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郷原信郎 : 裁判所が検察の訴因変更請求を認めないのはなぜか 《THE JOURNAL》
http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/446.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 5 月 16 日 06:00:17: qr553ZDJ.dzsc
 

http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/05/post_569.html 
News Spiral
2010年5月15日 17:29

郷原信郎:裁判所が検察の訴因変更請求を認めないのはなぜか

5月12日に開催された、コンプライアンス研究センター長定例記者レクで、郷原信郎(ごうはら・のぶお)氏は「小沢氏秘書大久保隆規氏の政治資金規正法違反事件の公判」について、以下のように発言されています。

その内容を全文掲載いたします。

--------------------------------------------

写真 郷原信郎氏
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/gohara100515_1.jpg 
転載元より


写真は2010年1月18日のシンポジウム

これは非常にややこしい、理解しにくい話なのでここはぜひ司法クラブの方々に聞きにきて頂きたいということでわざわざファクスまで送ったんですが、あまり来て頂けなかったので非常に残念ですが、これが、大久保氏は石川氏と同時に起訴ではなく「訴因変更請求」をされたわけですが、その後2カ月以上、その請求を裁判所が許可しないまま立ち往生した状態にあるということが報じられています。その新聞記事をお配りしましたが、恐らく、これを見ても何のことかよく分からない人が大部分ではないかと思います。「訴因変更」が認められていないのは弁護側が「公判前整理」を盾に異議を言っている、弁護側が公判前整理をたてに取って審理をストップさせて、無駄な抵抗をやっているというふうに受け取った人も多いと思いますが、それは違います。


大久保被告は、去年、西松建設事件で政治資金規正法違反で起訴されました。この罪名は、平成16年の陸山会の収支報告書の虚偽記入です。この虚偽記入の内容は西松建設の関連団体からの寄付を、実際には西松建設からの寄付なのに、その政治団体の寄付と書いたのが虚偽だと言って、検察はそれを虚偽記入で起訴したわけです。そして、それから半年余りたって......半年以上ですね、今年の1月に大久保氏はまた逮捕されたわけです。政治資金規正法違反で。この事実がまた同じ2004年、平成16年の政治資金収支報告書の虚偽記入です。


そうすると、同じ収支報告書の虚偽記入ですから、1人の人間が会計責任者としてAという部分に対して虚偽記載をした行為と、Bという部分に対して虚偽記載した行為は、一罪です。罪数の問題として、犯罪の数が1つということになります。犯罪の数が1つであれば、原則として1つの刑事訴訟手続、刑事手続において行うことになります。刑事裁判としては、基本的に1回で終わらせるという話です。本当だったら、原則は、一罪であれば2回逮捕拘留することは本当はおかしいですが、それは、検察が勢いでやってしまうと、裁判所は、同じ事実で既に起訴されていることはわかりませんから逮捕を認め、勾留も認めたわけです。しかし、その事実を起訴しようとすると、Aという事実とBという事実が同じ収支報告書の1人の人間がやった虚偽記載の問題であれば、一罪であり、犯罪の数は1つにしかなりませんから、A事実とB事実を併せても一つの犯罪にしかならない。そうなると、すでに起訴されていたAの事実の追起訴、つまり、新たに別の事実での起訴、ということではなく、Aという事実の収支報告書の虚偽記入の訴因を、そのBも含む訴因に変更する手続によらざるを得ないわけです。


ちょうど石川議員が起訴されたのと同じ日に、大久保氏も起訴されると思ったら起訴という手続ではなく、訴因変更という手続を取らざるを得なかったのはそういう理由によります。ところが、訴因変更というのは、裁判所が許可しないとできないです。というのは、もし、全然別の事実を持ってきて、Aという事実で起訴していたのに、それが無罪になりそうになったから、まったく関係ないBという事実に変更してくれというようなことが可能だったら、次々にとっかえひっかえ訴因変更していれば、いつまでたっても公判は終わらないし、無罪判決が出ないことになるのでもともと起訴した事実と同一性のある範囲内でないと許されないし、訴因変更請求を認めることに問題があると裁判所が判断したときは、裁判所の権限で訴因変更請求を却下することができるのです。


