(回答先: 政権交代から政治とカネに、目を移すムラ社会 投稿者 伊予次郎 日時 2010 年 2 月 13 日 17:02:33)

　おいらは政権交代を否定している訳でもないし、ムラ社会の構造的問題では政治とカネをメインのテーマにしている訳ではない。

　無論、政治とカネの問題は大きなテーマではあるが、ここで言いたかったのは、農耕民族の運命共同体として機能してきたムラ社会文化が今やあらゆる階層で権力維持の装置としてしか機能してないのではないかということだ。

　自陣の不祥事に対しては法的に問題ないとか敵の敵は味方ならぬ、自分たちに仇名すものは敵（ここまでは問題ない）であり、そいつらは手を組んでいる（例えば自民党と共産党、検察とマスコミ）とする論を展開している。
　こういう排他的で身内同士に甘えがあるようなムラ社会的構造は、自民党の民主党に対する金権批判がブーメランになっていると揶揄されるように同じ論理が何れ民主党にもブーメランになって返ってくることに何れはなるであろうことが容易に推察される。
　また、こういったやり取りは結局は誹謗中傷の応酬になり、根本的な問題の解決には結びつかないのではないのか。
　まぁ、政治屋としてはその方がやりやすくて都合のいいのかもしれんが・・・。

　最近、ベーシック・インカムや共生というキーワードが取りざたされるようになってきているが、これからは、こういった、排他的ムラ社会というシステムを脱して、それぞれのコミュニティーがお互いに連携し合いながらやっていけるような社会システムを目指すべきではないのかということを言いたかったのだが・・・。

　で、カネの問題だが、天井知らずの政治献金は何をもたらすんだろうね・・・。 　

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