普天間国外移転を示唆したアメリカ政府高官コードナンバー17805

アメリカ政府高官のキャンベルさんが、段階的な国外移転も選択肢に入れて検討することを示唆するような発言をしたようです。
鳩山政権のプラスになるようなニュースですから、三宝会に参加する主要なマスコミ各社は伝えないでしょうが、
うようよ湧いてくる人たちが大好きな”ルーピィ発言”よりも、日本の未来を考える上で重大な発言だと思うので取り上げます。

引用　
ＮＨＫニュース5月9日 20時40分
アメリカのキャンベル国務次官補は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐって、「アメリカ側の運用上の必要性を満たしつつ、政治的にも責任ある結論を見いだすことは可能だ」と述べ、日米双方や地元自治体が納得のいく結論を見いだすことは可能だとの認識を示しました。これはキャンベル次官補が９日、訪問先のタイのバンコクで行われた記者会見で述べたものです。この中でキャンベル次官補は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐって、「アメリカ側の運用上の必要性を満たしつつ、政治的にも責任ある結論を見いだすことは可能だと今も確信している」と述べ、日米双方や地元自治体が納得のいく結論を見いだすことは可能だとの認識を示しました。ただ、キャンベル次官補は、現在行われている協議の内容や今後の見通しについては、「詳細には立ち入らない」と述べて言及を避けました。そのうえで、「アジア太平洋地域の不確実性に対処するために、両国は強固で安定した関係を維持することが重要だ」と述べて、日米同盟の重要性を強調し、基地の移設問題によって関係が悪化してはならないとの考えを示しました。

引用おわり
このニュースから感じれるのは、オバマ政権が数年後の海兵隊のグアム移転を前提にして、鳩山総理が求める国外移転への現実的なステップをつめていくんじゃないかという可能性です。
実現に結びつくのなら、沖縄の人だけでなく日本の普通の国民も歓迎できるニュースだと思いますが、喜々として”鳩山いじり”に盛り上がっていたマスコミ出演者のみなさんは正直なところがっかりするニュースでしょうね。
人のこころよりも鳩山たたきが大事という人たちにすれば、鳩山さんが苦境に立たされている普天間問題は、鳩山たたきのかっこうなエサで、今日の読売テレビ番組”たかじん委員会”なんか、出演者一同、鳩山たたきに喜びがはちきれんばかりではしゃぎまわっていましたからね。本音では、普天間問題が暗礁に乗り上げることを願うでしょう。とりわけ読売テレビ解説委員長の辛抱さんなんか・・・暗礁報告ちょうだい・・暗礁報告ちょうだい・・と夜通し題目を唱えるんじゃないでしょうか（爆）

従来の戦争利権マフィアのアメリカと新しいオバマの目指すアメリカの違いを感じさせるニュースで、新しい日米関係を作り直す期待がふくらむニュースだと思います。オバマさんもアメリカで苦戦を強いられているようですが、袋叩きにされても信じたことを粘り強く実現しようとしています。その意味で一歩踏み込んで、新しい循環共生型の自由社会のあり方をともに目指す、新しい日米関係を構築するチャンスだと思います。

そうした”よりよい日本と世界の未来をめざすために何をなすべきか”というよりも、”鳩山政権の痛手となるためには何をなすべきか”
ということを優先してそうなマスコミの人たちなんですが、仮に国外移転が決まり、沖縄の人たちが涙を流して喜ぶようないい結末になったとしても、政権交代の選挙速報のときのように、不機嫌な顔でお通夜のような放送をするんでしょうね・・・（爆）
つくづく・・・くずな人たちです。
　

01. 2010年5月10日 00:01:43: DxbSl8kU2o
「たかじん」なんて見てるから余計妄想抱くようになるんじゃないのか？

02. 2010年5月10日 00:06:10: y1f95PCQ7b
普天間基地が国外移転しても、
嘉手納基地の危険が残存しているから、
沖縄の負担は軽減されていないと、鳩山たたきを継続してみたらいいのにね。
普天間国外移転が実現したら、ハトポッポの叩き方はそれくらいしかないでしょ。

03. 2010年5月10日 00:36:51: Sx4BKLXNCo
横並びの報道しかできないなら、1社か２社を残して、統合するか、倒産するかして欲しいものである。

04. 2010年5月10日 00:44:52: TQ53qW7Gjk
ここでのキャンベル発言を読むかぎり、沖縄県内に移設して思いやり予算をちゃんとよこしなさい、と言ってるようにも思えるが。もうここまで来たら鳩山はオバマとのトップ会談で日本の民意を伝え、海兵隊はお好きな所へ日本から退去して下さいとでも言ってもらいたいわ。

