http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1302.html

2010/03/15(月) 00:49:04

丸（財界事情通）　永さんよ、民主党内の「脱・小沢支配」の動きが、強まりつつあるようだな。

永（政界事情通）　やはり、そう思うか。仙谷由人・国家戦略相や前原誠司・国土交通相ら、もともと「非・小沢」や「反・小沢」だった面々が、ここへ来て、世論の「政治とカネ批判」を追い風に、小沢幹事長の強すぎる力を少しでも抑えようと動き始めた。

霞（官界事情通）　政策運営を内閣に預け、党内の政調（政務調査会）の動きを抑えた小沢流に、中堅・若手議員らの不満は強い。今回、新設が決まった議員政策研究会はそのガス抜きかと思ったが、やはり仙谷氏らが仕掛けたことなの？

永　そのようだ。研究会は、財政や防衛など１０の分野について設け、一般議員が会長になる。政府提出法案の議論も、役所の幹部から意見聴取や政策提言も許される。そういう活動は、小沢氏が認めてこなかったから、大きな変化だ。

丸　小沢氏はどうしてこれを認めたのかね。

永　批判的な会合に堂々と顔を出す不満分子の数が増えて、無視できなくなったようだ。それに、「政策よりも参院選」というのが小沢氏の本音。政策の中身を最終的に決めるときに関与すればいいと考え、「しばらく政策論議と遊んでろ」といったところじゃないか。

霞　その参院選へ向けたマニフェストづくりも、仙谷氏らが主導権を取りそうだな。

丸　オレにも、そう見える。「マニフェスト研究会」は党内に設置するけど、内閣に担当大臣を置くことになった。仙谷氏が担当大臣になるのか？

永　そう思う。もともと国家戦略相が政調の会長を兼務するはずだったから、それが自然だ。

丸　それも、小沢氏は受け入れるのかい？

永　だろうね。今回の動きは、「非・小沢」「反・小沢」のメンバーが、かなり覚悟を決めて取り掛かっている。８日に、内閣支持率の下落が続いていることを小沢氏らの「政治とカネ」の問題が原因だと指摘し、幹事長辞任まで求めた形の前原発言も、「意を決した」という印象だった。そんな逆風下で下手な対応をしたら、参院選への挙党態勢が崩れかねない。だから、小沢氏も慎重だ。

霞　ところで、この間、菅・副総理兼財務相に動きがないのは、「ポスト鳩山」を意識してか？

永　恐らくな。菅氏はいま、時間があれば、財務省で成長戦略の具体化に向けた勉強会を重ねている。この前、この欄で触れたが、経済政策不在の政権内で、大きく主導権を取る狙いだ。小沢氏の影響力をそぐ動きは、そんな菅氏にとって、悪いことではない。無論、水面下で小沢氏との連携も怠っていない。

丸　まあ、どちらにしても、政策論議が動き出すことは、いまの閉塞状況の打破につながる。コップの中の争いに終わらないことを望むね。

【政財界ウォッチング】（毎週金曜掲載）より

（日刊ゲンダイ　2010/03/12 掲載）

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前原大臣は、マスコミのインタビューで、くだらないことをしゃべりすぎ。内輪で話をつけろ！
偽メール事件で大敗した前原で選挙が勝てるわけがない。政治に関心がある国民なら、みな承知していること。
前原氏も仙谷氏も政策論議に専念していればいい。問題は山積みなのだから…。

◆空自基地と米軍港併設　普天間候補、ホワイトビーチ沖　（⇒2010/03/14 中国新聞）
　　http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201003140065.html

