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「検察タブー」に挑戦してきた 「噂の真相」、的雑誌待望論 (日々坦々)
http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/642.html
投稿者 純一 日時 2010 年 3 月 04 日 04:19:26: MazZZFZM0AbbM
 

http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-337.html


2010⁄03⁄04(木) 01:40

昨今の「検察の暴走」と「マスコミの劣化」において、あの『噂の真相』があったなら、と思う人は少なからずいるのではないだろうか。

「噂の真相」は、戦後の三大タブーと言われた「菊のタブー」(皇室)、「鶴のタブー」(創価学会)、「解同タブー」(部落開放同盟)を含め、その他様々なタブーに挑戦し、「検察」に対しても果敢に追及してきた。

噂の真相の大きな功績ともいえる一つが、次期検事総長に決まっていた則定衛・東京高検検事長の女性スキャンダルを報じて、検事総長の芽を潰したことだ。「検察人事の既定路線の一角を崩した」ということである。

また、最近良くテレビなどにも出てくる宗像紀夫氏が、東京地検特捜部長時代にパチンコ業者らとベトナム接待旅行に行った、ことなどが写真付で報じられている。
普段、記事にされることが少ない評論家、作家なども標的にされ、中には同業者である記者や雑誌編集者などにまで及んでいた。だからマスコミ業界人はよく読んでいたのではないだろうか。

私は、何度か新宿の編集部にお邪魔したことがある。そこはマンションで何部屋かは借りているようだったが、こじんまりしていた。「皇室記事」が元で、ウヨクが事務所に乗り込んできて岡留編集長が暴行され入院した、という事件があった。
ちょうど入院している最中か直後だったかは忘れたが、応接室には灰皿を投げられた後など生々しい痕跡が残っていて、副編集長があっさりと事件のことを語っていたのが印象的だった。

そんな噂の真相(ウワシン)は、ほとんど広告に頼らず実売で利益を出していたから、電通でも部落問題でも皇室でもタブーという文字はウワシンにはなかった。

今回の一連の事件でも、大手マスコミからは検察批判が全くと言っていいほど無い。そこには司法記者クラブ問題などいろいろな理由があるだろうが、出版社系の雑誌(週刊ポストや週刊文春など)などはそうした"柵(しがらみ)"が少なく、本来ならばガンガン検察批判をしてもいい媒体だとは思うが、逆に異常なほどの小沢・民主党批判展開している。

何誌かは広告に頼らなくてもいい雑誌がある。(広告が入らないだけ、という側面もあり)「サイゾー」などは経営が変わって今は広告に頼る必要は無いみたいだが、軟派でトンガっているものがなくパンチが無いのは残念である。(もったいない)

今、ウワシンのような雑誌が無いのが悲劇の一つであり、頑張っている雑誌もあるが、やはりタブーの一つ「電通」に気兼ねし、手枷足枷をはめられているという限界があるのが実情だ。

その代わりをしていける可能性があるのが、ネットやツイッターではないかと考えている。(まだまだだとは思うが・・・)
噂の真相の編集部が大掛かりな人数で取材していたかというと、決してそうではない。かなり少数の編集スタッフと事務員くらいで10人もいなかったのではないかと思う。ネタ元などは、新聞記者や雑誌記者など自分のところでは書けない記事などを持ち込んでいたし、内部告発もかなり多かったのではないかと思われる。

その一例として、以前ある記事を見た時に、目を疑ったことがあった。私がたまたま"ある会社"の内部情報をそこの社員以上に知っていた事があり、その内容がウワシンに記事となって掲載されていた上に、そのディテールが事細かに報じられ、知っていた情報以上に詳しい内容だったのでぴっくりしたのを今でも覚えている。

最近、それを彷彿とするようなものが、ツイッター上で見つけた。140文字という限られた中ではあるが、内部のものしか知し得ない情報が何気なくつぶやかれていて、それを見たジャーナリストなどが興味を示していた、というものだ。

そのような情報の力は、第三者が取材する以上の事実が反映されていて、マスコミ以上の力を発揮でき得る可能性がある。ただ、単に個人的な恨み辛みの動機で情報を流す場合もあるだろうし、真偽の問題もあるだろうが、(ちょっと青臭いが)社会正義に基づいた動機ならば、大いにそのパワーは発揮され、伝播する力をもっていくことになる、と思っている。

ただ、「噂の真相」的雑誌が出てくることも、大いに期待したい!


