5月政局は起こり得ず？（在野のアナリスト、5.17）【結局敗北するのは官僚とマスゴミ、勝利するのは小沢と国民ということか南青山

辺野古に普天間飛行場移設する案を閣議決定する際、社民・福島消費者担当相が反対する意向を示し、署名方式ではない閣内合意という形を、模索する意向を平野官房長官が示しました。これは福島氏に重大な決断を迫るものであり、政権に留まるか、離脱かを問われることになります。
参院選後の政権枠組みに対し、様々な憶測も流れます。現在、著名人以上に新党乱立状態ですが、争点はシンプルです。即ち、民主党対反小沢。どの党も小沢民主党幹事長と距離を置くことで支持を得たいと考えており、アジェンダ(政策課題)よりも、こちらの主張の方が目立つ展開です。これも、メディアから目の敵にされる小沢氏に近付けば、自身も批判される懸念を払拭できないからです。しかしこの動き、実は小沢氏にとって願ったりの展開、と見ることが可能です。

メディアは5月政局を煽ってきましたが、最近その動きが鎮静化、普天間移設が先送りされようと、小沢氏の政治資金規正法違反事件がどう動こうと、政局にはならないとの見方が大勢です。通常メディアがこれだけ煽れば、党内でバタバタして政局になる、というのが一般の読みです。しかし民主党内は静か、若干の反発はあっても、政局になりそうな雰囲気はありません。
原因は6月の外交日程や、通常国会後の参院選を控えて時間的猶予がない、とするのが一般的ですが、参院選に仮に敗北しても、小鳩体制は意外と強固ではないか？との読みも可能です。それが政権の枠組みを変えることであり、その際力を発揮、期待されるのは小沢氏だからです。

既存の枠組みを切る際も、新たな枠組みを作る際も、小沢氏の力なくしては有り得ません。メディアは一貫して、小沢氏引き摺り下ろしのキャンペーンを展開してきましたが、実は益々小沢氏にとって有利な状況が構築されつつある、といえるのでしょう。自民党を50年支えた強固な支持基盤を作り、後は連立などで議席を買えば、政権維持は可能、という手法に小沢氏は最も適任なのです。
悪い例え話ですが、宮崎の口蹄病の問題にしても、農協がもっと民主党政権と風通しをよくしておけば…。との意見が農協内で出れば、新たな支持層になることも想定できます。小沢氏の描く選挙戦術と、政局とは、メディアの思惑さえ逆手にとる手法であるのかもしれません。

しかも普天間問題で、沖縄県民が鳩山政権にそれほど批判的ではない、という事情も重なります。メディアが煽り、地元が一体となって政権に反発…これが風を起こす要件ですが、5月に拘らなくても沖縄の基地負担を軽減してくれれば…という地元の声に、メディアも力をもち得ていません。
官房機密費が政治評論家に流れていた問題や、メディアの態度に懐疑的な見方も増えた、ということも影響しているでしょう。煽動が成功しているのは、現状では政権支持率ですが、これが1桁になっても、小沢氏は動じないのかもしれません。今日の定例記者会見で見せた余裕、むしろ政局は参院選後の政権枠組み、というところに移りつつあることを示すのかもしれませんね。

（南青山コメント）
官僚やマスゴミなど、反民主、反小沢勢力の期待は思惑とは裏腹に、この記事にもある通り5月政局は起こりそうにない。
結局、衆院選の予想を超えた民主党の大躍進がすべてだったということか。
衆院選後のさまざまな動きはすべて小沢の読みの範囲内であり、地検特捜部による小沢議員秘書逮捕騒動も、普天間の基地問題も、民主党内も含めた反小沢勢力のあぶり出しに寄与しただけだったのかもしれない。　

01. 2010年5月18日 06:56:52: B7imjkSuEo
よってたかって小沢幹事長一人を攻撃した結果が、小沢氏の一人勝ち。　全ては参議院選挙の終わった後と言うことになる。　菅さんが財務省の役人に騙されたようなふりをして、消費税の増税や国債の発行の制限を言い出したのは、鳩山首相の後釜になるのが嫌だからだろう。　その意味では六月政局なんてあり得ない。　誰も火中の栗を拾いに出てくる人はいないと思う。　民主党の大勝利にはならない可能性もあるが、だからと言って自民党が復権する筈もない。　民主党の候補者で当選してくる人は、大半が小沢支持者と言うことになり、小沢派が増えるばかりの結果となるだろう。　N.T

