総理は前原国交相ごり押しを容認すべきでない（植草一秀の『知られざる真実』）4/22 No.2 明るい憂国の士

前原誠司国交相が新料金制度の見直しを行わないと発言したとの報道に関連して、「総理方針に反逆前原国交相を直ちに罷免すべし」（http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-0471.html）

と題する記事を掲載したが、事実関係を調べると、前原国交相の発言は鳩山総理および平野博文官房長官との会談後のものであったことが判明した。

　鳩山総理大臣が前原国交相とどのような内容で合意したのかは明らかでないが、鳩山総理が新料金制度を見直さないとのことで同意したのであれば、前原氏更迭ということにはならない。

　しかし、前原国交相発言には、「現時点では」との限定条件が付されており、時期を見て修正することが念頭に置かれたものである可能性が強い。

　国交省が提示した新料金制度は、麻生政権が実施した週末上限１０００円制度と比較して、週末に高速道路を利用する一般市民の大半の利用で「値上げ」になるもので、「高速道路料金無料化」をマニフェストに盛り込んだ民主党の方針に完全に逆行するものになっている。

　民主党が道路建設を求めたからこのような案になったと国交省は説明するが、この制度が実施されれば、大きな不満が鳩山政権に向けられることは火を見るよりも明らかである。最大の問題は、国交省がマニフェストに完全に逆行する新料金制度案を決定したことにある。

　この点を踏まえて民主党の小沢一郎幹事長が新料金制度の見直しを求めたのであり、その見直しの方針を鳩山総理が決定したのであるから、鳩山総理が前原国交相に明確な指示を示すべきであった。

　決定の修正を迫られたことに腹を立てて前原国交相が辞任すると言うなら、辞任させれば良いだけのことである。前原国交相は総理と直接折衝する前から見直しに応じない方針を示していたのであり、この前原国交相の行動を鳩山総理が容認するなら、鳩山総理のリーダーシップ、求心力にひびが入ることは避けがたい。総理大臣が一国務大臣の横暴に屈服してはならないのである。

　鳩山総理は民主党の挙党態勢を維持することを優先して、政策の大義と正義を失ってはならない。国交省が提案した新料金制度に問題があるのは明らかで、この点を指摘した党側の意見を尊重せずに、前原国交相のごり押しを容認するべきでない。

鳩山内閣は新料金制度を見直して、政府・与党が一致して了解する案を国会に提出して審議に向うべきである。いまからで遅くない。鳩山総理の断固たる行動が強く求められている。

01. 2010年4月23日 14:16:43: zGoAWh6mOw
民主「公共事業倍増議連」発足へ　「コンクリートから人へ」ではないの？
2010.4.23 01:21

　民主党の国会議員有志が「地方単独公共事業倍増計画推進議員連盟（公共事業倍増議連）」を近く結成することが２２日、わかった。発起人は、川内博史衆院国土交通委員長、前田武志参院議員ら。２７日に設立総会を開く。

　川内氏は、政府の高速道路の新上限料金制度に「高速道路無料化の衆院選マニフェスト（政権公約）に反する」との声を真っ先に挙げた。今度は衆院選マニフェストの「コンクリートから人へ」のスローガンに逆行するような名称の議連を立ち上げることになる。

　同議連の設立趣意書案では、このスローガンを「公共事業を否定するものではない。本当の意味は、コンクリートのための公共事業から人のための公共事業だ」と指摘。地方経済の活性化のため、「国直轄の巨大公共事業から、国民生活のための地方単独公共事業へと転換していく」としている。

　だが民主党内には「地方単独事業についてとはいえ、『公共事業倍増』は刺激的すぎる。昔の自民党みたい。なぜ今ごろやるのか」（中堅議員）との声も出ており、波紋を呼びそうだ。

02. 2010年4月23日 15:06:36: 6ywGYtZ85E
前原は今さら小沢に責任転嫁してるみたいだが、民主党を勝たせたくないようだね。前政権より実質値上げになるようなものを平気で出すなよ。すぐの無料化は無理でも、皆が政権交代を納得できる価格にしなきゃねえ。やっぱりこいつはスパイだ。

03. 2010年4月23日 15:45:58: zGoAWh6mOw
ごろつきとか前科者とかが政治に口を出すと、
ごみのような自分を忘れてできるだけ上の立場の者と自己同一化して
中位の連中を責めて、自分には絶対不可能な権力気分を味わう。

