学会幹部と会談　小沢「不満分子７人衆」封じ

日刊ゲンダイ 03月04日10時00分
http://news.biglobe.ne.jp/politics/704/gen_100304_7042919967.html

　小沢一郎幹事長と創価学会幹部が会談していたことが明らかになり、民主党内の「反小沢一派」が真っ青になっている。党内の「小沢降ろし」の動きは沈静化しそうだ。

　小沢幹事長は２６日夜、輿石東・参院議員会長と一緒に都内のホテルで創価学会幹部と会談。創価学会関係者と政治家との会合は、普通はしばらく経ってから漏れることが多いが、今回は当日から広まった。

「創価学会・公明党が、民主党に接近することは既定路線だったが、２６日の会談はハッキリと意思表示したということでしょう。創価学会は、民主党が宗教法人の優遇税制に手をつけることを警戒していた。民主党に近づくことで阻止するつもりでしょう」（政界事情通）

　小沢一郎にとっても、創価学会・公明党を抱き込むことは、悪い話ではない。一石二鳥にも三鳥にもなる。

「大きいのは７月の参院選での選挙協力です。たとえ民主党に票を入れなくても、自民党支援をやめるだけでもプラス。もし、参院選で単独過半数を得られなくても、選挙後、公明党と連立を組めば参院で過半数を得られ、政権を安定させられる。さらに、文句ばかり言っている社民党を牽制することになります」（民主党事情通）

　この突然の会談に衝撃を受けているのが、党内の「反小沢勢力」だ。

「反小沢の頭目、渡部恒三が束ねる『不満分子７人衆』は、予算が成立したら本格的に小沢降ろしを始めようともくろんでいた。しかし、創価学会・公明党が小沢サイドについたとなると、状況は違ってくる。衆院３００選挙区に、平均３万票を持っている公明党の威力は大きい。公明票が欲しい民主党議員は、小沢一郎に頼らざるをえなくなります。なにより、参院選で過半数を得られず、政局が混乱した時、まとめられるのは創価学会・公明党とパイプがある小沢一郎しかいないことがハッキリしてきた。会談のタイミングは絶妙で、反小沢一派は出はなをくじかれた形です」（政界関係者）

　小沢一郎を追い落として実権を握ろうと企んでいた渡部恒三たちは、ガックリしているのではないか。

（日刊ゲンダイ2010年3月1日掲載）
　

コメント
01. 2010年3月05日 06:27:40 確か小沢は否定したはず 昨日の新聞に小さ〜く載っとったよ 「そんな事実はない」と言ったと まあ、馬鹿正直に会った　会ってない 言わないほうがいいけど 誰リークかによっても、意味合いが違ってくる 本当に会談してないのなら、かなりの怪情報
02. 2010年3月05日 06:56:58 日刊ゲンダイも創価学会を認めるような記事は控えたほうがいい。 創価学会のようなテロリスト集団と民主党が相容れるわけが無いのだから。 七奉行と称する連中のほうが創価学会より筋が良いのは自明の理でしょう。
03. 2010年3月05日 09:44:19 ＞０１さん。 参院選必勝のための秘策だと読めますね。 公明への取材は見当たらないので、小沢の言を聞くだけで、真に受けているのが記者クラブの連中でしょう。 公明に取材したとしても、うんともすんとも言うまいて。 公明は小沢のハラは読めたのでしょう。 互いに会合も協力話もなかったことにしてケムに巻く。 水面下というのは、表の流れが読めるのには、そのときになってみないとわからない。もちろん表の「候補者決定」はウソではないから発表するまで。 小沢（鳩山含む）の喚問や辞任問題は、むなしく叫び続ける自滅党を除いて徐々に沈静化しているのは確か。お奉行さまに忍び寄る粛清の影・・・ルンルン。
04. 2010年3月05日 11:44:01 02へ気持ちはわからんでもないが 身内にいる虫より外にいる害虫でも利用のしかたがあるというもの、Give&Take がハツキリしてる分七奉行（私としては岡田は外したいが）よりもましだろう、スパイの処遇対応はそれだけ難しい。 ＴＶでは偉そうなことを言う仙石たぬきも幹事長室には頻繁にＴＥＬしてくるとか、前原、これはネオコン一派の利益代表、彼らの為に働くはずだ、間違いない。野田、哲学も思想もナンも無い口先男、人のことを言うまえに自分の収支報告書の説明が要るだろ、このダミー男、 この主導者たる渡部肛門さまだが、御意見は自分にした方がいいよ。事務所費用の問題、とても「オザワクンが〜〜」などと言える立場じゃないだろう、それと優秀な倅のCIA疑惑、何か言うまえに貴殿の説明責任を果たしてもらいたい。 この三人は即離党してもらいたい。
05. 2010年3月06日 07:31:15 毒をもって、毒を制する。 さすがですね、小沢一郎幹事長。 公明党という毒をもって、 民主党内の反小沢のごろつきどもを制し、 検察内の公明党狂信者を制し、 また、自民党を制する。 本当に、囲碁のお好きな、小沢幹事長の考えることは、 スケールが大きくて、いつも、感心させられます。 理想は、実現するまで、長い道のりが必要です。 公明党は、大嫌いですが、 あるときには必要悪として、利用することも、 それは、政治家としては、当然の選択、 判断は、正しいと思います。 政治は、勝たなければ、意味がありません。 大勝した暁には、テロ集団公明党とは、 小沢幹事長は、必ず、距離を置きますよ。 小沢幹事長は、本当に、偉大な政治家です。
06. 2010年3月06日 15:07:07 >>4 全くその通り！　腹抱えて笑った！

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