植草一秀の『知られざる真実』
最終決戦参院選勝利に向けて兜の緒を締めよう
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-d5a5.html
2010年3月 2日 (火)

同上「最近のトラックバック」欄に紹介されていました。

「北海道教職員組合幹部逮捕に出てきた国家権力の目的と狙いについて」
http://navy.ap.teacup.com/union/1687.html
日本国憲法擁護本当の自由主義と民主主義連合〜法大OBのブログ
2010/3/2

【転載開始】

今年２月１６日のエントリーで「北教組弾圧・民主党北海道連を攻撃し始めた自民残党＆検察の暴走について」と題していたが、昨日検察は北海道教職員組合幹部を逮捕したことについてふれることにしたい。

前回の指摘同様、逮捕の目的は小林議員そのもののイメージと民主党のイメージを貶めて自民党の復権をかけた政治的な狙いがあるのはいうまでもない。

動機は、自民党清和会の重鎮の町村を落として勝利した小林議員への狙い撃ち逮捕であり、同時に、教職員組合と民主党支援の関係をネタにして参院選で思いっきり攻撃してやろうという政治的目標にあるといってよい。

すでに参院選対策に旧与党勢力はうって出てきている兆候といわなければならず、「政治と金」の問題として、民主党の党首と幹事長攻撃、支援団体と民主党の攻撃を示してなんとか国民と民主党の関係を引きはがしてやろうという狙いが旧与党勢力にはありありだ。

それが証拠にさっそく自民党清和会と繋がるゴロツキ集団、自公政権時代の内閣官房費疑惑のゴロツキ集団がネットでこの逮捕をネタにして民主党と日教組の攻撃にいそしんできている。

連中からすれば、憎くて仕方がない日本教職員組合だから、ここぞとばかりに無関係な組合攻撃にいそしみ、こういう組合だから教育が荒れたなどととんでもないデマを書きなぐっているが、この類はもともと彼らの心から起きる平和教育に対する憎しみから生じている「言いがかり」にすぎない。

他方で、その憎しみと、今回の逮捕という設定によって前回の参院選やこの前の衆院選同様に、「組合に権力を渡すな！」とばかりに日教組攻撃に展開してくるのは目に見えているが、今度は「逮捕」という設定によって、具体的なイメージ戦略を連中は仕掛けてくるだろうから、その攻撃に「委縮」せずに民主党支援を掲げてきた我々は、連中の動機と狙いをはっきりと確認しことに備えなければならない。

旧与党連中は、鳩山総理と小沢幹事長の「政治資金問題」を国会会期直前におぜん立てして、今度は、小林議員の件でつついて参院選に挑んでいこうということであり、検察がそれに手を貸しているのは、可視化に難色を示す国家権力の思惑と検察の不正資金の問題が表に出て追及されたくないということにつきるから、われわれはそれに対して「委縮」せず対処していけば事足りる。

旧与党連中は、鳩山総理、小沢幹事長に続いて本当は、石井一議員と元厚生労働省幹部との問題を「でっち上げ」してキャンペーンするつもりでいたようだが、大阪地検の強引な捜査＝冤罪とつめの甘さから「立件」そのものが危ぶまれてきているため急きょその問題で民主党攻撃をするのを控え出したようで、小林議員の問題をだして変更したのだといわなければならない。

いずれにせよ民主党へのネガティブキャンペーンが狙いであり動機であるのはいうまでもないが、あの手この手を駆使して仕掛けてきているのはそれだけ自民党が危機的状況にあることを物語っているといえよう。

というのは、２月２７日で経団連が自民党への政治献金を取りやめるという事態をエントリーで述べたように、自民党支援の組織そのものが自民党離れを示し、資金切れの自民党はとてもではないが参院選は闘えるような状況ではないからだ。

また医師会や農協がこれまで一体で自民党を支援してきた体制が崩壊しつつあり、内部では民主党支援を公言している幹部や地域の支部がすでに存在しているわけで、結束を誇ってきた自民党組織そのものが「自壊」しているわけで、それゆえに参院選での自民党の復権は絶対にありえないのはいうまでもないことである。