戦前の五人組会長とか、戦後の部落朝鮮ヤクザ右翼とか、みんなそうですな。
実にあさましい。

04. 2010年4月23日 16:29:24: rdQybWfn16
前原は「小沢（民主党）の要望により、高速道路の値上げ案を作った」と
言っているが、国交相としてに資質を疑う。
万一、小沢がそう言ったとしても、行政は政党の言う事を聞くのではなく
国民の声を聞くべきである。
前原の議論は子供のたわ言である。
「先生がそうしなさいと言ったので、何も考えずにやりました」
少なくとも、大臣の発言としては幼稚である。

05. 2010年4月23日 16:31:09: jHTSFNWMnM
小沢一郎幹事長が多くの国民の声を代弁して意見しているのを逆に批判し国民の声を無視する前原は国交大臣として不適格だ！　党あっての政府であることをどう考えるのか！！　バカ者が！

06. 2010年4月23日 17:08:30: uwO9xRsHBk
鳩山氏は小沢氏を牽制するために政府の中に前原等ネオコンの息がかかった連中を重用したが、そんな姑息な手段を弄するから事あるごとに前原等は民主の評判を貶める行為に走るのである。
鳩山氏は小沢氏を信じて彼の国民からの目線による政治手法を伝授してもらいなさい。

07. 2010年4月23日 17:16:59: AmASGLT7Ic
前原さんが嫌いな人は年配の方が多い。好きな人は若い人が多い。今の若い人（と言う時点で年寄りが書いている事がバレるがw）は、ああいうボーとした”ヌエ”見たいな無味無臭の秀才が好きなようだ。一方ジジイはクサヤみたいな小沢さんや、ホンフェみたいな小沢さんが好きだ。政治も人生も歳を経ないと分からないこともある。高速道路は無料にすべきだし、そのゴールに向けて一歩ずつ進めばよいし、マスコミが政府と党の足の乱れなんていうが、政治家同士の話なんてどうにでも取れる。

08. 2010年4月23日 19:01:40: qEN4gy4piw
前原より黒い噂が耐えない小沢が信用できない。
もうすぐ小沢は起訴相当だろうな。

09. 2010年4月23日 19:11:07: ospvrSmwdI
高速道路って　そもそも遠出の方に利用されるべき
それが終日上限２０００円というのは安いと思う　近場の人が値上がりになるとかいってるが近場で利用されると渋滞の原因だろう　遠出の人を増やす政策を考えればいいだけで　前原正解じゃないの　　

10. 2010年4月23日 19:30:05: YuuGSSIHgE
>決定の修正を迫られたことに腹を立てて前原国交相が辞任すると言うなら、辞任させれば良いだけのことである。
>総理大臣が一国務大臣の横暴に屈服してはならないのである。
>国交省が提案した新料金制度に問題があるのは明らかで、この点を指摘した党側の意見を尊重せずに、前原国交相のごり押しを容認するべきでない。

植草のバカさ加減がまたもや、明らかになった。
前原の言い分では、党側は小沢も含めて新料金案に賛成していたのだ。（下記）

両者の言い分を聞いた上で判断すべきにもかかわらず、植草は小沢の主張のみを丸呑みして前原を非難したのである。
なんと公平さに欠けた行為ではないだろうか。
評論家面しているが、植草など所詮こんなものである。

当事者の一方側の主張のみを盲信し、他方の言い分を聞くこともなく厳しい批判をする。
なんと卑劣な行為だろう。
なぜこのような卑劣なマネができるのか、理解できない。

植草が上記の通り卑劣な男であり、植草の書いたものは信用できないことだけは確かなようだ。

＜以下ZAKZAKより転載＞

上限料金制導入の理由として前原氏は、小沢氏が昨年末に政府に提出した重点要望に、現行割引の財源を高速道路の整備に転用することが盛り込まれていたと説明。「整備に充てれば、当然ながら割引の財源は減る。（整備を）要望しておきながら、『値段が上がる』との批判はおかしい」などと述べた。

　小沢氏が２２日、新料金制を批判した上で「役所を説得できないところに、こういう結果が出てきた」と前原氏を批判したことに対しても、「全くの事実誤認。（新料金制は）政務三役で決めて、国交省に指示した」と反論。

　民主党内に新制度について国交省から事前説明がなかったとの批判がある点についても、前原氏は今月９日の発表前に小沢氏らの了解を得ていたことも明言した。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100423/plt1004231620003-n2.htm

　
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