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2010.05.23

首相「辺野古」表明　知事「厳しい」に脱力感で一杯だ
もう、脱力するしかないとはこの事か。

＞＜普天間移設＞首相「辺野古」表明　知事「厳しい」
鳩山由紀夫首相は沖縄県庁で仲井真弘多知事と約２０分間会
談した。首相は「日米で協議を重ねた結果、代替地そのものは
辺野古付近にお願いせざるを得ないとの結論に至った」と述べ
米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に移設する考えを初めて表明した。≫
　　　　　　　　　　　　　5月23日12時41分配信 毎日新聞

今日のこの雨と相まって、本当に気が滅入る。
政権交代をして、今までの自民党政治ではない、上流の一握り
の人たちにではなく、多数の人達が日本国に生まれて良かった
と思えるような政治になると期待をしていた。
当然半年や１年ですっかり変わる訳もなく、この政権には長い目
で叱咤激励する必要があると思って来た。

沖縄の基地問題もそうだ。
自民党政権で１３年間かかっても決着がつかなかった問題だか
ら首相が５月末までに決着すると言った時も、道筋をつけるだけ
でも御の字ではないかと思って来た。

本人が"最低でも県外移転”と言い、”私には腹案がある”と言っ
ていたのを藁にもすがる気持ちで信じ、アメリカに県外移転の道
筋を交渉したのかと思っていたら、”日米で協議を重ねた結果”
が、また辺野古沖ですか。
"腹案”はどうなったのか。
過大な期待を寄せた分、首相のふがいなさに余計に腹が立つ。

５月の連休の時、沖縄を訪れた際、“海兵隊が抑止力になる”と
言うような話をしたときから、どうもおかしいと思って来た。
誰に刷り込まれたのだろうかと。

＞首相は県内移設に至った理由について「今日の東アジアの安
全保障環境に不確実性がかなり残っている中で、海兵隊を含む
在日米軍全体の抑止力を現時点で低下させてはならない」と説
明。

やはり、だれかの思惑に嵌ってしまたと言う事か。

首相はこんなに難しい問題を、国民的議論に発展させないのだ。
議論を投げかかられれば、自分の問題として答える用意はある。
人にやさしい政治というならば、この問題は沖縄だけの問題でな
い、国民の一人一人が、自分の事として考える良いきっかけだし
問題を投げかけられれば、真剣に考えるだろう。

現に、今日の中日新聞には

＞自分が首相なら土下座しても、沖縄の人に辛抱してもらう、そ
の代わりに税金を安くするなど生活への配慮や、米軍兵士による
犯罪をもっと公にして厳罰にするなどの対応をする。

＞沖縄だけに基地を押し付けられないと、５０人中１０人が自分の
町への移設も検討していいと答えた。
岐阜に移設する事は心情的には反対だが、沖縄に押し付ける分
けには行かないとして移設賛成と。≫

私は、土下座して沖縄の人に辛抱して貰うなんて言うのは、人間
のエゴの何物でもないと思う。
そしてエゴを押し付けて平然としてきた私たちは多いに反省する
必要があるのではなかろうか。

沖縄県以外の県は拒否するだけでは何も解決しないし、そんなに
忌み嫌う基地だとするなら、沖縄だって同じ人間として嫌だろうに。
それを仕方がないから、沖縄にお願いするしかないとは。。。。

私にはアメリカさまへの、”人身御供"のような気がしてならない。
"脅威論”、“抑止力”も、理論的には風前のともしびで、なぜにそ
んなに、アメリカに気を使わなければいけないのだろう。

首相の発想が、自民党と同じ発想だとしたら、本当に情けないし
買い被り過ぎたと言う事か。
NOを言えない国、首相。
オバマ大統領も、ノーベル平和賞をもらったことだし、日本も基地
縮小を掲げて、世界軍縮への契機にしたらどんなに日本国の、首
相の株が上がった事か。