すべては、自民党政権時代の自業自得であり、自民党一党独裁政権の時代は終焉したのである。

しかし連中はたやすく政権からおとなしく手を引くとは考えられず、自公政権時代に知りえた情報や人脈を駆使して民主党に対するネガティブキャンペーンを繰り返すことで、かつての自民党の勢いを取り戻したいともがいているのである。

今回の北海道教職員組合幹部の逮捕は、そういう連中の「悪あがき」が如実にあらわれており、相も変わらず組合攻撃によって選挙を戦って自民党の勝利にという戦略なのだろうが、その戦略は成功したためしがないことは、安倍と麻生が選挙に負けたことですでに証明されているといわなければならずそんな戦略しかない今の自民党は、いよいよ未来がなくなってきていると断言しなければならないだろう。

最後に自民党にヒントをあたえることになるかもしれないがあえていおう。

ネガティブキャンペーンのみでは選挙に勝てるわけがないということに気付かない限り、自民党の「復権」はありえないのだ。

★北海道選出・新党大地の鈴木議員暴露の参考動画

2010民主党党大会　鈴木宗男議員「検察の暴走はいけない」
http://www.youtube.com/watch?v=0suKc0jRBzs&feature=player_embedded

鈴木宗男、検察を痛烈批判
http://www.youtube.com/watch?v=g6_3xx14Ixw&feature=player_embedded

民主党２０１０年度定期党大会。
東京地検特捜部の闇を暴露

（田中派） 田中角栄　逮捕　ロッキード事件　（←東京地検特捜部）
（経世会）竹下登　　失脚　リクルート事件　（←東京地検特捜部）
（経世会）金丸信　 失脚逮捕　佐川急便献金・脱税　（←東京地検特捜部＆国税）　
（経世会）中村喜四郎　逮捕　　　ゼネコン汚職　（←東京地検特捜部）
（経世会）鈴木宗男　逮捕　斡旋収賄　（←東京地検特捜部）
（経世会）橋本龍太郎　議員辞職　日歯連贈賄事件　（←東京地検特捜部）
（経世会）小沢一郎　　西松不正献金事件　（←東京地検特捜部）
（経世会）二階俊博　　西松不正献金事件　（←東京地検特捜部

警察、検察が正義の人と思ったら大間違い。裁判所も正義の人と思 ったら大間違い。彼等に共通する立場は公務員で有る事。自分等の 上司である官僚と官僚の既得権益を守る事は全て自分等の利益につ ながる事を一般市民は理解して今回の一連の小沢事件を考える事が 必要です。

★参考動画　自民党システムの終焉

自民党システムの終焉
http://www.youtube.com/watch?v=xGrfE6AYqfY&feature=player_embedded

………

【転載終了】 　

コメント
01. 2010年3月02日 22:24:08 昨日も今日もそして明日も｛政治と金」 朝も昼も夜も「政治と金」 これさえ言えば正義の味方「政治と金」 ほかの記事もすっ飛ぶ「政治と金」 これだけ言っておけば飯が食える「政治と金」by日本のマスコミ。 いくらテレビをすぐ信じる人でもずっと同じことばかり聞かされるのは飽きるだろう。そして人の悪口、悪口。キャンペーンの効果は逓減しやがてマイナスに。
02. 2010年3月02日 22:37:14 自分の事は棚に上げて人を責める輩は嫌われます、自民党やマスゴミはいい加減自分達のやっている事が愚かだと気づかなければ大きな代償を払う事になりますよ。
03. 2010年3月02日 22:50:50 自民党清和会・検察・マスコミ悪の組織の最後のあがき、断末魔が聞こえます。 もうしばらくの辛抱です。 彼らが崩壊した後には日本に本当の民主主義が実現します。
04. 2010年3月02日 22:56:42 自分の事は棚に上げて人を責める輩は嫌われます、北教祖や旧社会党員はいい加減自分達のやっている事が愚かだと気づかなければ大きな代償を払う事になりますよ
05. 2010年3月02日 23:07:16 自民党の方は大変ですね。桝添さんはみんなの党へ行くのではないですか。
06. 2010年3月02日 23:49:00 誰が桝添なんか要るか。 第一桝添の経済政策は民主党のほうが近いだろう。
07. 2010年3月03日 03:32:51 まつぞい、に、経済政策なんかあるか？？バカも休み休みにしてね 　　　　　人の意見を待つぞいでしょ。ぱくりの桝添と言うの！！ 民主には、ほど遠かろう、自滅にぴったりです。間違いない！！
08. 2010年3月03日 15:27:00 教員というと日教組と思っている方も多いだろうが、実は小泉首相は偉い人なんて授業をやってるのも結構いる。とにかく既得権益をまもるためなら、だれでもいいというのが公務員というもの。
09. 2010年3月03日 16:08:04 小林議員に関する報道に対しての第一印象は、未だにこんな旧態のことを やっているのであろうか？であった。 また、小林議員は日教組の組織内議員（候補）ではないので、日教組が そこまで無理してやるか？である。 これが本当なら、北海道日教組は壊滅的打撃を受けるのである。 「先生と言われるほど馬鹿ではない」と言われるが、教員がこんな ミエミエの違反をするのであろうか？ 北海道は、鳩山、石川、小林と狙い撃ちである。 中川、武部、町村の怨念がそうさせているのか？
10. 2010年3月03日 18:57:07 北海道教組って結構根性座っているってよ。全員黙秘！検察も悪いのを相手にした って評判。しかし、今や検察は「ダンボール箱」を運ぶ映像の為に、見境無く逮捕劇を続けていればいい組織に成り果てました。お後は、マスコミどうぞ！って このパターンを小沢さん食い止めなければ・・。