最後までお読みいただきありがとうございます

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コメント
 
01. 2010年3月04日 06:14:13
「クロ現」みる。当時の醜悪な「自己責任論」。
パウエル米国務長官の彼らを誇りに思うの一言で収束、
日本の報道と世論の偏執を思い出してみる。
QT @amneris84 今夜のNHKクローズアップ現代
「終わらぬイラク〜高遠菜穂子さんの6年〜」 私もスタジオ出演します。
takashi uesugi
http://twitter.com/uesugitakashi/status/9919899569
RT @nodokananodoka: クロ現、見ました。お疲れ様でした。
あの枠ならではの、鋭いテーマ設定でしたね。
あの時なかったツイッターが今はあります。
だから、私達は同じ轍を踏まないで済むでしょうか?
もちろんそんなに楽観的にはなれませんが、暴風を乱す乱気流にならなれる
Shoko Egawa
http://twitter.com/amneris84/status/9931207557
RT @Hosoi_Ossan: 「セツメイセキニン」と同じで
「自分は正しい。お前が悪い」という気持ちになる為の呪文
RT @amneris84 ありがとうございます。
あの時に声高に語られた「自己責任」ってなんだったんでしょうね RT @uesugitakashi
Shoko Egawa
http://twitter.com/amneris84/status/9925422153
RT @ponyosuke: @amneris84 NHK「クロ現」みました。
あの時の「自己責任」の報道に同意していた自分を反省しています。
多分、高遠さんが殺されていたら、日本の報道は悲劇のヒロイン扱いだったのでは?
ツイートはじめて、日本の報道の危うさが見えてきました…
Shoko Egawa
http://twitter.com/amneris84/status/9923428832

02. 2010年3月04日 14:22:50
俺も噂の真相の愛読者でした。存在を知ったのはサブカル誌のウィークエンドスーパーの平岡×上杉差別七色対談という名物企画でピンクレディー解散コンサートの悲惨グラビアを噂の真相で見て・・・というくだりを読んでどういう雑誌だろうと興味を持ったのが最初だった。
1980年くらいだから今から30年も前で、俺の田舎では売ってなくて二つ隣りの大きい書店で見つけたときは買わずに立ち読みしてたなあ。なんか買うのが怖いというかおどろおどろしい気がして。

定期購読し始めたのは4〜5年経ってからでそれまでは毎号立ち読みで済ましてきたのも悪書を読んでる感じで躊躇いがあったのかもしれないが。
あれから30年、去年あの平岡正明も鬼籍に入ってしまった。

岡留編集長はネット時代と噂真は折り合いはよくないとネットは雑誌に変わり得ないと考えていたしWEB噂の真相は今やアーカイブ化しただけだし、噂真廃刊後、暴露スキャンダリズムは2ちゃんねるが性格を引き継ぐ可能性が出てきた中で噂真の復活はないのかもしれないといわれたけれども、その2ちゃんねるは工作員の操作によってアナーキー性は見事に簒奪されてしまい今やお隣の韓国ネチズンのサーバー攻撃でダウンさせられるなど泥の投げあいが日常化してしまい見る影も無い。

紙の爆弾も頑張ってはいるし、サイゾーもそれなりにやっているが今ひとつメジャーに対峙する一匹狼の孤高さが足りないというのか、正直紙爆はダサいしサイゾーは政治ネタ経済ネタに比べて芸能ネタはネットの掲示板から拾ってきたものでお茶を濁すお手軽さで噂真の宏池会と川島なおみスキャンダルに匹敵するゲリラ性に欠ける。
う〜ん・・・いつまでも噂の真相復活をいうのも芸はないがツイッターか阿修羅でもいいんだけれどもどれも帯に短したすきに流し、てところなんだよなあ。


03. 2010年3月04日 14:26:34
>宏池会と川島なおみスキャンダル

渡辺淳一と川島なおみスキャンダルでした。なんだ宏池会ってw


04. 2010年3月04日 18:20:31
私も随分長い間、定期購読していました。
バックナンバーをとっていましたが、3年前に処分しました。

「絶対安全地帯」なども結構好きでした。

それ以来定期購読している雑誌はありません。

確か休刊でしたね。もう一度、復刊して欲しいものです。


05. 2010年3月05日 00:53:34
話は違いますが・・・。
昔、NHKのお笑いラジオで『日曜娯楽版』ていうのがあったそうですね。
政治をギャグで批判していて、父母は懐かしそうに「本当にボロクソにいいよったもんなあ。」と笑いながら教えてくれたもんです。
「打ち切られたのは政府に睨まれたからだろうな。」とも言っていました。


政治のお笑いは御法度。
そのかわり日本のお笑いには農民やお年寄りを馬鹿にするギャグが登場したのでしょうか。


06. 2010年3月06日 02:00:06
紙の爆弾も検察タブーをずいぶんとりあげてるようです。

http://www.rokusaisha.com/
月刊『紙の爆弾』4月号
3月6日発売!
A5判/98頁
定価500円(本体476円+税)

【巻頭グラビア】
“乱痴気写真大量流出事件”のウラに ジャニーズ崩壊を狙う数多の“闇勢力”

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