私たちは、政権交代で、もう少しアメリカに物が言えると思っていた
が、これは幻想だったのか。
あがいただけで終わりを告げた？　無駄な抵抗だったと言う事か。

あ〜あ〜、なんのこっちゃい。

☆ーー☆ーーー☆ーー皆様にお願いーー☆ーーー☆ーー☆

　　　　　　　　　　　　　
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コメント
01. 2010年5月24日 06:37:26: 20lKvC098U 鳩山首相は潔く辞任を！ 鳩山首相は、「『最低でも県外』の公約を守れませんでした」と率直に謝罪した上で、 「政治とカネ」の問題での道義的責任を取ることと併せて、辞任を表明したほうがいい。 そして、新首相の下で、川内議員を外相に抜擢するべき。
02. 2010年5月24日 06:41:55: 20lKvC098U 誤記訂正。鳩山首相は辞任し、新首相を選出するべし。 そして、新首相は、国外移転派の川内議員を外相に抜擢するべし。 これがベスト。
03. 2010年5月24日 07:14:29: cdhhy4hNSg ＞東アジアの安全保障環境に不確実性がかなり残っている 韓国軍艦の沈没は、現状で起きてしまったのでしょう、どこが抑止力？ 海兵隊は沖縄よりも日本海の方に置いた方が良いのでは？
04. 2010年5月24日 07:55:48: SvrUu9I7BA まあ、アメリカの方が、力が強かった、と言うこと。 しゃあないね。日本の方が、弱いから。 軍事力を持つ方が、上なのですよ。
05. 2010年5月24日 08:07:52: or8hYPB3AU あいては軍に軍需産業にその周辺の議員。米軍は世界に拡張しすぎと識者が言っても、大統領ですら変えられない。日本政府がそう簡単に変えられるわけがない。唯一変えられる道は、反米運動、反基地闘争が無視できないぐらい盛り上がることだけ。
06. 2010年5月24日 09:01:12: Bo9HfYwpKA 自民党、公明党、みんなの党が鳩豆政権の辺野古案を批判しているのが奇妙。 自分たちの提案してきた通りに戻ったのでは？ 「やっと、我々の言ってきたことに民主党も従ってきた」と歓迎すべきでしょう？ 自民党はこれまで私たちは間違っていましたと言って大胆に政策転換するしか生き残れないでしょう。 金子勝氏のツイッターより引用 なんで金子氏みたいなバランスの取れた考え方ができないんだろうね？
07. 2010年5月24日 09:25:34: AQqyLULhMc 徳之島を応援したりするからこうなる。 徳之島の町長３人のうち、２人は沖縄の話を聞こうともしなかったのに。
08. 2010年5月24日 09:32:37: P5EoBf8LJ1 それにしても、本当にアメリカってイヤな国だよねぇ。
09. 2010年5月24日 10:09:43: DmCC9k6hHM ＞今日のこの雨と相まって、本当に気が滅入る。 政権交代をして、今までの自民党政治ではない、上流の一握りの人たちにではなく、多数の人達が日本国に生まれて良かったと思えるような政治になると期待をしていた。 　私は、鳩山首相というのは、自民党の腐敗したＤＮＡを濃厚に持っていると感じている。最近の「原発を２０基建設する」発言や、過去の「核兵器を保持する」発言などから、どこかおどおどして八方美人に見える政治姿勢の背後には、実は本心と異なり、国民が期待する「真の民主政治実現」への乖離が原因ではないかと思われる。やはり、発言がブレない小沢氏や亀井氏が、リーダーシップを取るべきである。 　問題が山積する「七奉行」を叱責せず、これだけマスコミや検察に攻撃されても一考に反撃せず、普天間基地移転問題をアメリカの命令通りにしたのは、本心では「反民主・反小澤」だということかな！ 本当に国民を馬鹿にした不愉快な人物である。
10. 2010年5月24日 15:23:21: EaDWBngZks ０９さん、私もあなたのおっしゃるーー「問題が山積する「七奉行」を叱責せず、これだけマスコミや検察に攻撃されても一考に反撃せず、普天間基地移転問題をアメリカの命令通りにしたのは、本心では「反民主・反小澤」だということかな！」ーーの部分に同意します。 小泉元首相が、自民党をぶっ壊す、と言ったら本当にぶっ壊れてしまったけど、 鳩山さんも、国民が選んだ民主党をぶっ潰して自公的世の中にしたいのが本心なのでは？と思えるほど、国民の要望に目をつむっていますよね。 前原と平野と千葉を何とかしろ、という国民の声がこれだけあるのにも係わらず、あいも変わらず温存させていることだけを見ても、本当に国民のことを心配しているのか？と考えてしまう。 それと同じ結果が今回の沖縄の基地問題に出てきただけですよ。本当に沖縄びと達の御苦労と危険を思うのなら、身の危険も覚悟でアメリカに（例え形の上だけであっても独立国の首相なんですから）もう日本から出ていってください、沖縄県人を 日本国民をこれ以上苦しめたくない、とはっきり言うべきなんです。 自民党時代のアメリカのポチ的首相達と今回も何ら変わらない姿でしたよね。 ただ誤解をまねきやすいので明言しておきますが、私は鳩山さんは首相として駄目だとは思っていても、民主党は駄目とは思っていないので誤解のなきよう。

11. 2010年5月24日 18:55:32: oYjPKSa9Fs 話の腰をおるようだが、インド洋の燃料補給活動は中止しているが今は誰も言及しない。何か影響が出たのかどうかその後の検証は全く聞かない。民主党がこの点ではアメリカのいいなりにはならないと期待したわけだが、まだ現実はアメリカの意向には逆らえなかったということだ。平野官房長官、岡田外務大臣、前原国土交通大臣（沖縄開発庁長官兼任）の布陣ではしょせん無理だったか。 しかし現行の辺野古案の実現性もないだろう。冷静に考えてみよう。日本が軍事力を持たない建前で世界中から資源や食料を自由に輸入が出来て、経済発展ができたのはアメリカの自由貿易体制を守る決意があった「恩恵」もないことはない。モノが言えない条件もある。 しかし、現在アメリカの「産軍複合体」の力も弱まっている。日本の（旧）既得権益集団も断末魔である。間違っても自民党に回帰する選択肢はない。

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