【朝日新聞世論調査（前回衆院選直前と今回）を分析すると、国民は冷静】加藤

http://www.asahi.com/politics/update/0222/TKY201002210317.html
朝日の記事は公平性を出そうと苦慮しているが、やはり政治と金の問題に拘っている。
首相と幹事長に対するネガティブキャンペーンを露骨に繰り広げてきた上での内閣支持率など無意味で有害である。それでも、朝日記事のたった１行（政党支持率）を分析すると、国民が冷静に判断していることが見えてくる。

（分析の結論）
１．比例区得票率は民主微増で４４％、自民微減で２５％。（ただし、誤差範囲内）
２．ただし、民主から５％、自民からも５％、合計１０％が浮動化している。
３．この結果から、国民（市民）は冷静に判断していると考えられる。
４．民主からの５％浮動化の原因：普天間、景気対策、検察とマスコミ問題への遅速な対応
５．自民からの５％浮動化の原因：ネガティブキャンペーンのブラーメン、新たな景気対策なし

（詳細説明）
①衆院選直前調査における民主比例３７％と自民比例２２％の合計は５９％で、投票率に近かった。
浮動票が少なくなり、投票先がほぼ決まっていた時点での世論調査であることを意味する。
この合計５９％を衆院選得票率の両党合計６９％で補正（各党支持率×６９％／５９％）すると、
民主４３％、自民２６％となり、この値は衆院選比例区実績得票率と１％の誤差であった。

②今回朝日調査では民主３２％、自民１８％であり、両党合計は５０％である。
投票率が６５％と仮定すると、１０％が浮動化している。
この１０％の不動化は、両党支持率の低下率から、各々５％ずつ浮動化したと考える。
この合計５０％を衆院選得票率の両党合計６９％で補正（各党支持率×６９％／５０％）すると、
民主４４％、自民２５％となる。
浮動化１０％に注意を要するが、今年参院選でも昨年衆院選と同じ結果がでる可能性を示唆している。　

01. 2010年2月22日 13:47:41
まだ自滅党が残ることは、多いに不満だが、あれだけ痴検に
因縁つけられたことを考えると、昨年衆院選と同じ結果なら
ま、許せるか。

02. 2010年2月23日 01:48:45
詳しい分析、ありがたい。
それにしても、小沢氏は政治資金問題を国会で説明すべきだ、幹事長を辞任すべきだ、などの問いかけは、設問にくだくだしい説明を加えており、答えを誘導する禁じ手の調査になっている。「けしからん」と騒ぎになっていますが、けしからんですか、と問うような世論調査は、不公正な手法の典型だ。何が何でも「政治とカネ」に話を持ってゆく、強引な宣伝にすぎない。そもそも小沢氏の何が悪いか、それも言わないで、何を説明しろと言うのか。子供の議論では相手にできない。
ただ、鳩ポッポは、予算を通したら、きつい気合を示した方がいい、革命だと言ったのに、検察は公正だの、前言ひるがえしだの、小沢擁護不足など、甘ちゃんになって人気を落としている。検察が公正なら、資金問題は不当になり、泥沼を抜け出せない。官房機密費持ち出しにすら負けてしまっている。ベクトルをそろえないと攻撃できない。その辺、ベクトルだけで勝った小泉氏に学ぶべきだ。

03. 2010年2月23日 10:01:27
民主党は、もう少し悪賢くなったほうがいいと思います。相手は鵺のような輩です小泉に付いていた、禿げ狸の様な人物はいないのか。早く何か手を打たないと、偏向報道は終わらない。動きが鈍いのでは？

04. 2010年2月23日 23:00:23
楽観は禁物。浮動票は「みんなの党」へ行くのでは？と朝日が書いてる。
本日２３日の日刊げんだいは、鳩山首相の甘チャンぶりを一喝しているよ。
どうにかならないのかね、この首相。せっかくの「政権交代」が泣くぜ。
どうして、もっと堂々とやらないのかな。「政治と金が影響した」なんてことばではなく、「もっとしっかりやれと言う、選挙民の叱咤だ」位のことは言え！て～の。

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