検察審査会　小沢一郎氏「起訴相当」と議決←小野寺氏の予想通り、やはりそうきたか　（八国山だより）純一

≪小沢一郎氏「起訴相当」と議決　陸山会事件で検察審査会
　　　朝日新聞　2010年4月27日15時 37分

小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、東京第五検察審査会は２７日、政治資金規正法違反（虚偽記載）容疑で告発された小沢氏を東京地検特捜部が不起訴（嫌疑不十分）とした処分について、「起訴相当」とする議決をし、公表した。

　特捜部は今後、再捜査して再び処分を出す。昨年５月に施行された改正検察審査会法では、再捜査の末に再び不起訴としても、それに対して審査会が２度目の「起訴すべきだ」とする議決をすれば、裁判所が指定した弁護士によって強制的に起訴されることになる。

　特捜部は２月、小沢氏の元秘書で陸山会の事務担当者だった衆院議員・石川知裕被告（３６）ら３人を同法違反罪で起訴した。その一方で、小沢氏については「虚偽記載を具体的に指示、了承するなどした証拠が不十分で、共謀は認定できない」として不起訴にしていた。

　これに対して小沢氏を告発した東京都内の市民団体が「証拠の評価が国民目線とずれている」として、「起訴相当」の議決を求めて審査会に審査を申し立てていた。

　石川議員らの起訴内容は、２００４年に小沢氏からの借入金４億円で東京都世田谷区の宅地を約３億５千万円で買い、０７年に小沢氏に４億円を返済するなどした収支を政治資金収支報告書に記載しなかったとするもの。特捜部は４億円にはゼネコン側からの裏金が含まれるとみているが、小沢氏側は「個人資産」と否定している。≫

　やはり、というのは数日前に小野寺光一氏がメルマガで「検察審査会は談合によって起訴をすることに元から決まっている可能性が非常に高い」と述べていたからだ。
この検察審査会は亡国の人物が背景で操作しているとも。

　亡国の人物の関与の真偽はともかく、検察審査会の委員は無作為で選ばれた市民だとか、その市民たちが新聞だけが情報源だとすれば昨年3月以来今年1月の石川議員の逮捕まで、検察リークによる「小沢はクロ」を延々聞かされ続けていればそう思っても不思議はない。

　果たして検察の対応や如何に。「起訴」となれば2回のガサ入れまでしておきながらの不起訴というこれまでの仕事はなんだったのかということになる。不起訴となると小野寺氏によれば「検察は全資料を裁判所が指定した弁護士に渡すことになる。検察はこれを嫌がる。不正がバレル恐れがあるからである」とのことだ。

　起訴したければするがいい。公判を維持できるかということもあるが、起訴という公の場で正義面した検察が実は非合法的、反社会的組織であることを暴露することができるのではないか。

　刑務所に収監されている者でさえ治療を受けさせてもらえるのに、鈴木宗男氏の女性秘書は取り調べで子宮ガンの治療を受けさせてもらえず1年後に亡くなった、いや殺された（谷川次席検事）。
佐藤栄佐久前福島知事は検察がねつ造した罪で有罪とされた。
石川議員の女性秘書は民野検事によって拉致監禁された。
まだある。高知白バイ事件。
この数々の事実を広く国民に明らかにする機会にできるのではないか。

　検察審査会の議決は検察自らがまいた種（身から出たさび）。どちらに転んでも検察の面目失墜となるが、しっかり刈り取ってもらおうじゃないか。そして検察の改革を。旧軍需物資の隠匿を取り締まる「隠退蔵事件捜査部」として発足した地検特捜部は廃止に。

01. 2010年4月28日 12:22:47: WKJmHiPpBQ
起訴するかどうかを素人が感情によって決めるほうが良いのなら、始めから検察ではなく素人に任せたほうが良いのではないか。
検察は、あくまで捜査のみを行い、その捜査結果を検審委員に開示して起訴か不起訴かを決めてもらえばよい。
今の制度は、ほとんどそのようになっているのだから、検察による起訴不起訴の判断は時間の無駄であり必要ないと思う。
検察の起訴が正当かどうかの審査制度もあるのなら、検察に対する市民からの監視のための制度と考えられるが、不起訴の正当性の判断だけなら検察への監視制度とは言えないから不必要だ。

