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「検察は墓穴を掘ったかも3・裁判員制度」
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投稿者 カッサンドラ 日時 2010 年 2 月 27 日 21:55:57: Ais6UB4YIFV7c
 

 極端な話で恐縮だが、被疑者が取調べを終わって部屋に戻ってから壁に顔を打ちつけ、傷だらけの顔で法廷に出頭して「検事の暴行により自白を強要させられました」と述べたとして、検察側に反駁することができるだろうか? 「てめー嘘もいいかげんにしろ」とは言えないし。裁判官だけなら、見て見ぬふりをしてくれるかもしれない。しかし脇に裁判員が座っていたら・・。


 その時に裁判員の目は、被告ではなく検事席に向けられるだろう。「密室」での取り調べは、容疑者に有利にも働く。少なくとも「自白調書」だけでは、九分九厘裁判で検察側が負けることになる。

 起訴された段階で、容疑者は検察の追及から逃れられる。だから佐藤栄佐久氏は自白調書にサインをしたのだそうだ。頑強な容疑者だったから親戚知人まで痛めつけ、まるでマフィアの拷問を参考にしたかのようだ。テレビドラマがのどかに思えた。米軍が、起訴しなければ罪人を引き渡さないというのも、この辺の事情か。


 今後「密室」での取り調べを続ける限り、膨大な裏づけ捜査を必要とされるだろう。拘留期間は足りるだろうか? 捜査人員は足りるだろうか? 捜査費用は足りるだろうか? 悩みは尽きない。ただしそれは「真犯人を起訴」するのが検察の仕事、とした場合のこと。

 誰かを「黒く塗れ」ばいいだけのことであれば、この限りではない。「密室」は依然重宝であろう。
 

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