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塩川鉄也衆院議員（日本共産党）の官房機密費に関する質問主意書に対して政府は答弁書を閣議決定した。
＜参照＞
未使用の機密費１６２２万円返納 政府答弁書を閣議決定（朝日新聞）
官房機密費：昨年度未使用の１６２１万円を返還（毎日新聞）
使い残し機密費1621万円を国庫返納 官房長官（日経新聞）
前（さき）に前政権の河村官房長官が「持ち逃げ」したことが発覚している2億5000万円。その実態はいまだ明らかにされていない。「持ち逃げ」機密費のなかから口止め料が平野官房長官に渡されていたりすると、話としては実に面白いのだが…、果たしてどうだろうか？
詳細はこちら（「しんぶん赤旗」2010年5月16日・15面）で。
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鳩山政権／官房機密費3億5000万円／塩川氏に答弁書／09年度分使用認める
政府は14日の閣議で、鳩山政権発足以来、平野博文官房長官の請求で国庫から同長官に支出された2009年度の官房機密費（内閣官房報償費）計3億6000万円のうち、95・5％にあたる3億4378万918円が実際に使用されたことを明らかにする答弁書を決定しました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員の質問主意書に対する答弁書です。
答弁書は、平野長官が請求しながら未使用となった残額1621万9082円を、4月26日に国庫に返納したと説明しています。
この結果、09年度の官房機密費予算総額（12億3021万1000円＝官房長官扱い分）のうち、新旧両政権が使用した総額は11億9378万918円に上ることが判明。両政権ともに請求せず、国庫から支出されなかった残額（2021万1000円）と平野氏の返納分を合わせても、未使用残額は3643万82円（同予算総額の2・9％）にすぎませんでした。一方で答弁書は、「透明性の確保を図る方策」を今年度を通じて検討するなどという従来の説明を繰り返すだけで、日本共産党や市民団体などが繰り返し求めてきた使途の開示には依然として応じていません。
09年度の官房機密費をめぐっては、総選挙で政権交代が決まった2日後の昨年9月1日に、麻生政権当時の河村建夫官房長官が2億5000万円を支出し、旧政楳が事実上
“持ち逃げ”したことが塩川議員の追及で判明。鳩山政権も毎月6OOO万円を支出するなど、新旧両政権によって使途も明らかにされずに“食い物”にされた実態が明らかになっています。
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【関連記事】
2009年11月21日(土)「しんぶん赤旗」
官房機密費／政権引き継ぎ時 金庫カラ／記録もなし／塩川議員質問に平野長官答弁
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