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【小沢一郎氏攻撃メディア談合組織「三宝会」A】:by 植草一秀の『知られざる真実』
http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/141.html
投稿者 matuoka yuuji 日時 2010 年 2 月 23 日 15:04:36: noT716RWWrvIk
 

【出典リンク】:by 植草一秀の『知られざる真実』2010年2月20日

  http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-859f.html" target="_blank">http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-859f.html

2010年2月20日 (土)
小沢一郎氏攻撃メディア談合組織「三宝会」A

昨日、民主党の小沢一郎氏に対するメディア攻撃の談合組織である「三宝会」についての記事を掲載した。まったく気付かなかったが、「Electronic Journal」様が2月18日付記事「三宝会/小沢潰しを狙う組織」(EJ第2756号)を掲載されていた。そのなかで平野貞夫氏の著書『平成政治20年史』を紹介されていた。驚くべき偶然であるが、「Electronic Journal」様の記事について言及できなかったことをお詫びしたい。
「Electronic Journal」様がすでに紹介されているが、平野貞夫氏は昨年8月に『わが友・小沢一郎』を出版された。総選挙を目前にして、小沢氏の実像を国民の前に明らかにした。
 
わが友・小沢一郎

著者:平野 貞夫
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する
『わが友・小沢一郎』にも「三宝会」についての言及がある。以下に該当部分を転載する。
「村山首相が政権を投げ出し、橋本龍太郎が後継首相となるや、竹下は自分の意に反して政治改革を進め、自民党を壊そうとする小沢を潰すため、「三宝会」なる組織を作った。設立の目的は
「情報を早く正確にキャッチし、(中略)、行動の指針とするため、(中略)立場を異にする各分野の仲間だちと円滑な人間関係を築き上げていく」
というものだった。
 メンバーは最高顧問に竹下、政界からは竹下の息がかかった政治家、財界からは関本忠弘NEC会長ら6人、世話人10人の中で5人が大于マスコミ幹部、個人会員の中には現・前の内閣情報調査室長が参加した。
 要するに新聞、テレビ、雑誌などで活躍しているジャーナリストを中心に、政治改革や行政改革に反対する政・官・財の関係者が、定期的に情報交換する談合組織だ。この三宝会が最も機能したのが「小沢バッシング」で、ここに参加したジャーナリストのほとんどが現在でも小沢批判を繰り返している。「三宝会」の活動の成果は、日本中に小沢は「剛腕」「傲慢」「コワモテ」「わがまま」「生意気」などと、政治家としてマイナスのイメージをまき散らしたことだ。それでも小沢は政界で生き残つているのだが・・・・・・。」
 この文章のすぐ後に
「「小沢はカネに汚い」は本当か」
と題する文章が続くので、併せて紹介する。

「もうひとつ、小沢が誤解されている難題に、田中、竹下、金丸とつながる「政治資金」の問題がある。これについても、意図的な情報操作が続いているので、私なりに誤解を解いておきたい。
 平成5年6月、小沢と羽田孜氏が率いる「改革フォーラム21」(羽田派)が自民党を離党して、「新生党」を結成した時、結党準備をしていた私は、「新党で政治改革を断行するには指導者に問題があってはならない」と思った。そこで、友人の法務省(検察庁)幹部に、念のため羽田氏と小沢にカネの疑惑がないか、いわゆる身体検査を要請した。もちろん、本人たらには内緒だ。2日後、回答があり、「2人とも金銭問題をはじめ、心配はいらない。新しい日本をつくるため頑張ってくれ」との激励まで受けた。
 私は安心して結党準備を進めたが、その中で小沢が「政治資金」に厳しい考えをもっていることを実感した。ちょうど経団連が政治献金を停止した直後だったが、改革派の事務総長が「組織としてではなく、個人として経団連方式の献金先を紹介する」と好意を示してくれた。小沢にこれを報告すると小沢はこう言った。
「頼みたいところだが、改革を看板としている。丁重にお断りしてください」
 それで私はその日の内に、経団連事務総長に会って断った。その帰り、玄関で毎日新聞の社会部記者とすれ違った。そうしたら、翌朝の毎日新聞に「平野参院議員が経団連に献金要請」と書かれた。その記事を見た羽田新生党党首と細川護煕日本新党代表に個別に呼ばれ、私が「本当は献金を断りに行ったんです」と説明したら2入からはこう言われたのである。
「どうして相談してくれなかったのか。断ることはなかったのに・・・・・」
 もうひとつある。
 高知のゼネコン「大旺建設」の役員である私の従弟から電話で「新生党の小沢さんに期待している。結党祝いに3000万円寄付したい」との申し入れがあった。これも小沢に報告したが、小沢からは、こう返された。
「大旺建設は経営状態が悪いと聞いている。寄付してもらうことは心苦しい」
 それで、わたしは断った。
 これらの例でも、小沢の政治資金に対する感性が理解できよう。」
 私は平野貞夫氏をよく存じ上げているが、小沢一郎氏の側近として活動を続けてこられた唯一無二の存在であり、歴史の事実を平野氏ほど正確に記述されてきた政治家はほかにいない。
 小沢一郎氏に対するさまざまな評価が世間に流布されているが、小沢氏の実像に迫ろうとするなら、まずは平野氏の記述する小沢一郎氏を読むことが第一歩であろう。
 小沢氏の側近であり続けたことで、その点を割り引く必要はあるかも知れないが、平野氏の著作の最大の特徴は、歴史の事実をありのままに記述されている点にある。小沢氏に対して論評を試みるなら、まずは歴史の事実を正確に知ることが第一歩になるべきで、その意味で平野氏の著作に目を通すことは不可欠である。
 「三宝会」のメンバーリストがいくつかネット上に流出しているが、世話人の顔ぶれをじっくりと調べることも有益であろう。
 「三宝会」に加わったジャーナリストの名簿を入手すれば、メディアによる「小沢バッシング」の談合がより鮮明に見えてくる。
 後藤謙次氏のような、どう転んでもニュース番組の司会者に似つかわしいとは思えない人物が報道番組を仕切るようになった背景が、三宝会リストから浮かび上がってくる。
 「日々坦々」様が2月18日付産経新聞サイトに掲載された平野貞夫氏に対するインタビュー記事を掲載された。その内容紹介については稿を改める。
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 【 http://www.rondan.co.jp/html/news/0007/000726.html" target="_blank">http://www.rondan.co.jp/html/news/0007/000726.html 】

