湯浅氏は、立派な出処進退です。

鳩山・平野コンビがすることはどうも麻生っぽい、上辺だけと感じ始めた今日この頃。

新自由主義に対抗して、貧困を撲滅するには、政治を変える以外、方法はありません。
政治を変えなければ貧困を生み出す構造を解消することはできません。
そして、政治を変えるには、反貧困勢力の側から、政権指導者を出すことが必要です。

新自由主義側の竹中平蔵氏は、小泉内閣時代、参議院議員となり、
経済財政政策担当大臣、金融担当大臣、内閣府特命担当大臣（金融担当）、
内閣府特命担当大臣（経済財政政策担当）、総務大臣などを歴任し、
この国の“司令塔”としてわが国を動かしていました。

同じように、反貧困勢力側も、候補者を出し、参議院議員となり
政権内指導者として、この国を動かしていただきたい。
そうなって、はじめて、この国の「構造」を改めることができます。
私は、湯浅誠氏や雨宮処凛氏らがその任にふさわしいと思います。
湯浅氏らは、この国の“司令塔”になっていただきたい。
（もちろん、“司令塔”を支える官庁の“御用学者”ではない経済政策・労働政策・社会保障政策のブレーンも必要です）

以上の理由から、
湯浅氏らが比例区で民主党or社民党から立候補することを提案します。

関連：
地方分権という「正義」が湯浅誠氏を悩ませる
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-6d5f.html

賛成します。
某ＮＨＫの放送でも、その洞察と現実視線で同時出演の政治家や経済人を圧倒していました。

湯浅氏、やっと時の政権や実力者に取り入って出世を狙ってるような人ではない、
あの運動もシリアスにやっていた人だと証明されたばかりなのに、
これで与党で立候補なんかしたら好印象帳消しになるよ。

まあ>>6は「新自由主義勢力」対「反貧困勢力」なんて対立を夢想している政治家思考だからしょうがないのかもしれないが。