そして、その訴因変更という手続きには今、裁判員制度と、それに関連する公判前整理手続との関係で重要な制約があります。それは、公判前整理手続では争点が明確にされ、何が争点なのかということが最初から明らかにされて、それに関する証拠も開示されて、こういう争点に関して、こういう証拠を出して、こういう証拠について争っていくという審理の予定が全部決まる、そのために、公判前整理手続があるわけですがそれを、せっかくそういうふうに争点を整理して、審理の予定を決めてやっているのに、最後のころになって、いや、全然違った争点が実はあったんだと後から持ち出されたら何のために公判前整理手続をやっているか分からない、ということになるので、争点は後から持ち出すことはできない。ましてや、起訴状自体を変えてしまって新たな争点を作ることは、公判前整理手続の趣旨から許されないということで、公判前整理手続で争点が整理されている以上、その後の訴因変更は認められないという東京高裁も決定が出ているわけです。それを援用して弁護側は、そもそも今回の訴因変更は違法な訴因変更請求であって認めるべきではないと言っているわけです。


ただ、その検察側の訴因変更請求が通る余地がないのかどうか。これはまだ若干問題があります。というのは、同じ訴因変更請求でも、ちょっと訴因変更には性格の違うものがあるのです。例えば、常習累犯窃盗なんかがそうです。常習累犯に当たらない窃盗罪だったら一つ一つの窃盗の事実がそれぞれ一罪ですが、一定の要件に当たり、常習として多数の窃盗を犯したということで常習累犯窃盗で起訴された場合は、全体が包括して一罪です。常習累犯窃盗に当たらないときには、1件1件追起訴でやるべきところが、常習累犯窃盗であれば、訴因変更という手続になります。常習累犯窃盗という包括的な犯罪のとらえ方をした場合は、複数の窃盗の事実が一罪になりますから、追起訴じゃなくて訴因変更の手続きをとることになりますが、実質は追起訴に近いのです。実質的には別の窃盗を起訴したのと同じことなので、こういう場合であれば、恐らく、当初起訴した事実について公判前整理手続を経ているものであっても訴因変更請求は認められると思います。ですから、今回の訴因変更請求が認められるかどうかは、そういう常習累犯型の訴因変更なのか、それとも、本来1つの犯罪として、全体を1つで考えるべきものを修正するという一般的な訴因変更なのか。そのどちらと考えるかによって結論が違ってくると思います。


検察は、両方とも同じ収支報告書の記載だが、西松建設に関連する話と陸山会の不動産取得の話とは背景事実が全然違うから、常習累犯型のように公判前整理手続を経ていても訴因変更が認められるということが言いたいんだと思います。しかし、果たしてそうなのかどうか、が問題です。


私は、もともとの西松建設の事件も非常に問題があるということを去年の3月から言い続けてきた通りですが、その後の陸山会の不動産取得に関連する政治資金問題も、政治資金規正法違反上ほとんど起訴価値がない。こんなものはおよそ刑事罰の対象にすらならないと思います。ですから、新たに明らかに処罰する必要がある別の犯罪を訴因に加える常習累犯窃盗型などでは決してないと思います。言ってみれば、付け加えるべきものの処罰価値があまりに低いから、そんなのがもしギリギリ政治資金規正法違反になるとしても、それによって、被告人の犯罪全体の評価にほとんど影響がないので、訴因変更を認めるべきではないと思います。裁判所は訴因変更請求を却下すべきということになります。私はそうなる可能性が強いと思います。この問題はそういうことです。


そしてもう1つややこしいのが、昨日出ていた共同通信の記事で、「起訴状変更で表現修正」と書いてあります。これだけ見ても恐らく、100人のうち99人は何のことか分からないと思いますが、たぶんこういうことだと思います。大久保氏の訴因変更請求書には、尐なくとも陸山会の不動産取得に関連する虚偽記入の事実については、石川氏の起訴状の方で大久保、池田と共謀と書いてあるわけですから、「石川氏と池田氏との共謀の上」と書かざるを得ないわけですが、問題は、もともと起訴されていた西松建設関連の虚偽記入の事実は大久保氏単独犯だということです。ですから、そこのところを、訴因変更請求書で、全部「石川、池田と共謀の上」に変更するというと西松建設事件も全部石川氏、池田氏が共謀している話しになってしまう。そういう共謀の事実はないわけですから。それはおかしいという指摘を受けて、検察が、訴因変更請求書を修正したということだと思います。


