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れんだいこのカンテラ時評７３１ れんだいこ 2010/05/19 19:20

【「官房機密費問題−野中証言考その５、今や「週刊現代問題」を語らねばならない】

　れんだいこは、昨日のブログ「官房機密費問題−野中証言考その４」で週刊現代の異常記事性を告発した。編集長が誰か知りたいと願ったところ、「韃靼人」氏が早速に「鈴木章一」を教えてくれた。今や「週刊現代異常記事性問題」が採り上げられるべきだと思う。これを仮に「週刊現代問題」と命名する。これについてコメントしておく。

「週刊現代問題」の意味は、昨年、政界における政権交代が為されたにも拘わらずマスコミジャーナル界が依然として旧政権御用下にあり、早晩「マスコミジャーナル界の政権交代」を行わなければならないことを示唆しているところにある。既にはっきりとジャーナル界が政治的に遅れており醜態を露わにしている。その遅れた水準から政権交代政権を攻撃し続けているという変態性にある。こうなると望まれているのは、新しい革袋時代のジャーナルということになろう。「週刊現代問題」は、このことを示唆している。

　今日たまたま昼休みに本屋へ立ち寄った。時間がなかったので雑誌コーナーを見やり、急いで何か一冊買おうとしたのだが、何と揃いも揃って保守系と云うか実はネオシオニズム系のものばかりであった。ならば、れんだいこが欲する左派系のもので、これはというものがあるかと云えば「情況」ぐらいなもので、後はあっても読もうとは思わないばかりである。今日の本屋は中堅クラスだったので、そのどれも置いてなかった。これが本屋の現実である。

　れんだいこが思うのに、政界の政権交代に応じたジャーナル界の政権交代が起こらなければウソだ。これが起こらないのは偶然ではなく起こらないようにコントロールされているからだと読む。自由市場のようで実は市場制限され過ぎているのではなかろうか。つまり監視管理社会に入っているということだ。このことに気づかなければなるまい。今はネットで足りると云っても、寝床まで持ち込むのは難しい。やはり手軽なのはブックではなかろうか。その良質ブックが余りにも乏しい。

　これはブックのみではない。「官房機密費問題−野中証言」が教えるのは、テレビ等に出演するコメンテーターの相当数が「言論とカネ」問題で汚れている者が多過ぎると云うことであり、このことはコメンテーターの世代交代を要請していると云うことでもある。連中により憲法改正論、自衛隊海外派兵論、国際責任論、軍備増強論、アジア不安定論、北朝鮮脅威論、消費税増税論、公共事業不要論、著作権強化論、鳩山政権批判論、小沢幹事長政治訴追論を朝から晩まで聞かされているのだが、れんだいこ的にはもううんざりだ。既に食傷気味からアレルギーへと定向進化しており、もうじき見まい聞くまい運動に向かうことになろう。

　「週刊現代問題」は、編集長・鈴木章一が余りにも露骨にネオシオニズム奴隷編集ぶりを見せつけることにより、却って覚醒効果を生む結果となった。飛びつけば面白く売れるのに「松岡農相変死事件」、「三井環現役検事の検察裏金告発事件」、「官房機密費受領問題」をスル―することにより、言い逃れの効かない形で事態を鮮明にした。最新情報では、小沢幹事長政治訴追事件で、平野貞夫氏が「森英介元法相の大久保・小沢秘書逮捕逆指揮権発動」を告発している。これは国会喚問必至の重大事件である。しかし、週刊現代が採り上げることはなかろう。むしろ、不都合なことは無視して相変わらず小沢ネタに狂い咲きし続けるだろう。

　これをいつまで許すのか、不買運動されて壊滅的打撃を受けるまで止めないのだろうか、講談社にはこれが問われている。しかし、前門にネオシオニズム虎が居り、云う事を聞かなければ広告料が止められる。後門に人民大衆オオカミが居り、虎の云う事を聞き過ぎれば不売運動で苦しめられる。さてどうするかが問われている。講談社に近未来の出来事を痛苦に受け止める力があるのだろうか。

　れんだいこがこう云っても、御身保身の出世主義亡者にはカエルのツラにションペン説教でしかなかろう。そもそも愛仕事心、愛社心のない者には何を云っても届かない。職場を愛することができない者には愛国心も愛民族心も育たないのは当然と云えば当然で売国奴エージェントが一番良く似合う。ということはやはり人材を替える以外にないということになろう。各戦線で新たなる人材登用せよ、これが政治医学者れんだいこの処方箋である。

　２０１０．５．１９日　れんだいこ拝

（不売→不買）訂正あり（韃靼人） 　

コメント
01. 2010年5月21日 11:31:03: Pubw1pZFHE マスコミとカネ 野中広務元自民党内閣官房長官が、内閣官房機密費の使途について国民に暴露しました。政治評論家やお笑いタレント達が自民党からこっそりカネをもらっていたという事実です。しかもそれは党のカネではなく、内閣の官房機密費からでした。大手マスコミの政治報道、論説、テレビ局の政治評論家やコメンテーターのコメント、一切合財、すべて信用できません。政治評論家やお笑いタレントの資質と品格の堕落の実態である。 世界でも稀なる悪徳権益集団になり下がった大手マスコミの化けの皮が剥がれれば私利私欲の亡者そのものという事である, 当たり前のことを素直に受け止める心を持つことです。神様に通じる道です。次に正直であることです、偽りのないことです、嘘は必ずばれます。信用がなくなります。信用は取り戻すことは出来ません。一度なくした信用は，何十倍，何百倍の努力をしても，なかなか取り返しは出来ません。信用はそれだけ重要だと言うことです。大切に報道,行動して下さい。肝に銘じて行動，報道することです。 官房機密費からの【毒饅頭】食った者がテレビに出演している賄賂評論家やタレントの中にいる。国民はテレビに出ている評論家や司会タレントに、【毒饅頭】賄賂を食ってないことの「説明責任」を求めなければならない。また、彼らは説明責任をどう果たすのだろうか。泥棒国家である
02. 2010年5月21日 11:39:44: b2AoG1r08Q みんな、頭が、おかしいんちゃうか！ 無実の証明ほど困難なことはない。 言うのは簡単だが、やってないことを、どうやって証明するのか。 　そんなことより、実名を出せ、と野中氏に言えばイイ。 今だに野中氏、実名だしてないやないか。 　　この点を追求すべきや。 猫も杓子も、野中氏の術中に、ハマっている。 　アホばっかりか？
03. 2010年5月21日 11:41:35: b2AoG1r08Q たぬきじじい、の思う壺！
04. 2010年5月21日 11:44:45: u8T2aRIP9Y もらってない奴を言ったってことは、言われてない奴はもらったってことだ。
05. 2010年5月21日 17:06:02: tye6eR9rhg ただじゃ、ネタはばらさないよな〜狸爺の思惑が気になる。 田原を庇う保険は忘れない、小泉と野中の確執、小沢との因縁、肉業界の赤信号？ まだまだ生臭い野中、目を離せない。
06. 2010年5月21日 19:35:11: wWLZgJb1DA 実名をばらしそうでばらさない。 相手をハラハラさせる。 「閻魔帳」を握っているうちは、野中のニラミが効く。 自分は正義感に燃えた「いい人」を演じながら。 さすがは腐っても野中だな。
07. 2010年5月22日 03:15:17: KFLkVokbuA 週刊現代が三宝会のメンバーであるということは、講談社が三宝会のメンバーだと理解してよいのだろうか。

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