コメント
01. 2010年3月15日 15:05:46 マスメディアの娯楽政治ニュースの映りが良い前原氏だが、国会では影が薄い。
02. 2010年3月15日 15:25:22 日刊ゲンダイも､とうとう反小沢の動きを取り上げるようになったか｡「小沢ヨイショ」の記事ばかりでは､売れなくなってきたのに気づいたのだろう｡
03. 2010年3月15日 15:31:15 何をどう言おうと、誰が何をしようと今の民主党に小沢一郎は不可欠の存在で、前原や仙石ごときの輩がいなくなってもそれこそ蚊が刺したほどの影響だが小沢がいなくなれば現政権もたちまち崩壊しまたもや大企業とアメリカべったりの自民党政治が復活してしまうだろう・・そして国民生活が壊滅的打撃を受けることになり自殺者が３万人どころか５万人とか６万人になってしまうかもしれない世の中になるだろう・・それを国民が選択するかどうかだが・・
04. 2010年3月15日 15:31:53 ってか政調廃止したのも小沢氏が悪いになってるのかマスゴミは？ 政調作ったらそれこそ自民党時代みたいに二重権力になり、党側が内閣より発言力が強まり癒着が発生するので総理だけでなく管氏らも賛成している。 離れるなら離ればマスゴミが持ち上げる7奉行とやらのって 黄門様は新党構想があるみたいだが 周囲から見れば、確かに民主党のナンバー1は小沢君で、ナンバー2は自分だろう。 http://diamond.jp/series/newsmaker/10027/?page=4 こんな、馬鹿がマスゴミが持ち上げる黄門様、勘違い野郎なのかボケ老人なのか。 前原の実力も新党日本の田中康夫氏がメッキを剥がしてくれている。 http://www.love-nippon.com/4_kikai2010.htm マスゴミや既得権連中は死守の為に無能軍団持ち上げる。 余程、徹底的に改革宣言してる小沢氏が怖いのかな。
05. 2010年3月15日 15:48:02 日々力を増している小沢を見ていると、前原なんかは金魚鉢の中で元気に泳いでいる金魚に見える。
06. 2010年3月15日 16:10:57 前原氏は頭悪いからなあ！
07. 2010年3月15日 16:36:49 今の民主党の首脳は全員、小澤擁護派と考えられる。そうるすと、小澤退陣要求はでき芝居であり、全て小澤の指示でやっているとした方が自然である。これらは目くらましである。民主内に対立構図があった方が、反小澤（と思われている）勢力を後々には反民主への反撃に使える。今、民主が小澤の下にまとまれば、誰が何をやっても小澤に結び付けられ、政治と金で、場合によっては与党の横暴として、世論の総攻撃にあい、すます追い込まれる。小澤がいる限り、選挙で自民が勝てないのは自明であり、小澤はそこまで読んで今の状況を容認する戦略を取っている。（以上、私見）
08. 2010年3月15日 17:10:39 地球温暖化の仮説が崩壊してしまったから、CO2削減を義務づける法案をごり押ししても成立されることが出来るのだろうか。　小沢主導に押し切られるのは嫌だと思っているらしいが、首相の支持率が更に落ちる結果になるのではないか。　引いたカードが温暖化防止法案で、周囲を固めるのが前原・仙石・平野・枝野となれば支持率を上げるどころではあるまい。　菅さんは付き合わないと思う。　N.T
09. 2010年3月15日 17:17:53 地球温暖化の仮説が崩壊って、根拠は？
10. 2010年3月15日 17:42:37 支持率あげるにはマニフェストにある可視化法案通す事

11. 2010年3月15日 19:41:07 >09 ＞地球温暖化の仮説が崩壊 根拠は株屋。 米英の株操作。 何たらゲート事件の本質はソレ。 ついでに、小沢外しを本格化させたいと願うなら「幸せな民主党政権」を演出して上げないと無理。 選挙に小沢の力が必要とされる以上は、単なる口先の喧嘩で終わる。 ワザワザそうなるように、一生懸命に民主党ネガ・キャンを続ける自民も大マスゴミも自虐なんだよ。 安泰ムードが漂って初めて、民主党も油断するというもんだ。 常識以前だろ。
12. 2010年3月15日 21:19:35 やはり前原はおろかなり。すこしかいかぶりすぎていたなあ。
13. 2010年3月15日 21:54:03 >>06＞前原氏は頭悪いからなあ！ >>12＞前原はおろかなり。 君らは偏差値幾らだ｡前原は天下の○大卒だぞ｡
14. 2010年3月16日 01:16:02 13へ でもゼミでは君は頭が悪いから、残らないで(大学院へは行かないで）松下塾へ行きなさいと言われたらしいね(笑）それと偏差値と大局観のある政治を行うことはは別だろう。
15. 2010年3月16日 01:34:21 >03の、方に、大いに、賛成！うっれしいですね。このような、投稿者が、いるんですから。 ＞１３の、かたに、一言、いっときましょう。偏差値が、なんだっつーの。 秀才とは、物覚えのいい、馬鹿！って、誰が言ったか、ご存知でしょうか。 大正・昭和の、傑僧　沢木興道　です。本の題目は、「禅の悟りこころの歌」大法輪　に、詳しいですよ。たまには、人生、考えたらいいんです。現世利益だけでは 情けないでしょうに。座禅は、のぼせ　も下がるんです。 　政治にも、力は、当然でしょうが、知恵と、勇猛心が、欠かせません。 偏差値を、振りかざす、柔軟心の、ない輩が、官僚！アメリカ洗脳組み！
16. 2010年3月16日 12:37:29 ＞07同感です。 　全国各地から当選してきた議員による政党が、軍隊のように統一が取れてたらかえって不気味だ。『踊る大政界』の中で漫画家のいしいひさいち氏は小沢氏にこう言わせている。「反主流派がいた方が、政党らしいぜ」 　目が泳いで質問者をまともに見られない反小沢派も、「小沢は不要だ」と公言しているわけではない。マスコミにそう取られるように発言しているだけだ。やっとこ政権にたどり着いたのに、新党へ出てゆく気など誰も持ってはいまい。彼らの役割が「反小沢」なのだろう。 　低学年の学級会のようにまとまりがない与党も、「健全な政党」を示すポーズなのかもしれない。自民党に「派閥」があったように。マニュフェストもできる範囲で形を変えながら実行している。少なくとも自民党の「紙切れ公約」とは違う。 　実行力に疑問符が付いている鳩山首相は、逆に「私が決めた」に拘らないトップではないのか。「鶴の一声」が嫌いなタイプのような気がする。小泉元首相のような「一点突破」の作戦は必要ないので、戦線全般にわたって前進してゆけばよいのだろう。 　そのためにも「安定多数」は絶対に必要である。
17. 2010年3月16日 16:23:02 ないない

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