しかしそれを考えるとますますおかしいですね。同じ収支報告書の虚偽記入の1つの犯罪のうちの一部は単独犯で、一部は3人の共謀だと言うのですが、その1つの犯罪のうちの一部だけが共謀というのは刑法理論上は一体どう考えるのかさっぱり訳が分からな。起訴状の書きようがない、犯罪事実が支離滅裂になってしまう事件というのは通常無罪です。起訴状の記載と、訴因変更請求だけで収拾がつかない事態になっているということは、刑事事件の公判維持、立証という面で、ほとんど破綻しかかっていると言っていいのではないかという気がします。

郷原信郎 on Twitter
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http://twitter.com/nobuogohara

投稿者: 《THE JOURNAL》編集部 日時: 2010年5月15日 17:29
 

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コメント
 
01. 2010年5月16日 07:34:17: zWCshxv6jA
まことに分かりやすい説明です。納得です。
三井元検事さんも、ご自分の冤罪に加えて、こうしたことでも、論理的にかつ明快に発言をしてくださると、裏金問題についても国民の認識が広まるのではないでしょうか。
郷原氏の長崎地検のかっての同僚の方たちが検察内部で刷新の動きをはじめることにも期待したいものです。

02. 2010年5月16日 08:36:14: E6C1I8SGw6
小沢首相は実現しなかった。
その原因が例の西松事件。まぁ事件と言って良いのか微妙ですが・・。

03. 2010年5月16日 10:10:40: Eubf01LZLM
郷原さんが平易に説いてくれてもマスゴミは聞く耳を持たない。
困った国とマスゴミである。

04. 2010年5月16日 10:44:26: YASZgsJt3o
良識あるマスコミが、このようなことをしっかりと報道してくれることを望むばかりである。

05. 2010年5月16日 12:58:55: mp6fw9MOwA
この説明より、検察は明らかに小沢逮捕を掲げ、初期捜査での情報の整理をしない状態で、逮捕して自供させれば十分との見込み捜査に着手したことが明確になりました。西松事件で見込み捜査に行き詰まり、陸山会事件をでっち上げ、同様に逮捕して自供させれば十分との見込み捜査を繰り返しました。
それに加えて陸山会でも行き詰まり、検察審査会を安易に利用し、再度自供させようとしました。
従来は、検察の度重なるおとり捜査で、罪が無くとも逮捕され、やってもいない罪を認める冤罪事件を繰り返していたのでしょう。
しかし、小沢さんの胆力が強く検察の手法が破綻し始めています。
検察審査会のミス誘導が無ければ、修正方法もあったのでしょうが、ここまで検察の非を公の場所にさらけ出しては検察解体が避けられないでしょう。

06. 2010年5月16日 15:53:40: kDaHnvGvlc
>100名のうち99名とおっしゃられるが、日本で理解できる人は
ほとんどいないと思います。頭が痛くなって、ほとんど理解できない。

07. 2010年5月16日 19:56:42: oo5t8bpqzY
郷原さんの解説がなければ、私たち国民は、検察の都合のよい解説を
押し付けられて、騙されるところです。

08. 2010年5月16日 22:13:42: sUpHQ8Q75g
鈴木宗男事件や日歯連ヤミ献金事件なんかが怪しいが
検察特捜部はデッチあげで有罪にできた前例が過去にいくつもあるのだろう
何とかなるという根拠なき思い込みに支配されて暴走したのか

09. 2010年5月16日 23:23:51: yIMqYJ5B1s
千葉法務大臣はこれを読んでいるだろうか
読んでいて知らん顔なら、大臣の資格なしだし
読まないで知らないなら、弁護士の資格剥奪だな
それにしても入閣大臣にクズが多く見えるのは
一体どうして?
鳩山総理の人選に問題有りかな〜

