確かに私も鳩山首相の豹変（二枚舌）ぶりには、付ける薬はないものかと思っている。沖縄県内移転の複数案（キャンプシュワブ陸上部かホワイトビーチ沖のいずれかに新たな滑走路などを建設する案）で米側と交渉する事を決めたとの記事を見た時、自分の目を疑った。国民新党の下地幹郎同族企業の利権絡みも重なり、可能性の高さを懸念している。

もし、県内移設となった場合は、鳩山内閣の信頼と鳩山由紀夫への信望は失墜（支持率なんてどうでもよい！）し、沖縄県民やその理解者は絶望に近いものとなろう。（私もその一人）
さりとて、民主党政権の存続は揺ぎ無い。普天間移設問題で首相の首をすげ変えては、又も世界へ恥を晒す事になり、政界は混迷を深める事態となる。
何としても国民生活向上の目を摘む結果となる状況は回避しなければならない。
あと一年半は鳩山内閣（時期を見て内閣マイナーチェンジは必要）で行く。これは苦渋の選択と言う表現に尽きる。

それとは別に、最近思うことは、民主党のスローガン？「国民の生活が第一」は勿論、昨年のマニフェストの骨格も小沢さんが党首の時にできたもので、鳩山首相の目指すものとはかなり違うのではということです。そう考えると、今まで疑問に思っていた閣僚の人選・彼らの発言やその他対する首相の言動がほとんど説明できるからです。

阿修羅やその他での、「国民主権を実現するために、鳩山（内閣）と民主党を応援しよう」的な呼びかけに、かなり懐疑的になりつつあります。
普天間次第で、これは確信に近くなるかもしれません。

＞読売新聞のスクープは、沖縄県民や国民に知らせる前に、沖縄県内移転の複数案（キャンプシュワブ陸上部かホワイトビーチ沖のいずれかに新たな滑走路などを建設する案）で米側と交渉する事を決めた、というものだ。

スクープの出先は今お騒がせの生方議員のリークかな？
こうやって沖縄の人や世論を煽るだよね。普天基地は解決した結果で問題にしましょうや。
私はまだ鳩山首相を見捨ててないよ。旧政権のズルイ置き土産や官僚改革政策を半年でやれるわけがない。やれば急激に何千人の官僚や公益法人の方が職を失い大いに問題。段階的にやって当たり前でしょう。
旧政権が６０年掛けて作った傷はせかついて元に戻りません。寛大な心で見守りましょうや。

今鳩山内閣は、本当にゆっくりながらも国民主権の方を向いて進んでいるんでしょうか？
今思い返してみると、内閣発足直後から小沢路線から外れて官僚主導の自民路線に近かづいていたような気がします。（それでいいんだという人もいるでしょうが）

勿論政策によっては、資金やしがらみから一朝一夕に達成できないのはわかります。問題は、その方向に進めようという姿勢が見えないことです。それどころか、そういう動きに水をかけたり、早々幕引きを目指したりする動きも散見されます。
また、「必ずしも（選挙で示された）民意を忖度する必要はない。」とか、衆院選中の鳩山代表の約束について、「マニフェストに書かれていない。」と開き直ったりする閣僚の発言も耳にします。
その気になれば、明日にもできる首相官邸記者クラブの開放や官房機密費の使途公開も、全く進みません。

しばらくは、平野をはじめとする閣僚の問題だろうと思っていましたが、最近はもっと本質的に、鳩山内閣として目指している方向の問題ではないかと思うようになりました。

今は、鳩山内閣総辞職・小沢内閣誕生に、国民主権の回復の望みをつないでいます。

参院選勝利は、国民主権回復の手段であり目的ではありません。（国民主権を目指すなら、参院選に勝つためには小沢幹事長は辞任した方がいいなんて言うのは、全く本末転倒です。）

国民の怒りを炊きつけながら、それに応えるべく一部人事を刷新するという作戦もあるでしょうから
炊きつけられた側の国民は怒ります。でもぬしの目的は実現に向かい追行されているのだとしたら
怒るだけの国民には、問題もなく政治力も問われない訳です。