02. 2010年4月28日 12:30:04: lwlC6AlZmQ
議決の要旨を見て驚いたのは、この部分。
＞第２　検察審査会の判断
＞１　直接的証拠
＞（１）０４年分の収支報告書を提出する前に、被疑者に報告・相談等した旨のＢ
＞の供述
＞（２）０５年分の収支報告書を提出する前に、被疑者に説明し、了承を得ている
＞旨のＣの供述
検察の作成する供述調書が犯罪的なのは、厚労省元局長村木厚子氏の公判でも明らかになっています。http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/103.html
上村元係長の供述調書と公判での証言のネジレは、証拠が供述しかない場合の
危険性を示している。

03. 2010年4月28日 12:46:30: WKJmHiPpBQ
検審の審査員は、単に抽選で選ばれただけの素人だから法律知識や人権感覚がどれほどあるかどうか分からない。
そのような人に強制起訴権というような強大な権力を与えるのだから、きちんと責任を負わせる制度でなくてはならない。
今の制度では、少数の人間が無責任な判断をして、社会を破壊してしまう恐れがある。

04. 2010年4月28日 13:33:49: 3UEtSHziuE
01の意見に同意する。

審査員の全員が起訴相当としたことはマスコミ報道に誘導されたのは明らかだが、審査員は抽選で選ばれるなどと言っているが真実は怪しいものだ。

小沢も今度の件では動揺していることだろう、それだけ検察・マスコミ・官僚・グータラ自民等々の旧体制の攻撃が激しかったということだ。
参院選の結果次第では民主党が分裂する可能性もある。

どの政党も支持していない俺にはどうでもいいことだが。
現在ある政党・議員ではこの国はどうにもならない、総入れ替えをしてもらおうじゃないか。

05. 2010年4月28日 14:14:25: VZGFHtUPbE
１１人全員の賛成なんてありえないでしょ。ところが１１人全員賛成・・・
検察に好意的・・又は・・策略者の予定人選で行われている・・明石歩道橋が適正だから、今回も適正選出とは考えられない・・いつの時代も制度を悪用してきた彼らだ。・・想定されていた事とはいえはらがたつな～。
　公判で捜査過程や証人尋問のあり方・正当性・可視化・反対尋問・検察官の証人喚問・備忘録の全面公開・捜査着手に至った背景すべてを明白にすれば検察・自民党利権議員・関係者報道関与者・資金提供者他すべての者は本当に窮地に立つ。
　反対勢力は自らしかけた罠にはまったのだ。本当に毎日毎日とんでもない変化の予兆が見受けられる。変化を嫌うこの国の国民はこれらの出来事に適応できるかが最大の心配ごとである。

06. 2010年4月28日 14:34:19: Qos5b6UPKo
基本的に全く法律的にど素人が何故起訴とか不起訴など法律の中心部分を決めることができるというのか？　市民感情だけで犯罪を起訴できるなら大昔の魔女狩りと同じではないか！！！！　

07. 2010年4月28日 18:25:02: 7lxJBc73fI
ワイドショーやニュース番組の作り方が

検察審査会の構成や、くじ引きの件や任命期間など
詳しく解説しているが
これは公平性をあえて言っているのか？
民主の反小沢のコメントはいつもどおりなんだが

もう飽きたのか？

そんなわけないな。

08. 2010年4月29日 00:19:55: Gla0zIUOUT
政府の無力ぶりには笑うしかないな。

09. 2010年4月29日 10:34:49: GXrqsXzqeA
中国艦隊に馬鹿にされるこの国の先行きを検審の審査員は、どのように考えているのか。思想、哲学に劣ると言われる日本人。目先のこだけにとらわれ感情だけで素人が犯罪を起訴できるならこの国は終わりだね。検審の審査員を裁く法律も必要だよね検察さん。冤罪を作るのは今度検察審査会になるよな気がする。素人は怖いからね。（素人集団の群集心理は国を滅ぼす）

10. 2010年10月04日 21:00:46: WyL0rfeClM
小沢氏強制起訴。ＮＨＫのニュースを見て唖然とした。審査会の平均年齢３０．９才。まだ大人の人生を歩み始めた年代の若人がよく暇な時間が有るもんだと感心した。普通この年代、金がない、暇がない、仕事がない、審査会に参加すること事態なかなか難しいと私みたいな７０才は思うのだが。こんな大事な審査をするのにどうもなにか腑に落ちない平等でない何かがあるように思うのは私だけでしょうかね。日本が心配ですね皆さん。

　
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