日本は既に米国や中国などと比べて省エネ、低炭素社会になっている。

　日本国内で、さらに、厳しい目標を立てるのは、米国や中国の取り組みを睨みながら行なうべきだ。

　米中の二酸化炭素垂れ流しを放置したままで、日本だけが厳しい目標を設定しても意味がないし、
　ましてや、日本が、二酸化炭素垂れ流し国に対して、金銭まで支払わされるような事態は、
　絶対に避けるべきだ。

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「温暖化対策基本法案」に反対、環境で政権との対決姿勢鮮明に＝産業9団体（ロイター）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100226-00000933-reu-bus_all

［東京　２６日　ロイター］　日本鉄鋼連盟など９つの産業団体は２６日、政府が今国会に提出予定の「地球温暖化対策基本法案（仮称）」に反対する共同意見書を発表した。
温室効果ガス排出量を２０２０年までに１９９０年比で２５％削減することや、国内排出量取引制度の創設、地球温暖化対策税の導入など同法案の骨子となる政策にはいずれも反対だとして、この問題で現政権と対決する姿勢を鮮明にした。
　意見書には石油連盟、セメント協会、電気事業連合会、電子情報技術産業協会、日本化学工業協会、日本ガス協会、日本自動車工業会、日本製紙連合会も加わった。意見書は、直嶋正行経済産業相ら経産省の政務３役には提出済みだという。
　各団体の幹部は同日、そろって記者会見した。鉄鋼連盟で環境・エネルギー政策委員長を務める進藤孝生・新日本製鉄＜5401.T＞副社長は、「いまの基本法案はおかしい」と語気を強めた。同副社長は、法案の骨格作りの作業が政府内部で非公開に進められたことを背景に、「選挙で多数を取ったので、国会で採決すればそれが成立するというのが民主的なプロセスとは考えない」と批判した。自動車工業会の名尾良泰・副会長は「（環境の）ハードルを課せば産業界はそれを乗り越えて競争力を高めるという一般論があるが、そう簡単な話ではない」と強調した。
　基本法案は３月上旬にも国会に提出される見通し。現在公表されている法案の概要では、９０年比２５％削減の中期目標が明記されているほか、排出量取引制度や化石燃料に課税する温暖化対策税、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の拡充が重要政策として挙げられている。
　９団体の意見書では、２５％削減については「国内で削減を行うにしても、海外からクレジット（排出枠）を購入するにしても、多大な社会的コストが発生する」としたうえで、「実現可能性や負担の妥当性について国民に対する説明がない」と指摘。排出量取引や温暖化対策税についても「具体的な技術が伴わない限り、国内のＣＯ２削減にはつながらない」と断定している。
　（ロイター日本語ニュース、浜田健太郎）
　