鳩山首相への決別宣言も　怒った側の表現として見せているのなら、
確かに効果もあるし、それを戦略として見せている本物の政治家でしょうね。

鳩山さんは、５月に結論を出すと宣言しているのですから、途中経過の一時的結論とみるのが
常識かと思いますよ。首相の立場としては国民の総意を尊重したいと考えて社民党とも連立を
組んでいる訳ですから、一時的結論と受け止められないのであれば、政治家以下ですからね。
（与党側に参画したいと願っている保守側の新党結成に血が騒ぐお立場かも）
（ここは政治家であるなら、自分達の身の振り方は自分達で考えて頂きたいですね）
（与党に挑戦しかけるのか、社会問題をかかげて解決めざして立ち上げるかの差は大きい）

では５月に鳩さんがどのような結論を出すのかは、実際の所、ご本人以外には誰にも分りません。
首相としての素質・性格が期待されて、現在の立場にある訳ですから
国民の置かれた実態が全体にハッキリと見えていなければならないでしょう。・・・・・・・

マスコミは政治家に対して、国民の実態を隠す傾向にある。
政治家は国民の現状、必要性に気が付かないから何も出来なかった。

目立つ要望の強い政策から先に実行に移すのが、空洞化政策のこれまでの習性です。

国を挙げての、国内反対の社会運動を起こし、情況を政治家にハッキリ知らせるのです。
国民の願いをキチンと伝えるのです。マスコミに報道妨害されないような計画を立てながら。

軍国極右と保守の対決があってもいいかもしれない。
現在の鳩山政権を操作して米に従属させようと強引に働きかけている「軍国極右」は
国民から現政権（鳩山首相）を横取りしたまゝ、米の属国　占領国に押し留めようとしている。
とすると、ここで国民・現政権・極右と闘う保守、つまり本物の政治家達による合同の
軍国極右と闘う　一大 「国民社会運動」というのが必要なのかもしれない。
（ここでの国民：とは、共産党のまともな人達から保守のまともな人達まで含まれます）

鳩山首相の優柔不断に見える言動は、かなり過酷な立場での操縦を物語っているのでしょう。
現状の（日本回復を願う沖縄返還占領地引き上げを願う）「社会運動」はまだ盛り上がりに欠け
鳩山さんの決断を引き出すには、まだ力不足（国民側の力不足）なのかも知れない。
力不足：社会運動も盛り上がっていない印象なのは、マスコミの隠蔽姿勢が原因ではないかな

米との軍事同盟から新たなパートナーシップを構築しながら、
日本が新たにスタートするためには
幹事長,官房長官の人事の刷新程度で形が付く問題ではないかもしれない。
（やらなければ分りませんが、首相の姿勢を見ている
限りでは現在の極右攻勢状況は生易しくはない様子）
日本の新たなスタートには,今ひとつ力が欠けているのが実情かもしれませんね
現政権を維持しつつ、問題点を解決しいていく社会運動を展開したらよいでしょう。
その課程で、必要な人材が整う政治体制が完成していくのではないかと考えます。
（完全な人が居ない時点、人の欠点面を押さえるのは言葉ではないと思います）

これで普天間代替の政府案が沖縄県内で決まったら、「民主党をダメにした３悪人」の筆頭に任じよう。これは民主党中心の政権が続けられるかどうかという問題ではない。その政権を、国民主権と最も遠いアホウ政権に近いレベルまで堕落させたからだ。（させた言うのが言い過ぎなら、させようとしている）

ほんとにフヌケ鳩山には失望した。民主党全体と国民を道連れにするな。一刻も早い総辞職を望む。

しかし　この総理、なんか、言うだけ総理。言うだけ内閣の様相が分かりだしたため支持率低下。

でも、まだ期待してます。　まだ１年たってない。自民には政権でいてもらいたくない。１３年かけて移転の件はなんにもしてない自民よりは　ま　し　か　も。