“永田町のフィクサー” 福本邦雄がまとめた三宝会・会員名簿
 いま、マスコミ界では、一通のリストがどのように誌紙面で扱われるのかが、酒席の話題になっている。 中尾栄一に続き逮捕された“永田町のフィクサー” 福本邦雄がまとめた三宝会・会員名簿だ。

最高顧問─故竹下登、代表─関本忠弘・日本電気相談役などは、よく知られているが、福本が政界のフィクサーにとどまらず、マスコミ界のフィクサーでもあったことがマスコミ会員、また趣旨書から、うかがうことができる。


 法人会員企業名は─               平成 9 年 10 月 現在

法人名(50音順) 役職名/氏名 法人名(50音順) 役職名/氏名
天野製薬(株) 会長 
 天野源博 都築電気(株) 社長 
 都築省吾
伊藤忠商事(株)  顧問
 内藤正久  帝京大学 総長秘書
 馬場良雄
(株)エル・ビー・エス 社長 
 竹中 誉 東海旅客鉄道(株) 社長 
 葛西敬之
川崎電気(株) 社長 
 川崎 暢 東京電力(株)  総務部長
 山本勝
関西電力(株)  東京支社長
 高本久夫 (医)徳洲会 理事長
 徳田虎雄
(株)関西都市技研 取締役
 谷 嘉寿男 (財)都市技研 代表取締役
 木原 康
京都自治経済協議会 事務局長
 安川良子 西日本旅客鉄道(株) 社長 
 南谷昌二郎
(株)啓愛社エヌ・エム・ビー  社長 
 松岡 敦 日産自動車(株) 社長 
 塙 義一
(株)啓愛社製作所 副社長
 竹内留四郎 日産不動産(株) 社長 
 木島孝蔵
サントリー(株) 常務
 立木正夫 日本航空(株)  常務
 平野 聰
ジャパンライフ(株) 専務
 三ツ橋一男 日本電気(株)  顧問
 大森義夫
セコム(株) 会長 
 飯田 亮 日本電信電話(株)  副社長
 井上秀一
全国朝日放送(株) 社長 
 伊藤邦男 東日本旅客鉄道(株) 社長 
 松田昌士
全日本空輸(株)  企画室部長
 浜田健一郎  (株)フジ・インター
   ナショナル・アート 社長 
 福本邦雄
大成建設(株)  広報部長
 中津海光夫 堀硝子(株) 社長 
 堀 俊一
中部ガス(株) 会長 
 神野信郎 (株)ホリプロ 会長 
 堀 威夫
中部電力(株)  広報部長
 田村典久 マルハンコーポレイション 社長 
 韓 昌祐
千代田生命保険(相)  取締役
 清水宥玄    


 次に、個人会員の社名を列挙すると─

朝日新聞(5人)、毎日新聞(3)、読売新聞(3)、日経新聞(3)、共同通信(3)、
TBS(1)、日本テレビ(2)、フジテレビ(1)、テレビ朝日(2)、講談社(2)、
文芸春秋(3)、プレジデント(1)、選択(1)、朝日出版社(1) 等

