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インタビューズ （2010年02月19日）
単式・複式簿記の違いが解れば小沢氏政治資金問題は氷解する
細野祐二氏（公認会計士）インタビュー

以前にマル激にも出演している「公認会計士対特捜検察」著者で公認会計士の細野祐二氏が、小沢氏の資金管理団体による政治資金収支報告書の虚偽記載問題は、単に当時の会計責任者だった石川知裕氏（現衆議院議員・政治資金規正法違反で起訴）が、収支計算の基本となる複式簿記を理解していないことから起きた問題と考えてまちがいないだろうと指摘する論文を発表して、話題を呼んでいる。（細野氏の論文はこちら（ここでは本人の承諾を得ていますが、転載は自由とのこと））
　細野氏によると、何千何万という企業の財務諸表を見てきた会計士の目には、石川氏の行った収支報告が「真面目な性格で、複式簿記を理解していない素人が陥る典型的な過ち」（細野氏）であることは明らかで、同じく複式簿記を理解していない特捜検察が、それを勝手に解釈してストーリーを描き、その線に沿って無理な捜査を進めた結果、誰にとっても不幸な結果を生んでいると言うのだ。
　自身も検察と真っ向対決し、今最高裁の判決を待つ細野氏を、2月19日、築地の事務所に訪ねた。
　尚、細野氏が関与したとされるキャッツ事件についての詳細は、マル激トーク・オン・ディマンド 第363回（2008年03月16日）「公認会計士は、なぜ特捜検察と戦うのか」　をご覧ください。

プロフィール
細野 祐二ほその ゆうじ
（公認会計士）1953年三重県生まれ。78年早稲田大学政経学部卒業。82年公認会計士登録。78年よりＫＰＭＧ日本に入所し、会計監査および、コンサルタント業務に従事。06年公認会計士細野祐二事務所開設。04年、キャッツ事件にからみ有価証券報告書虚偽記載容疑で逮捕・起訴。06年東京地裁で懲役2年執行猶予4年の有罪判決を受ける。07年東京高裁は控訴棄却。現在、最高裁に上告し係争中。著書に「公認会計士vs特捜検察」「司法に経済犯罪は裁けるか」など。
　

コメント
01. 2010年2月20日 20:41:47 公認会計士は公務員上級並の難しい資格です。町の税理士よりうんと難しい。 私も簿記３級＝幼稚園程度の資格は取得しました。 せめて、検察官も私程度の資格を取得してもらいたいと思っております！！ 検察捜査に思うことは、簿記４級か？・バランスシートの不審点も解明できない 　これは、恣意的捜査のたまもの・・それもできない無能力集団に給料（税金払う必要性が見つかりません）。 　取り調べの基本も理解できない彼らに、何の資格があるのか！！司法試験がそんなに賢いのか！！検事が偉いのか！！資本（金）が偉いのか！！ 　　　　無給で書き込む阿修羅読者が一番偉いのでは・・・ 皆さんの批判はいつでも読ませて頂きます、場外からですが！！ 　賛同意見一行でも、一言でも・？でも・そこに込められた方の心情がある
02. 2010年2月20日 22:43:05 けっこう気になって、分析している人がいないか見て回ってますけど 事実認定が曖昧のような感じですからなんともいえない気もします。ここで 細野氏と対立する見解は無理でしょうなｗｗｗたぶん、どこまでいっても 平行線だとおもいますよ。とりあえずは不起訴ですから、参考意見程度でしょう。 立証責任は検察にあります。無実であることを証明する必要はありません。 裁判で決着をつけたほうがすっきりしますが、何年かかることやら。 細野氏も「・・・素人が陥る典型的な過ち」と認めていますから。 なんて勝手な解釈もできますね。 ま、両極端はやめましょう。みんな勝手にストーリーを作ってるような印象ですがｗｗｗ
03. 2010年2月21日 07:18:47 　　　　　　少し長いビデオですが必見です。　　 財務諸表がすべてを語っており、それで、起訴できない検察のバカさかげんが明白です。 　単式簿記（部分単式）と複式簿記で解明されております。 検察は、あらゆる別件捜査をしても、起訴できるものがなにもなかった 複式簿記で捜査したが、金銭の流れを３０年以上前から、それ以上の小沢さんが生まれる前から金銭の流れを検察は立証しなければ無理だと言うことです。 　　　　　　　　　　　陸山会会計処理の正しさ　 金銭の発生＝現金収入開始時点から、会計帳簿ですべてが確認できており、違法収入（やみ献金）がなかったのですから。 　　　　　安易に、説明責任という方の能力が皆無と言うことでしょう。 　犯罪事実の無い強制捜査を行った検察と検察の請求により、安易に強制捜査許可を出した裁判官の責任はとんでもなく重大で、この国の司法制度の根幹を揺るがすものになるでしょう。
04. 2010年2月21日 08:41:52 闇買いせずに餓死を選んだ二人 戦後、家人が闇外買いにより急場をしのごうとしたが、山口判事は”人を裁く裁判官の身でどうしてヤミが出来るか、給料でやって行け”と家人をしかりつけ 、敢然ヤミと闘って餓死する。もう一人の方は亀尾さんですが、コメントがわかりません。 山口良忠　東京地裁判事 亀尾栄四郎　旧制東京高校ドイツ語教授

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