(回答先: 筋のとおった報復（イサカン調整池開門せよ！） 【新・土佐日記】より転載 投稿者 みちばたの蝶 日時 2010 年 2 月 24 日 09:45:36)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥（長崎新聞から貼付け）‥‥‥‥‥‥‥‥‥
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/025.html
金子原二郎知事（６５）は2009年１１月４日、県庁で記者会見し、来年の知事選（２月４日告示、２１日投票）に立候補しないことを正式に表明した。
政権交代に伴う県政運営上の支障について「現時点では支障はない」としつつも「諫早湾干拓事業や新幹線の問題で支障を来す可能性がある。県民に迷惑が掛かったり職員の仕事がやりにくくならないようにするためだ」とした。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥（Wikipediaから抜粋整理）‥‥‥‥‥‥‥‥‥
諫早湾干拓事業や新幹線長崎ルートは、「必要性に疑問がある大規模公共事業」の典型例として挙げられることもある次の二事業については、県内外に賛否両論がある。
●諫早湾干拓に伴う利権＝県民は「休耕田干拓地よりも新鮮な魚貝海苔類が欲しい」と開門を支持している。干拓農地の一番おいしいところを、「入植希望者が少ないので仕方なく」、谷川・金子ファミリーで占有。“海のギロチン”によって閉め切られた諫早湾。魚貝海苔類が打撃を受けているのは周知の事実で、裁判所は開門試験で影響を確認すべきと判決しているが、金子元知事は無視してきた。
●新幹線長崎ルート＝建設費４０００億円。話題の大村基地を新設新幹線が通る。しかし、特殊車両(フリーゲージ式)で大村近辺の新設路線以外は在来線を走る。時間短縮効果はたったの２０分、しかも最高時速や台車重量およびパンタグラフ問題で山陽新幹線乗り入れは不可能とＪＲ西日本。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥（抜粋整理終り）‥‥‥‥‥‥‥‥‥

長崎の兵器商人グラバーとその代理店坂本竜馬以来、軍事依存経済（三菱長崎造船所、佐世保基地、大村基地）に頼ってきた長崎県は冷戦の幕切れとともに衰退している。選挙区の久間章生議員も初代防衛大臣となったが、経済再構築はいかんともしがたく、落選。

そして、金子知事の採った経済回生策は諫早湾干拓と長崎新幹線であった。諫早湾干拓は休耕田が増える中での農地拡大であり、豊かであった諫早湾を激変させてしまった。また、長崎新幹線はひなびた温泉への観光客誘致にしかならないだろう。

当選した自公非公式推薦の中村法道氏（59）は、沖縄に似た経済環境である軍事経済県からの脱皮の前に、金子知事の負の遺産をどうするのか？ 　

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