このことが、沖縄の人々に苦しみを倍加することになります。
「日本人は、今こそ「民族独立戦争」に向けて(理論)武装するべし。」です。

おっしゃる趣旨は、わかります、
しかし、その心意気やよし！と思います。
日本人に苦手な、先ずは、言挙げが必要と思います。

そんな連中に武器を持たせたら、銃口は国民の方に向きますよw

独立戦争・・って日本に対してか？　じゃあバックは中国だ

みんな慎重に　まだ学生運動の再来を期待している「たそがれの人」が騒いでいる
本当の沖縄は沖縄の人にしかわからない

　中国清朝末期、動乱の大陸から多くの中国人人士が集った日本東京で、多くの日本人が嫌がった中国からの留学生を、逆に快く引き受けた弓太郎の経営する下宿屋は、さしずめ本国の革命を目指す中国人士の集う「梁山泊」であった。

　下宿人の一人であった宋教仁が日本を離れ、いよいよ大陸の革命運動に身を投じるにあたり、その意気にほだされたのか、このままほっとけないとでも思ったか、下宿屋の主である弓太郎は、下宿人の一人でしかなかった宋教仁に同伴するのである。
　
　支那革命（辛亥革命）において、北一輝（輝次郎）が日本人革命シンパの一人でしかなかったのに対し、新垣弓太郎は全身全霊で関わっている。「革命軍中佐」が当時の弓太郎の立ち位置である。弓太郎の部下の一人が、あの蒋介石なのだ。
　
　革命が挫折、失意の下故郷の沖縄に隠遁した弓太郎だが、日本政府（軍）は弓太郎を要注意人物として、憲兵の監視軟禁状態に置く。この状態は昭和２０年４月の
連合軍の沖縄上陸、沖縄の地上戦の最中まで続くのだ。

　侵攻軍上陸を受け地元住民が避難する中、一緒に避難しようとした弓太郎夫妻に対し、日本兵（憲兵であったかどうかは不明）が発砲、妻が殺されるという事態が発生している。息絶えていく妻を抱きながら弓太郎は「牛島を呼んで来い！」と慟哭している（注：牛島とは沖縄戦当時、沖縄守備隊第３２軍司令官であった牛島満陸軍中将のこと）弓太郎は妻の斃れたその地に、妻の名と自分の名を記した墓碑銘に「日兵逆殺」と刻んでいる（この事件は作家の佐木隆三が取材している）
　
　弓太郎は孫文から感謝の意を込めた扁額をもらい、戦後沖縄で弓太郎が生き延びている事を知らされた蒋介石が、特別機を仕立て迎えようとしたが、弓太郎が病の身にあったこともあって、扁額の贈呈に留まったというエピソードが残っている。

　若かりし頃、所帯持ちの身で台湾出兵に志願、「戦になるぞ」という募集官の言に「それがしたいのです」と第一次出兵に参加負傷、自由民権活動家であった謝花昇を刺客の手から捨て身で守ったことで自由民権運動に関わり、迫害が予想される中国大陸に孫文を強制的に追放せんとする、加藤外相の暗殺を頭山満にもちかけ、これにするかと拳銃を差し出した頭山に「いやそれを使うと他の人に迷惑がかかる」と匕首を懐から出した人物が弓太郎である。
　頭山はこの弓太郎の存在を加藤外相に仄めかし、孫文にたいする追放措置を取り消させているのだ。
　
　未完に終わった辛亥革命＝銃砲弾飛び交い爆裂弾が炸裂する革命戦争に深く関わった新垣弓太郎が、最後に辿りついたのが「沖縄独立」であった。「沖縄は北（日本）に向かってはだめだ。沖縄は南へ行け」が、生前弓太郎の口ぐせであったという。

　いいかね山崎行太郎さん、沖縄は毛沢東・周恩来時代から毎晩北京放送で武装蜂起、ゲリラ戦争を煽られ、チェ・ゲバラの世界革命戦争に煽られ、ヤマトからは大田龍あたりから、山岳ゲリラ戦争を煽られてきたんだよ。

　山崎文士の脳内の仕組みがどうなっているのか別に興味もないが、勝手に他人を煽っちゃいけないよ。比喩的に「交通戦争」とか「受験戦争」とか「戦争」の文字が躍っているが、「蜂起」「戦争」なんて言葉の使用は慎重であるべきと思うが。

　沖縄は「戦争」の実相がどういうものか、骨身にしみてわかっている風土であること、忘れちゃ困る。めったなこと書いちゃダメだよ、え山崎さん。
　
　沖縄は「沖縄独立」という「ワイルド・カード」、今のところ切る環境にはない。まだ大倭（やまと）に愛想が尽きてはいないから。「今のところ」はね。
　ただ選択肢（オプション）として「沖縄独立」はまちがいなく有る。大倭（やまと）の対応次第だ・・・（米国じゃないよ、悩まなくちゃいけない立場は大倭なんだよ、分かっているのかね？もし沖縄独立の狼煙が挙がった日には、米国含め周辺諸国全てが独立承認に動くこと確実だからね）　
　そうさせたくなったら、シッカリしなさい大倭。ちゃんと米国から独立しろ（なんだか、ダメ亭主に女房がハッパかけている感じになったな・・・）
（沖縄レポート）