23:46:20 離党しないで、国会で堂々と自民と対決してほしかった、自民は犬の遠吠えでさわぐだけ、下手をすれば返り血をあびるし、内心はビビッテる。
07. 2010年2月12日 00:18:23 もちろん離党する必要はなかった。 けれど、この国には「推定無罪」という民主主義の原則が、絶望的とも言えるほどまったく浸透していない。弁護士資格を持つ議員も少なくはないが、そいつらの口からもそれを語られることもない。 そんな現状を見れば、いったん身を引くというのは、現実的な対応かもしれないし、ひょっとすると、石川議員は、参考人招致に応じたり、その他インタビューを受けたりということで、自分の体験を語るために、一度、身軽になるという判断をしたのかもしれない。 そういう局面ごとにさまざまな判断をしなければならないのも政治家の宿命だし。 そのスタートから大きな判断を迫られたが、石川議員は政治家としてきちっと政治的な判断をしたのだと思う。 彼に対しては、あまり「教条的」にならず、大きな目で見守ってあげたいと思っていたりもする。 裁判では恐らく無罪だろうし、そうなったら遠慮なく復党すればいいのだ。
08. 2010年2月12日 00:20:30 民主党の一部の馬鹿どもは、責める相手を完全に間違えている。というよりそんなこと百も承知の上で利敵行為をやっているんだから、追い出すしか手がないか。
09. 2010年2月12日 01:00:24 >>07 まったく同感です。離党したほうがしゃべりやすいことも多々あるでしょうね。
10. 2010年2月12日 02:35:45 出来れば、鈴木宗男議員の所（新党大地）で石川議員を拾ってほしい。。。

11. 2010年2月12日 03:39:29 離党はほんとうに残念だ。しかし、>01にあるように、民主党には検察やマスコミに跪く党内の反民主主義者がいる。しかし、その存在も明るみに出つつあって、恐らく反小沢キャンペーンを展開し、鳩山を誘導しているこいつらをきちんと敵だと見定めなければならない。 菅直人の元政策秘書、松田光世のtwitterがフォロワーを伸ばしているが、奴は反小沢キャンペーンを張ってきた松田賢弥とグルだってことをtwitterの記事で自慢している。菅が反小沢の態度を取らなかったから、菅と対立したことも認めている。検察の小沢潰しが半ば成功したこと、枝野が行刷相に選ばれたことを露骨に喜んでいて、もっと小沢を排斥しろと主張している。小沢潰し成功の嬉しさのあまり、枝野の処遇を含め、自分が反小沢キャンペーンを展開してきたことを隠してもいない。ただし、菅と現在も繋がっていることを仄めかしているが、ただの自己顕示で、菅にとってはとっても迷惑なことだろう。 要するに、メディアを使って反小沢キャンペーンを仕掛けてきた勢力の一角に松田光世がいる。一時、週刊現代にも籍を置いていたし、反小沢キャンペーンをあらゆるメディアに向けて仕掛けてきたわけだ。 自己顕示欲の塊であるこいつのtwitterを読めば、党内の反小沢キャンペーン仕掛け人達の姿がが明るみに出てくることだろう。
12. 2010年2月12日 06:15:59 無罪が確定したとき万雷の拍手で民主党の仲間に迎え入れるという光景はさぞかしインパクトがあることでしょう。そうして欲しいと願ってます。それまで孤独にならずにがんばってください。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます（表示まで20秒程度時間がかかります。）
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
フォローアップ:

　次へ 　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・ＮＨＫ80掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。