    以下、趣旨書の骨子部分
 

「三 宝 会」 趣 旨 書

 激動する現代社会では、多角的で、迅速な情報の伝達が必須要件とされております。

これらの情報は、複雑多岐にわたるマスメディアの発達によって、政治、文化、経済など、社会のあらゆる分野から、絶え間なく生み出されてきています。

こうした情報を逸早く正確にキャッチし、吸収、消化して、行動の指針とするためには、それぞれの分野における人々が己の属する世界のみに閉じこもり、それにとらわれることなく、よりオープンに、立場を異にする各分野の仲間たちと円滑な人間関係を築き上げていくことが求められます。

そうすることによってはじめて、微視的ではない巨視的な判断と、公正で、客観的なものの考え方が得られるようになるのです。

この目的を果たすために、このたび親しい者同志が相語らって、新聞、テレビ、雑誌など、マスコミの第一線で活躍しているジャーナリストを中心に、政、財界の関係者らが定期的に集まり、情報交換を行ない、相互研鑽に励み、個々の資質の練磨と向上をはかるべく、新しく一つの会を設立することに致しました。

「三宝会」最高顧問・代表・世話人・事務局・会費

最高顧問  竹下  登   衆議院議員  
代表(五十音順) 葛西 敬之 東海旅客鉄道(株) 社長
近藤  晃 日本航空(株) 社長
関本 忠弘 日本電気(株) 会長
南谷昌二郎 西日本旅客鉄道(株) 社長
塙  義一 日産自動車(株) 社長
松田 昌士 東日本旅客鉄道(株) 社長
米山 令士 千代田生命保険(相)  社長
世話人(順不同) 高橋 利行 読売新聞 世論調査部長
後藤 謙次 共同通信 編集委員
芹川 洋一 日本経済新聞 政治部次長
佐田 正樹 朝日新聞 電子電波メディア局局長付
湯浅 正巳 選択出版  
内藤 武宣 早稲田大学 講師
松岡  敦 (株)啓愛社エヌエムビー 社長
平野  聰 日本航空(株) 常務
竹中  誉 (株)エル・ビーエス 社長
福本 邦雄 (株)フジインターナショナ
   ルアート 社長
事務局       東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル
  (株)フジインターナショナルアート内
会費 法人会員 月額参万円(六ヶ月分をまとめ、年二回納入)
  個人会員 会合の都度(壱万円を限度とする)


 要は、年1、2回集まりマスコミを政・財界側にとり込もうというもの。 企業側の思惑は、当然ともとれるが、マスコミ会員は、どのような判断でここに参加したのか、ジャーナリストとしてこれを問われることになるのでは─。


【ご参考】

 法人会員企業名                 平成 11 年 10 月 現在

法人名(50音順) 役職名/氏名 法人名(50音順) 役職名/氏名
天野製薬(株) 会長 
 天野源博 千代田生命保険(相)  総務部長 
 杉田 隆
伊藤忠商事(株)  副社長 
 内藤正久 都築電気(株) 相談役 
 都築省吾
(株)エル・ビー・エス 社長 
 竹中 誉 帝京大学 理事長
 冲永荘一
(株)大林組 副社長 
 荒川利輝 東海旅客鉄道(株) 社長 
 葛西敬之
鹿島建設(株) 社長 
 梅田貞夫 東京電力(株)  常務
 山本 勝
川崎電気(株) 社長 
 川崎 暢 (医)徳洲会 理事長
 徳田虎雄
関西電力(株)  東京支社長
 小橋和雄 (株)都市技研 代表取締役
 木原 康
(株)啓愛社エヌ・エム・
   ビー  社長 
 松岡 敦 西日本旅客鉄道(株) 社長 
 南谷昌二郎
(株)啓愛社製作所 副社長
 竹内留四郎 (株)日建設計 常務 
 橋本忠篤
サントリー(株) 常務 
 立木正夫 日産不動産(株) 社長 
 木島孝蔵
清水建設(株) 専務
 三宅文男 日本航空(株)  顧問
 平野 聰
ジャパンライフ(株) 会長 
 山口隆祥 日本電気(株)  常務
 大森義夫
セコム(株) 最高顧問 
 飯田 亮 日本電信電話(株)  副社長
 和田紀夫
全日本空輸(株)  企画室調査室長
 浜田健一郎  東日本旅客鉄道(株) 常務 
 花崎淑夫
大成建設(株) 副社長
 葉山莞児 (株)パシフィック
   コンサルタンツ
   インターナショナル 会長 
 荒木民生
(株)竹中工務店 社長
 竹中統一 (株)フジ・インター
   ナショナル・アート 社長 
 福本邦雄
中外製薬(株) 総務部長
 高木 穆 堀硝子(株) 社長 
 堀 俊一
中部ガス(株) 会長 
 神野信郎 (株)ホリプロ 会長 
 堀 威夫
中部電力(株)  常務
 中野淳司    

 

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