10. 2010年5月17日 01:59:43: eIXAtMOS1w
検察のやることはえげつないですね。
郷原さんの説明を聞けば、支離滅裂な論理で逮捕やら起訴できるのですね。
本当に、冤罪なんですね。
このために、大久保さんは仕事も止めなければならなくなって、
人の人生をめちゃめちゃにしているんですよね。
昨日の三井さんの話じゃないけれど、あんまりですよね。
これが私たちの住んでいる日本でのことですよ。
まるで暗黒社会じゃないですか。
公権力が人を嘘で貶めていくなんて。
いつの間にこんな酷い事がまかり通るようになったんでしょうか。
どうしたら、こんなことを止める日本になれるのでしょうか。
累々と重ねられた冤罪を明らかにすることによってでしょうか。
本当に、こんな怖い社会で勇気を持って声を出している方々、
戦っている方々(小沢さんも含めて)に敬意を示すとともに、
何も出来ないけど、支援の声だけは上げていきます。



11. 2010年5月17日 08:00:58: 5CJ4kRuB1o
郷原さんの説明は良く分り大変役にちちます。今後も国民のため宜しく。

12. 2010年5月17日 08:01:45: KgBT7rZe1Q
この話はマスメディアに載らない可能性が大きいから、できるだけ長い間、阿修羅に置いておき、できるだけ多くの人に読んで欲しい

13. 2010年5月17日 08:32:57: 1C4luKtzQo
こんなことを言っては弊害があるかもしれませんが、敢えて言ってしまいます。
今の東京地検特捜部の彼等は子どもの頃から遊んだこともなく友達もなくただ勉強だけしていれば良いと育てられ、大人になった人たちのひとつの姿なのだと思いました。非弱で小さいときはいじめられっ子だったかもしれない。時として子どもの頃のいじめっ子が悪意でなく自らの環境の苦しさからいじめをするように、彼等が今していることだって、きっと悪意なんかないのでしょう。
ただ強そうなひと、チカラのある人、裕福そうな人、自分の気に入らない人を見つけては陰湿に弄び、いじめて楽しんで遊んでいるようにしか見えないのです。
目的はただひとつ、この世の中で自分が一番偉いのだと証明したいだけのような気がします。
人間性の欠片もなく、人としての尊厳もなく、人格者でも無い彼等を産んだのがこの日本であるところに本当に恐ろしく怖いものを感じます。
彼等に両親は、家族は、子どもは本当にいるのでしょうか?
自分のしていることを家族に一体どう説明しているのだろうと、一般国民の立場から心から不思議に思います。
家族を強くいとおしむ気持ちがあったら、このような変質的な、異様な、おぞましい行動など取れる訳ないのにと、思えてならないからです。
本当に、地検特捜部のいる、今の日本は恐怖です。

14. 2010年5月17日 10:34:25: OU45NNHkXI
>>13
 同感です。

同じくかねてから疑問に思っていたのは、「人間はここまで非情になれるのか」ということです。冤罪
で他人をおとしめる、事実でないことをあたかも事実の様に報道する、うそを使って誹謗、中傷するなど
程度が軽ければ日常茶飯事かも知れませんが、ずっと継続してし続けるという感覚が理解できません。
私なら、自分の人格が破壊されるから、どこかで逃げ出すでしょう。つまり自分の良心に耐えられない
からです。もっとも、洗脳されているとか、事実を認識できていないため正しいと思い込んでいるという場合もあると思いますが、どこかで気づきませんか。それも、関わっているのはかなりの人数です。

もし、自分のしていることが、本当は良くない(正しくない)と認識した上で、長年にわたってし続ける
とすれば、人間性を疑わざるを得ません。限られた人数の犯罪であれば、特殊性、特異性と片付けられる
かも知れませんが、そうではありません。人間の本質、弱さ、汚さを利用して、計画的に長年に渡って、仕組まれてきた(教育や世論操作などを含めて)という側面があるのではないかと感じています。

