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「東京都青少年健全育成条例改正案」と表現の自由 (良人の部屋のブログ）
http://d.hatena.ne.jp/asuka200/20100403
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「東京都青少年健全育成条例改正案」と書いても、私を含めまして、皆さまにおかれても、ピンとこない方が大勢を占めるかと思います。
端的にいいますと、この条例は「表現の自由を規制」できる東京都の条例案であり、この条例の対象となるものに、映像は無論のこと、漫画や小説だけでなく声優さんの声に至るまで、行政の匙加減で「ストップ」をかけられるというものであります。
もしこの案が可決したとしたら、クリエーターを始め、そうした業界に携わる方々は、それこそお上（東京都）の顔色を伺いながら創作活動を強いられてしまうという、何と戦時中の統制下に置かれた日本の閉鎖社会さながらの、悪しき時代に逆戻りしかねないような、恐ろしい代物だというのを、皆さまにも認識していただきたいと思い、この条例案を紹介した次第です。
そうして東京都の、この「東京都青少年健全育成条例改正案」が都議会で可決した場合、当然のことながら、東京を拠点とする大手の出版業界は、その条例を無視するわけにはいかなくなります。
ところで、この現実に繰り広げられる様々な人間の英知は、表現の自由が補償されていればこそ、さらなる新たな境地へ向かうことができると思うのですが、改正案の支持者達は、既成の道徳観念を駆使できるような環境を築くために、新たな境地へ向かう創造の芽を摘もうとしているのではないでしょうか。
では何故、東京都は『既成の価値観に重点を置く』ような法案を通そうと画策するのでしょうか？
「東京都青少年健全育成条例改正案」のことについては、私自身も勉強不足であり、あまり深く立ち入って考えておりませんので、確たる回答ができるまで至っておらず、したがってこれ以上の言及は避けますが、関心のある方は、是非以下のサイトをご覧になってご自分の目で確かめてくださいませ。
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