05. 2010年5月10日 06:24:20: qfNKW03MTY
この発言は沖縄から即撤退はしないが目標年度を定めて縮小移転のステップをふんでいくこともあるよというメッセージだと思う

とほほな話だがこのままあきらめないでアメリカの本音はちがうよ・・というサインだと思う

一連のマスコミに袋叩きにあう鳩山さんの様子を見て、以後の総理がタブーにして、住民の反米感情が高まるだけという事態が起こることをおそれている

06. 2010年5月10日 06:32:36: SuEQxTkFnU
昨日の昼から普天間問題にかんする報道が微妙に変化している。前原・仙石らが５月末延長を言い出し、森本敏が県外を言い出した。同種の動きが他にもあらわれている。どうもキャンベル国務次官補（米国政府）が舵を切った可能性が大きい。水面下で、何か大きな妥協がはかられたのでは。ギリシア危機は関係ないだろうが。鳩山は何か大きな犠牲を払って、米国政府と妥協したのではと推測する。とくに、仙石・前原あたりが急に鳩山擁護をし始めたのが気になる。

07. 2010年5月10日 11:05:35: y2SPy6IwBg
今のマスコミは、海外へ移転して巨額の費用を費やした場合、それでまた何で多額のお金を使うのかと非難するに違いない。
でも、我々国民にとっては国外移転大賛成である。

08. 2010年5月10日 15:49:50: YiFzjIgXOs
私も、このニュースを見た。その中で、投稿の内容が報道されていた。その時、私は「やった。鳩山さんがやった。普天間の海外移設は間違いない」と思った。
この間の沖縄への訪問、そして徳之島各町長との対談等の報道をみていて、「本当に大丈夫なんだろうか。海兵隊は、このまま普天間に居座るのではないか」と不安に感じていたことも事実だ。
ただ、鳩山首相が沖縄住民との対話集会の時、一人の女性がＳＰに規制されながらも首相にメモを渡した。この時、女性は首相に「信頼していいですか？]と話した。すると「総理はＯＫとのことだった」と語っていた。この報道に接した時、私は正直涙がでた。首相自身の思いやり、やさしさを改めて感じたのだ。

考えてみれば今年1月29日の衆議院本会議での施政方針演説で、鳩山首相は「命を守りたい。働く命を守りたい。世界の命を守りたい。地球の命を守りたい」と自分の言葉で呼びかけた。私はそこに首相の人間主義をみたし、その方向性や良し、と思った。
それはそうだろう。かつて小泉首相は選挙の時こう言った。「私が自民党をぶっ壊しますから」と。　そして何のことはない。壊してしまったのは、国民生活そのものではなかったか。格差が広がり、競争が強いられ、あげくは自己責任だ。競争で負け、失業したら、それは「お前の自己責任だ」と。そして社会のきずなも、そして人間自身も壊され、年間自殺者が３万人を超える事態が続いてきたのではなかったか。そして、この「自己責任」を声高に叫んできたのが、マスコミではなかったか。そのマスコミ自身が、一切責任を取らない無責任ぶりではないか。

この普天間問題、まだ交渉中で、結論がでた訳ではないし、多くの報道機関が、このキャンベル発言を流しているようにも思えない。しかし、アメリカとすれば「この普天間問題が、反基地闘争として全国に波及すると大変だ」「米軍基地を維持していくためには、何より自治体・住民の理解と協力が必要だ」「大を生かす（日米同盟を維持・発展させる）ためには、小を殺す（普天間を無くす）こともやぶさかではない」と考えているのではないか。
いづれにしても、普天間基地が海外移設ということになると、歴史上画期的なことだし、鳩山首相もそう考えているのではないだろうか。

情で政治を語ることは間違っているのかもしれない。しかし私には、首相自身が一人で泥をかぶり、満身創痍になりながら、なんとか沖縄の人達のために、と頑張っておられる姿を見、また心中を察するとき、涙が流れてならない。
鳩山首相、身辺に注意され、最後まで頑張ってください。

09. 2010年5月10日 17:06:56: zH6zmnzLtE
>>07
駐留米軍に過去、費やしてきた費用、これからつぎ込む費用を考えると、
移転のために払う費用など安いものです。
普天間が片付き次第、他の基地に対する負担金も減額、または取りやめにするべきですね。

10. 2010年5月11日 00:52:19: DxbSl8kU2o
>>09
それより沖縄に対する補助金減額の節約効果のほうがずっとでかい。

　
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