希望を失うことなく、少しずつでも前進していったらいいなと思います。



15. 2010年5月17日 10:47:47: iVPIi6OunY
郷原先生は、小沢擁護派だと勘違いしておりましたが「正しい事は正しい」間違っている事は間違っている」とハッキリ表現されていた結果だと受止めています。
政治団体が存在しているのは、総務省の届出を確認するだけでバレてしまう様な容疑(正しい日本語では、デッチ上げ)で、政権交代阻止の為に手を貸した後輩検察官僚の体たらくにたいする激しい怒りだと感じました。
昨日の「ザ、スクープ」では、三井環氏と実名で三井氏を擁護する検察OBの方々も出演されましたが、検察にも正義感のある人がいた事は、検察も救われたのではないでしょうか?。それに比べて原田明夫前検事総長と森山真弓(栃木県粟野町あたりの地盤)の陰謀隠匿会見は酷かった。大臣と検事総長がグルになって冤罪を作ることが出来るという事を、顔が物語っていましたね。この二人の犯罪は重い!!

16. 2010年5月17日 11:02:23: 9PUFJCjeb6
エリートが、一般庶民を思想背景などで弾圧するのは、旧ソ連、中国共産党でごく普通に行われていました。(中国は今でも?)多くの人が殺されました。

これまで検察を率いてきた人々、現在のトップであるエリートたちも、一時は左翼かぶれしていた人たちですから、自分たちの思い通りにならない人間を弾圧、果ては死なせることも、是とする人たちなのでしょう。それが権力であると認識しているはずです。昔から人間がさんざん行ってきたことです。
そういう人間が地検の特捜部に行くのです。

我々に出来ることは、そういうことを許さない政治家に投票することです。このままでは検察はブラックボックスのままです。この問題に声を上げる勇気ある政治家集団はいないのでしょうか?
民主党は駄目かもしれません。


17. 2010年5月17日 13:09:26: VRgLkYgrnI
お飾りの法務大臣、少しは働きなさいよ…

18. 2010年5月17日 18:42:25: DtdutbwPRY
郷原さんの言動をずっとウオッチしていますが、そこにあるのは首尾一貫して「プロはプロらしく仕事をせよ」の姿勢です。
そこには第一に不偏不党の魂があります。本来検察なり司法というものはそうでなくてはなりません。そこが狂うと社会全体がおかしくなります。検察なりそれを取り巻く関係者(司法クラブ記者も含む)は、そういう不偏不党の立場で正義を追及する使命感が必要です。それをディスターブするものとは断じて戦うべきだと思います。例えば政党による圧力、外国機関や宗教団体による圧力といった外圧のみならず内部人材による偏向的オペレーションの排除といった検察や司法関係者の健全化が強く求められている。
第二にプロはその道の専門家でもあり、法理論なり判例に基づき論理的に仕事を積み上げていく努力が必要でしょう。然るに現在の検察、司法記者はとてもプロとしての専門力に基づいて仕事をしているとは思えない。理論よりパワー(権力)を頼りに仕事を進めているようにしか見えない。簡単に言えば「顔で仕事をしている」ということです。これを繰り返していくと検察の専門力の劣化をもたらし、裁判でも敗訴を繰り返す事になるでしょう。民間企業でも社員が顔で仕事を始めるようになったら、いずれその企業は退場を余儀なくされるでしょうし、そういう例は枚挙に暇がない。
郷原氏が「プロはプロらしく」と現状に対して危機感を抱いているのに、それとは裏腹に郷原氏のレクチャーに対して司法記者の参加が少なかったとのことで、これではまだまだ先行き暗いなという印象を持ちました。このままでは阿修羅の愛好者の方が専門知識を蓄えて、その道のプロたる司法記者との逆転現象を起こしかねない。実は同じような傾向が様々な分野で見られ、もうマスゴミに登場する評論家、コメンテーターはプロの体をなしてない。彼らは不勉強であるがゆえに、専門的、論理的、情報網羅的にコメントが出来ない状態になっている。何故なら不勉強な記者の書いた新聞記事しか読んでないからだ。そこに知識、知性の悪魔のサイクルが働いている。
日本のエリート層が受験エリートとしての延長線上でしか存在感を示せず、各分野の実務家プロのエリートとしての存在感を示せない状態を是正するために如何なる対策が可能なのだろうか?営利企業はいずれ淘汰されるので問題はないとは思うが、新聞、TVのように競争原理の働かない談合業界や公務員の世界は深刻だ。

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