こういう見えにくい形の実質的な「税金」も多すぎる。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

消防天下り法人、資格・講習次々　「仕分け」候補に（中日新聞）
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2010031202000215.html?ref=related

総務省消防庁ＯＢの天下り先の公益法人が認定する国家資格がここ数年の間に相次いで設けられ、法人が実施する新たな講習も始まった。ビルの高層化などで防災強化を図った結果だが、資格取得費用が高額な上、再講習が義務付けられることもあり、ビル管理の現場からは「安全の大切さは分かるが、統合できないものか」との戸惑いや批判の声も上がっている。

　資格認定などを実施しているのは「日本消防設備安全センター」と「日本防火協会」。行政刷新会議がヒアリング中の２９０法人の中に含まれているといい、公益法人などを対象とした「事業仕分け」第２弾で取り上げられる可能性もある。

　消防関係では以前から防火管理者や消防設備点検資格者といった資格があったが、死者４４人を出した２００１年の東京・歌舞伎町のビル火災後に消防法が改正され、０３年からは劇場や風俗店などが入る建物を対象にした防火対象物点検資格者の認定が始まった。

　資格取得には日本消防設備安全センターが実施する４日間の講習を受ける必要があり、費用は４万５０００円。５年ごとの再講習（費用約１万円）も義務付けられている。

　その後も、大規模なビルを対象にした、資格や講習の新設が相次ぎ、同センターが０８年には「自衛消防業務講習」、０９年には「防災管理点検資格者」を新たに始め、日本防火協会などが０９年に「防災管理者」の資格認定を始めた。

　東京の場合は、東京消防庁ＯＢを受け入れている東京防災指導協会が、０６年に「防火安全技術講習」を、０７年には「防火管理技能講習」を始めた。講習修了書を交付され、５年ごとの再講習が義務付けられている。

　こうした現状について、東京都内のビル管理会社の男性社員（４９）は「講習費用が高すぎる。内容が似ていることもあり、統合してもいいのではないか」と指摘している。
　

コメント
01. 2010年3月14日 13:16:08 公益法人って本当に公益になっているのだろうか・・・ 公益という大義名分で実際は官僚の私益でしか無いような気がする・
02. 2010年3月14日 13:36:49 事業仕訳、必要です。 この国では、公的資格に関するコスト（時間を含む）が高すぎる。 官僚が法律を作り、資格ビジネス組織も作成し、その組織に天下る。 このようなビジネスモデルは早急に消滅させ、既存組織を統廃合し、かつ国民負担コストを大胆に（８０％以上）カットすべきだ。 対象とすべき領域は、はなはだ広く、これまでの旧政権時代の腐臭のただよう仕組みは多い。 枝野さんに期待しています。
03. 2010年3月14日 15:06:37 下手な講師陣に払う高い講習費用（+交通費・宿泊費）はOBのぼったくり。 出来ればICTを活用したeラーニングでの研修に切り替えてみては どうなのか？ 日本eラーニングコンソシアム http://www.elc.or.jp/Default.aspx
04. 2010年3月14日 18:19:07 消防法も建築基準法も他の資格ビジネスに繋がるものは皆そうです。 天下り法人に貢ぐシステムとしか思えません。 高い講習費用と忙しい中、一日潰れてしまう。 ページを飛ばし飛ばしで、中身の薄い講習。 最近はなんと講師は、TV画面での登場なのである。 安いテキストと手抜き内容で立場を利用したビジネス。としか思えない。 本当に必要な講習なら、むしろ無料で講習するべきであろう。
05. 2010年3月14日 23:29:37 「公益法人」＝　公営私企業 「公金だが、使途は公開義務がない」、 税金を喰いモノにする詐欺システムであり、 透明なカネを真っ黒にする逆マネーロンダリングの舞台。
06. 2010年3月15日 11:21:07 ４様　私の全ての思いを代弁してくれました。更に付け加えれば、運転免許証の更新も胡散臭いものを感じます。これまた何処かの天下り法人が印刷した、講習後は便所紙にも、何も使い物にならんテキストを無理やり渡され（買わされ？）２〜３ページだけ見てハイ終了。後はビデオ観賞。見ようが見まいが、寝ていようが、講習料金は先取りだから知らんぷり。いつも何処かのデパートのバーゲンセールのような盛況。３〜５年に１度ではあるけど、いつも行くたびに腹が立つ。聞いた話、イギリスでは１度採れば７０歳まで有効とか。（最近改制されたかも？）嗚呼、今はお前ら役人、天下り人に食わす余裕なんかない！
07. 2010年3月15日 11:23:53 >>06さま、車検も入れてください。日本のこんなに性能のいい車に、何故？です。
08. 2010年3月15日 13:15:56 ０４さんのご意見、正しいと思います。 　人材の不足しているヘルパーでさえ、１０万円の資格認定 　の講習費用が要るのです。
09. 2010年3月16日 02:23:36 業界が育ってきたら、その業界を束ねて、業界の中心企業に働きかけて公益法人格を与え天下り先をつくり既得権益を重ねていく。どの業界も同じである。いい加減にしてほしいが、その金ズルが資格試験であり、その資格を行政側は支援する仕組みとなる。それにしても免許更新のテキストは持ち回りにして、更新手数料(2,550円)講習手数料(1,700円)は、せめて免許証の実費、300〜500円にならないものか。公務員が手数料をとることもどうかとおもうが、実際、高すぎて頭が痛い。
10. 2010年3月19日 12:18:45 　点検資格者講習はあまりにも高額すぎます。講師もただテキストを読んだりして説明を加えているだけ。マークシートなのに結果が出るのが遅すぎる、高額料金を払っているのに免許作成費用は別途料金、おまけに再講習も高い。本当に事業仕分けが必要ですよね。 　冷凍機の試験も受験料が1万円近くかかるのに、結果が出るのは2ヵ月後です。考えられないです。民間の団体ならもっと迅速に対応してくれる、受験者は試験の結果が一番気になるのに、受講量は受験料で高額を支払っているのだから、そのくらいのサービスはすべきです。そんなに高額な料金を取っているのだったら、受講生に昼食とお茶をサービスし、免許作成料金も込みにしてほしいです。天下りを食わせるためとしか思えません｡値段と価値のバランスが合ってません。

11. 2010年8月19日 23:57:13: qUgjKGS2BA 防火管理講習は疑問に思った。平日二日を取られ、テキスト代は５０００円はかかったかと。 　しかし、資格を得ても、消火器の有効期限確認も金を出して外部にやってもらわなければいけないようで、誰かが言っていたのが、「持っていて怒られる事はあっても利益になることは無い。」 　飲食店が一つ入ってるだけの建物でも毎年連結送水管点検をするのに、業者（天下りと思える）に頼み、２０分くらいの点検で５万円かかったりする。 　消防の方に時間がある時に点検してもらえてもいいのではないか？という人もいた。 　お金、時間、エネルギーは効果の高いものに費やしたいものだ。
12. 2010年11月06日 16:28:07: MIeH0tJKCo これらの外郭協会には、ほとんどさしたる仕事もないのに、 消防局幹部が定年後再就職しています。管理職の既得権益 みたいです。
13. 2010年11月11日 19:47:53: vpz0p26KKU ショベルローダー等技能講習は自動二輪免許所持者に原付免許を取らせるような資格です。似たような資格を厚労省は山ほどつくっています。もうじき排便にも資格が入り用になりますよ。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます（表示まで20秒程度時間がかかります。）
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
フォローアップ:

　次へ 　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・ＮＨＫ82掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。