コメント
01. 2010年2月27日 11:08:53 これは生産拠点を海外に移して日本国内の産業を減らせばたいした問題にはならないのではないですか？
02. 2010年2月27日 11:57:11 01さんへ そのとおりですね。 というか、無理で強引な規制から逃れるには、企業は生産場所を海外に移さざるを得ないでしょう。 その結果、 大手企業が海外に流出 → 国内雇用の激減 → 失業者の激増 となるのが目に見えるようです。 友愛教のために、我々の生活がボロボロになるのはごめんです。 このカルト教祖を早く追放しなくては、日本は危ない。
03. 2010年2月27日 13:06:35 CO2が原因で地球温暖化が起きると言う話なら、様々な疑問が生じてきているからそれを丸呑みにした「温暖化対策基本法」を急ぐ必要は全くない。　早とちりした首相の国連での演説に付き合わされて、自ら国内での雇用を減らすのは自殺行為に等しい。　マスコミも小沢たたきではなく、地球温暖化についての疑問点を報道するべきではないか。　N.T
04. 2010年2月27日 13:12:09 ０２さんへ。企業が過去に行った環境破壊や、公害病は免罪ですか。環境問題は、アメリカの国際戦略とか、CO2非原因説なんかもありますが（メタン有害説）対策の必要性があるなら先ず行動でしょう。今後の産業政策（雇用政策）は、この延長で同時進行が不可避かと。何れにしても、大量生産・大量消費が齎した環境負荷の増大は地球規模で負担になっているのでは。政治が、工業重視で農業・林業・水産業を衰退させ、山里の生活が破壊した今、何が起きたのか考えれば良いんですよ。海岸線の侵食見て下さい。砂浜は消える、崖は崩れる、護岸工事とテトラ投入工事だらけの現在。注意力持って毎日周辺眺めてれば、もう負荷は増やせない。環境に優しい生活に変更して行かなくては。そんな危機感すら覚えると思いますがね。まあ、良いです。貴方は、子子孫孫まで負の遺産を残そうと考えるエゴイストでしょうから。今は環境主導の産業だって有るんですよ。ところで、千葉のコンビナート行ったこと有りますか？千葉全域が降雪でも、新日鉄の周りだけは雪が積りません。現地の人に聞いたら、洗濯物干すと汚れるそうですよ。今の日本には、相応しい産業転換が求められているのでは。爺さん
05. 2010年2月27日 14:18:32 04さんへ 何を言いたいのか、よくわかりません。 他国と比べてでずば抜けて高いCO2削減目標を強要しても、企業は日本から逃げるだけですよと言っているのです。 鳩山ひとりが腹の中で何を考えようと勝手ですが、自分の妄想で日本を破滅させないでほしい。 数の力で自分の妄想を押し通そうとすればほころびが生じます。 今回のケースで言えば、企業は海外へ逃げ、排出権を高い値段で買わされるだけですね。 喜ぶのは、日本の工場が移って経済が発展する国と、排出権を高値で売ろうとしているヨーロッパだけです。 鳩山の友愛教というカルト宗教のために、日本は今崖っぷちに立たされているのです。 04さんは、日本の工場の多くが海外に移転し、国内失業率が激増することを望んでいるのですか？
06. 2010年2月27日 16:17:11 海外移転可能な企業はとっくに日本から出て行った。 現下の不況を知らないノーメン・クラトゥーラは日本人であって日本人でない。 日本の自然エネルギー利用は原発優遇「原子力はクリーンです」キャンペーンに圧迫されて殆ど省みられていない。 「原子力に税金ブッ込みを正当化」だけの為に、地熱・温泉・波濤ｅｔｃ.の研究すら着手されない。 それで「ＣＯ２削減は経済的衰退」等と、原発を日本に導入した大勲位の応援団をされても…。 既得権益の為の日本沈没を呑め！と言われてるとしか思えない。 自身が変化に対応出来ないからと言って日本を道連れにする権限は無い！誰にも。
07. 2010年2月27日 16:50:09 06さん >海外移転可能な企業はとっくに日本から出て行った。 嘘を言わないでください。 トヨタも東芝もパナも、中国などへ工場・開発拠点を進めていいるところだし、他の企業にも計画中のところは多い。 原因は、製造派遣の禁止とCO2削減25％の強要です。 CO2削減25％の強要については、これからが恐怖と言っていい。 法案通過がはっきりしてくれば、海外流出が加速するでしょう。 そうならない経済的な合理性がないからです。 そしてあとに残されるのは、大量の失業者と、仕事のなくなった中小企業、そして排出権を高額で買わされ借金が急増・税収が激減した政府だけです。 つまり、このままの民主党の政策を続ければ、日本は必ず地獄絵の状態になります。 まともな経済学者も、みなそう言っています。
08. 2010年2月27日 20:48:45 環境破壊や、公害病を出す企業が、これからどんどん海外へ 流出する。 まあ、日本国民としては、いいことじゃない。 毎日、煤煙とそれが原因の喘息に悩まされた経験がある私に とってはそう思える。
09. 2010年2月28日 22:19:16 喘息が空腹による胃潰瘍に変わるだけ。
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