02. 2010年5月18日 08:37:23: IhU1dbbcew

静香様の話「日本政府への米政府要望書」が２００８年まで来ていたが、２００９年は来ていない。但し、米政府の代弁者として日本・外務省が「米に逆らえば大変な事になる」と各省を脅している。外務省は日本人でありながら完全に米国の手先として活動している。外務省の誰がどんな事を言っているか～人民裁判行きである　願望は参院選民主圧勝後、反小沢人間を民主党から追放して欲しい。
（自腹で民主党の活動のために使った鳩山１０億・小沢３億）と自民党政府が売却禁止を約束させられて買った米国債が政府９０兆円と郵政の１１０兆円は米国に寄付同然～どちらが日本国民にとって腹が立つか。国民目線は騙されない。
普天間問題も①沖縄県民は鳩山に怒ってない②鳩山は国民に自主独立を訴えている③米国に「日本は米軍依存に限界を感じている」と訴えている。以上総理功績大。

03. 2010年5月18日 21:18:50: yyp5fqVFVm
例え参院で負けたとしても、衆議院の過半数を確保している。

法案は、参院で時間はかかるが、結局衆議院で成立する。

３年寝太郎では、あかんが、社会のスピードが速くなっている。

どんどん、国民のための政策を実施すればよい。

だんだんとみんなも理解してくる。

一度や二度、政策の失敗でも、すぐに修正して実施すればよい。

臨機応変ですよ。ここを直しました、と国民にアピールせなあかん。

　国民は、今やマスコミ、検察のおかしさ、異常さを感じ始めている。

民主党よ、国民が、気がつき始めているのだ。

　今が、チャンスなのだ。ビビッとったら、あかんで。

腹くくってやれ！！！　　歳とったら、体もオツムも動かんようになる。

　いずれ、みんな、肉体は死ぬ。早いか遅いかの違い。

１００代前の先祖は、みんな、死んだ。誰も生きてない！！！

善政をすればよいのだ。

善なる人たちは、保険金を掛けて、人を殺すようなことは、しない。

助け合う。

04. 2010年5月19日 09:00:19: heOttKmsxs
農協は、自民党の政治団体みたいなことやってるから
一緒に潰れるんじゃないの（苦笑

05. 2010年5月19日 09:58:44: FHVyh15Kso
普天間問題には小沢幹事長はタッチしていないから、小沢氏の勝敗とは別ではあるが、この問題で連立政権は、官僚とマスコミに完敗した。
しかも本当に埋め立てを行うとなれば、マスコミは自民党以下とのレッテルを思い切り貼れ、マスコミは安心して「基地反対の沖縄の声を踏みにじるものだ」とキャンペーンを行うのは必至。

小泉ＪｒのＴＶパフォーマンスしかできない自民党に、民主党を打ち負かす実力は残っていないので、内閣不信任案や閣僚の問責決議案などの国会で何かを起こす事は不可能だが、
結果的に、ねつ造でもなんでも、マスコミが政党支持率で自民と民主を逆転させても問題なしとの結論を出し実行した時点で、事実上「５月政局」は起こった、考えた方が妥当だろう。
小沢氏はもはや死に体の鳩山内閣とどの様な距離感を持つのだろうか。

現在の民主党には、前原氏等の明らかに反小沢氏のグループが存在する。
今回の参議院選挙で、そういったグループ系の候補者が「民主の票割れで」落選してくれれば、
かつて小沢氏が繰り返してきた「純化」が政党を割らずして行えるのだから、
長い目でみればプラスの要素になる。（小沢氏を批判して党を出て、自民やみんなの党と連携してくれれば、願ったり叶ったりだろう）
民主党（小沢氏）は一旦は政権を手放す事になるのかもしれないが、そこからが、官僚・マスコミ党の既得権益層との本当の戦いになるのかもしれない。

06. 2010年5月19日 14:24:54: mWSmgZaBwc
ナイロビでの生物多様性条約の会合で、日本政府は、１０月に名古屋市で開かれる同条約第１０回締約国会議（ＣＯＰ１０）で採択する決議に海の資源の回復のために「藻場など沿岸域の保全強化を求める文言」を採択するよう提案したのだそうで、辺野古埋め立て案など初めから無理であることが分からないメディアだから政局になるなどと言っているのでしょう。

07. 2010年5月19日 22:07:35: lZuXHssisE
>>02さん、同感です。

米国の言いなりの自民党にはうんざり。

過ぎたるは及ばざるが如し。日米同盟は大切だが、米国の顔色ばかりうかがって、
自国の主張をしないことは、かえって国益を害することになる。

　
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