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小沢流:「剛腕」の素顔/1 ちょろちょろしないで−−「未熟」首相にいら立ち
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/951.html
投稿者 hii8765 日時 2010 年 3 月 24 日 03:24:06: SUvgBP5/fSaow
 

◇政権管理、悩んだ末 側近「直接電話したら二重権力」
 「ちょろちょろしないでください」。昨年12月初旬、国会内の幹事長室で民主党の小沢一郎幹事長は、いら立ちを受話器に向かって吐き出した。電話の相手は鳩山由紀夫首相。不機嫌な物言いに周囲には緊張が走った。


民主党本部に姿をみせた同党の小沢一郎幹事長(左)と鳩山由紀夫首相=8日午後、馬場理沙撮影 「無駄撲滅」を掲げる鳩山内閣にとって初の試金石となった10年度予算案。11月の事業仕分けは注目を集めたが、削減は約6900億円で目標の3兆円に遠く及ばず、大幅な税収減とあわせて深刻な財政難に陥っていた。

 だが、首相は2・5兆円の税収を左右する暫定税率の存廃を明言せず、あいまいな発言を続けた。「(廃止を明記した)マニフェストは国民との契約だが柔軟であるべきだ」(12月2日)、「財源が足りないから仕方ないみたいな議論は認められない」(同3日)。小沢氏の電話は首相の「迷言」が引き金だったという。

 小沢氏のいら立ちはその数週間前から始まっていた。11月26日、国会内に小沢氏を訪ねた旧友の平野貞夫元参院議員に不満を漏らす。「内閣は予算作りを全然理解していない。年内編成が難しくなれば、重大な事態だ」。野党時代のマニフェストと、現実政治との調整に乗り出さない首相に小沢氏が不信感を募らせた結果だった。

 政務と党務を分離し、政策は内閣に一元化する−−。昨年9月の鳩山政権発足時のルールに従い、政策立案は内閣に委ね、小沢氏は盤石な民主党政権を築くため、今夏の参院選と次期衆院選対策に専念するはずだった。

 だが、「政権慣れ」していない鳩山内閣の迷走ぶりは「誤算」だった。周辺によると、小沢氏は予算編成に「本気で首を突っ込む覚悟」を決め、昨年12月16日に首相官邸に乗り込んだ、という経過になった。

 鳩山政権を「未熟」だとみる小沢氏が政権の管理へと動いた瞬間だったが、側近らによると、小沢氏は権力を「抑制的に行使」するよう心掛け、表舞台へ出ることを「極力避ける」のが小沢流の権力統制術といわれる。

 平野氏によると、「党は政策に口出ししない」とのルールを破ることに小沢氏はちゅうちょしたという。「ずっと悩んだ様子だった」。鳩山首相の立場をおもんばかって言いたいことも言えない、というのが平野氏の解説だ。

 こうした事態に鳩山、小沢両氏の周囲は危機感を持つ。暫定税率問題が一段落した12月25日、東京都内の料理店に平野博文官房長官、小川勝也首相補佐官、輿石東参院議員会長、高嶋良充筆頭副幹事長らが集まった。

 「幹事長が直接、首相に電話し始めたら二重権力のように言われる。側近同士が連絡しあっていこう」。高嶋氏のことばに全員がうなずいた。意思疎通がままならないツートップ。「小鳩体制」の危うさがここにある。

    ◇

 民主党中心の鳩山政権発足から半年。この間、政局舞台の回転軸であり続けたのは、鳩山首相ではなく、小沢氏だった。「剛腕」と呼ばれ権勢を振るった自民党を離党して17年。常に政界再編の台風の目となり、多くの与野党政治家や官僚が「対小沢」の座標軸の中で語られてきた。小沢氏とは何者なのか。その実像に迫る。=つづく

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100323ddm005010115000c.html

 

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コメント
 
01. 2010年3月24日 04:56:55
この内閣に 国民もいらだっています
鳩山総理早く辞任してほしい 
現内閣で亀井大臣だけですか活躍されてるのは
後の大臣は ちょろちょろ動いているだけ 中身は空っぽ

02. 2010年3月24日 07:34:24
01サンにほぼ同意ですが、これは非常に悩ましい問題なのです。そんなに簡単に大臣の首を挿げ替えたのでは自民党と同じになりますから。未熟な大臣どもを支えて成長させなくてはなりません。アメリカの「日本人愚民化政策」で育てられた人達を教育し直さなくてはなりません。根気のいる仕事です。空っぽに中身を詰めるのは・・・

03. 2010年3月24日 08:36:55
> 側近らによると、小沢氏は権力を「抑制的に行使」するよう心掛け、表舞台へ出ることを「極力避ける」のが小沢流の権力統制術といわれる。

誰が表舞台から引きずり下ろしたんだか(怒)


04. 2010年3月24日 09:42:06
私は昨日、コンビニに日刊ゲンダイを買いに行ったのですが、置いてなかったので、朝日新聞か毎日新聞を買おうと悩みましたが、自助努力が少し感じられる毎日新聞を買って来ました。
「読解・小沢流・剛腕の素顔」特集の一話に、この記事が載っておりました。平野貞夫氏の発言が載っていて、まあ、なかなかの記事だと印象を持ちました。特集の最後まで読まないと判断できないのですが。
聞くところによると、大手四誌の中では、記者の年収が一番少ないようですね。若手記者たちの正義感に期待したいのですが、また裏切られてしまうのかなあ。

05. 2010年3月24日 11:21:06
鳩山は、本当に「国民主権」、「国民の生活が第一」を目指しているのか?

最近は、非常に強い疑念を感じている。


06. 2010年3月25日 04:17:23
この「読解・小沢流・剛腕の素顔」特集は、かなり悪質な記事ですね。平野貞夫さんの発言まで引用して、一見、小沢氏を正当に評価している様に見せ掛けながら鳩山総理を無能力者扱いし、結果的に権力の二重構造になっているとしながら、尚且つそれは小沢氏の側近が勝手にやっている「忖度政治」の弊害であるとしています。そして最後の最後で、その様な「忖度政治」を意識的にやらせているのが小沢氏の剛腕であるとの結論付けに読者を誘導しています。毎日新聞らしいイヤラシイ高等戦術で来ましたね。

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