11. 2010年3月03日 20:51:29 北海道教組の騒動の裏にこの人物？/反戦な家づくり http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-830.html 違法献金原資の一部は主任手当か　北教組、３０年で５５億円プール 2010.2.19　産経 元北教組組合員で狭山ケ丘高校（埼玉県）の小川義男校長は「税金でまかなわれる主任手当が政治家側に渡っていたのが事実なら、教育の中立性というよりも民主的な学校のあり方に対する根本的な問題だ」と指摘している。 むむっと思い、この小川義男というひとをググってみると、はてなキーワードに以下の記述。 埼玉県内の私立狭山ヶ丘高校の校長。 『あらすじで読む日本の名著』の著者。 日本テレビの『世界一受けたい授業』の講師として出演あり。 自民党の森派の議員と交流があるらしい。 『新しい歴史教科書をつくる会』理事。 森派とは、いうまでもなく今の町村派だ。 小林議員に惨敗して、夜な夜な悔し涙を流している町村さんのお友達？ しかも、極右団体「つくる会」の理事ときたもんだ。 (略） さらに驚いたのがこれ 【子ども家畜論』 ［要旨］ 「子どもの人権」が、日本をダメにした！！厳しく怒れ、かわいがれ―今こそ必要な「服従する心」を養う教育とは！カリスマ校長、天下の暴論。 ［目次］ １章　「躾」の否定から教育荒廃が始まった―子どもが「人間になるのを待つ」のか、それとも「人間にする」のか； ２章　このとき、私なら躊躇なく子どもを殴り倒す！―「体罰」は「絶対禁止」ではなく、「原則禁止」でいい； ３章　「茶髪」を禁じれば、学校はたちまちよくなる―教育劣化に拍車をかける「友だち先生」の愚； ４章　「義務教育」は、小学校だけでいい―「六・三・三制」の悲劇と限界； ５章　「知育」が先か、「徳育」が先か―それでも直らない「ゆとり教育」の歪み； ６章　「問題な親」と「問題な子ども」―家庭はどこまで教育に責任があるのか ［出版社商品紹介］ 子どもに「服従する」心を叩き込め。ゆとり教育の歪み、学力低下の本当の原因を鋭く談じる新教育論。 ■おすすめコメント　 今こそ必要な「服従する心」を養う教育とは。躾の方法、体罰、ゆとり教育などについて考察し、人間らしい子どもを育てるための方法を鋭く談じる新教育論。 （引用以上） だそうだ。 日教組がスバラシイ組織だとは思わないが、それにしても、小川校長のようなゴリッパな教育者によって子もたちが家畜扱いされるよりはマシだと思う。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 子どもは大人に成る>>日本人家畜論という事
12. 2010年3月05日 01:27:22 どこにでも敵がいますね。 次から次へと出てきますね。 早く平和な朝を迎えたいものです。 それにしても、一部では公平を装うために次は自民党議員を狙うのではないか、と言われていた検察ですが、しつこいですね。 まるでストーカーみたい。

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