私は暫く前から糟塵（マスコミ）の政権報道につき、奇妙な法則性が存在している事に気付いて来ていた。

それは「反比例の法則」とでも言うべきものである。

この法則性の背景を探る事が、糟塵（マスコミ）の行動の真意と本当の動かしている者が誰であるかを探り当てる事になるのではないか。

小沢幹事長に対して検察の不起訴が決まって検察の不当攻撃である事が露呈した後に至っても有権者国民に対して糟塵（マスコミ）はアンケート調査なるものを行い、小沢幹事長の辞任を要求する世論なるものをでっち上げてきた。
そもそも調査においては、「偏らない調査」を如何に行うかが問題である。
偏った調査を行えば偏った結果が出る。
「小沢辞めろ」の声を多く採る目的で、対象者を選び、誘導してアンケートを採れば、出てくる数字は意図した結果に近いものが出せるだろう。

小沢幹事長攻撃と民主党対自民党の支持率が近づくとの報道の進行中に、皮肉にも「自民党の瓦解」は進行した。これはまことに皮肉な結果であった。同時期に舛添の首相期待率の高まりをも糟塵は報じたが、舛添のパフォーマンスは自民党瓦解傾向を高めてしまった。

このように糟塵が民主党と政権を攻撃するたびに、皮肉にも自民党は瓦解してゆく。瓦解のスピードを高めてゆく。
その自民党の瓦解すなわち崩壊現象を…まるで補うかのごとくに…糟塵（マスコミ）は「政権支持率の低下」を意図的に造り上げて報じるのだ。

なぜ、このような反比例的報道行動を採るのか？

自民党崩壊を何らかの形で補いたいのではないのか？

検察は連立政権を崩壊させられなかった。

自民党は一方的崩壊してゆく。

財界や各種団体は政権与党支持へと変わった。

野党の中からも公明党などのように政権に協力する政党も出てきた。

このような中で、有権者国民だけに工作の手を深く入れて国民と政権を離反させる目的を追及するのはなぜか？

これは自民党の政権奪還を応援する目的ではないのではないか？
参院選において自民党やみんなの党が善戦して政権運営が難しくなる事は糟塵（マスコミ）にとって望ましいものであろう。
しかし、いつまでもわき目も振らずに政権攻撃にひたすら励む事は自分達の将来にとって大いに不利に作用する。

それが判らない彼等ではあるまい。
にも拘らずひたすら励む事の目的は別のところにあると私は考えるのである。

政権攻撃の主体として自民党は期待できない。国民から不信感をつきつけられた。みんなの党はひ弱であり政権奪取力は足りない。

つまり強力な野党が存在しないのである。

この状態は自然の儘では政権は有権者国民からの支持が自然に強化され日本の政治は安泰化する。

しかし、日本の政治が強力化する事は日本国内の利権勢力だけでなく、外国勢力もそうであろう。
日本の政治が強くなることは、すなわち日本が強くなる事は、堕落した弱体政治の継続よりも望ましくない筈だ。

私は日本の戦前から生き残った官僚勢力と同じく体制権力を担ってきたマスコミ勢力は国民誘導と国民弾圧の組織であり、反国民・反国家的組織としての体質を揺ぎ無く堅持してきていると考えている。

であれば、これらの体制権力組織が国民の打ち立てた政権に対し攻撃を始めて継続し、二重権力的状況に至っていると考えられる。

日本国民が自らの政治を打ち立てた事により、それへの攻撃の最前衛に立っているのが糟塵（マスコミ）権力なのであり、それは日本を混乱に導きその隙に手を入れて掻き回し誘導しようとする国内に存在する非国内勢力の指示が神経刺激をなして口や手足を動かしていると考えるのが無理がない見方と考えられる。

糟塵（マスコミ）権力機関を動かす事は簡単である。
ほんの一握りの上部の人間（エリ−ト）に報道方針を決定させればよいのであり、彼らは真の報道についての見解なんかは捨ててきているから、容易に”指示”にしたがう。
これは検察組織でも同様であろう。
部下の現場の記者達は言いなりに動くしかないし、そのように動くように育てられてきている。

であるから、糟塵（マスコミ）や官僚組織を動かす事は、非国内的な中枢頭脳が存在していてそれが糟塵（マスコミ）や官僚組織といった出力装置と神経的に繋がっていれば簡単な事なのだ。
僅かな費用（マネー）で少数（受験戦争経過の糟頭エリート）に栄養を投ずれば直ぐに動いてくれるだろうからだ。

今や最強の（最虚）の国内反日破壊組織は売国政治家達ではなくてマスコミ組織集団ではないのか。

　２　８１　＋−

コメント
01. 2010年3月23日 16:02:49 札付きの弱肉強食派のフジテレビや産経新聞などが邪悪な目的で世論調査の操作をし誘導質問で、小澤幹事長さん追い落としに、仮に賛成９５パーセントの数字を出しても何も驚く必要はないです。情報工作とはそういうものなのです。前政権の悪政により、地方を荒廃させ、多くの国民を、病苦、生活苦、のために、自死へ追いやつた罪は重い。万死に値する。「やまとごころ」は国民の生活第一。が日本の伝統文化ではなかつたでしょうか。小澤さんは、真の愛国者と思います。
02. 2010年3月23日 20:12:28 今まで何十年もの間、国民世論を意のままに操作し、当たり前の如く利権を大いに享受してきた巨大マスメディアが、突然の国民意思による政権交代という大きな変化に対して、初めての経験のため、何をどう対処すればよいのかの処方箋もなく、ただ右往左往血迷っているだけである。ただ今は業界一丸となって、何としても現在まで護り続けてきた甘い既得権益を絶対手放さないという一点で、その利権を壊そうとしている新政権を必死にかつ執拗に攻撃をしているという構図ではないか。むしろ哀れである。
03. 2010年3月24日 00:34:17 大手マスコミ連中は気づいていない、彼らが既得権益を貪り、思いのまま操ってきた報道環境という上昇気温は、ある地点をヒットするとその破戒速度は加速する。　まさしく、地球温暖化と同じだ。　今直ぐ手を打たなければ、取り返しがつかない、いや、もう既に、その時は過ぎているようだ。

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