http://www3.nhk.or.jp/news/k10013093821000.html

温暖化対策法案 最終的調整へ

3月9日 22時50分
今の国会に提出が予定されている地球温暖化対策基本法案について、政府の会合が開かれましたが、排出量取引制度と原子力発電の扱いをめぐって意見はまとまらず、今週中の閣議決定を目指して、最終的な調整を図ることになりました。

温暖化対策基本法案では、主要な排出国の参加を前提に、２０２０年までに、温室効果ガスの排出を１９９０年に比べて２５％削減する目標を明記し、実現のための具体的な政策が盛り込まれることになっています。総理大臣官邸で開かれた９日の会合では、仙谷国家戦略担当大臣や小沢環境大臣、それに関係省庁の副大臣らが、法案の詳しい内容を協議しました。この中で、企業の温室効果ガスの排出に上限を設けて、過不足分を売買する国内排出量取引制度について、企業への負担を考慮し、「排出量」そのものだけでなく「生産量当たりの排出量」で上限を設けることも認めるべきだという意見と、生産量が増えれば排出も増えてしまうため、排出量そのものに上限を設けるべきだという意見が出て、まとまりませんでした。また、原子力発電の扱いについて、社民党の福島消費者・少子化担当大臣が、推進する趣旨の文言は盛り込むべきではないという考えを示していることから、平野官房長官が社民党側と協議していることが報告されました。これを踏まえて、１０日にも仙谷大臣と小沢大臣が協議したうえで、今月１２日の閣議決定を目指して最終的な調整を図ることになりました。

コメント
01. 2010年3月13日 08:50:42 温暖化、温暖化対策などという、科学の俎上に乗らない「最初に温暖化ありき論」がいつまでも幅を利かすことは困ったことです。 こ温暖化対策こその「事業仕訳」の一番対象でなければならない。 今、年間数兆円（数億円ではない）規模の莫大なお金（税金です）が国外に流出している。何のためにどこの誰に行って、どう使われているのか。 このことをマスコミは全然報道しないし、誰も質問すらしない［知らない！？）。 このことこそ問題です。
02. 2010年3月13日 10:33:55 基本的に二酸化炭素であれ何であれ、惑星の大気で下（地表）を加熱することはできないのです。 金星等を含め、すべての惑星の大気は地表より温度が必ず低い。 　　　　　　　☆低温で高温を温めることは不可。（熱力学第二法則） 上（大気）から下（地表）を温めることはできないのです。 二酸化炭素で地球が温暖化するというのは、この摂理に反する第二種永久機関なのです。

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