お久しぶりです。
地元紙へ投稿したものですが、
実に久しぶりに”文章”に取り組みました。
一連の八重山報告を追っていただいた方には何とか受け止めてもらえるかもしれませんが、
はっきり行って冒頭の「国政」に言及した部分を除くと
このBBSにふさわしい投稿かどうか疑念が残ります。
まぁ、どなんとぅ復活宣言とでも考えてご寛恕くださいませ。

２点だけ予備知識。
中山市長の就任直後の議会演説が
加藤小田原市長の演説の盗用であると、手際よく報道〜臨時議会で問題視され、調査特別委が設置されました。
まことに幼稚な
「政治的陰謀」ともいえぬほど稚拙な攻撃なのですが
万が一にも中山丸の船出におかしなカリがついてはと思い
敢えて投稿しました。
もう一点
タイトルおよび本文中の５０１４というのは
去った２．２８市長選における票差です。
獲得票である1万6千余りではなく票差を「民意」としたのは
多くの地方都市がそうであるように、
ここ八重山でもいわゆる「白黒闘争」
誰を選ぶかではなく白は白、黒は黒、
その中でうまく画策したものが勝ち組となり
次の選挙まで実権を握るということが繰り返されてきました。
今回現職の獲得票、それに見合う中山の獲得票、
これを白黒の票と捉えたわけです。
８．３０にチョウビンを圧勝させ、
２．２８に中山を圧勝させた
この票差に見合う主権者の意識こそが
今私たちが追い求めている
「民衆革命」を担保するとどなんとぅは捉えております。

以下、投稿文です。

中山市長の”軽率な”行為が猛批判を受けています。
一方国政の場では鳩山総理の”軽率な”発言が猛批判を受けています。
この両者の誕生を希い、微力ながらその実現に持てる力の全てを出してきた者として、
まことに憂慮すべき事態といえます（笑）
（笑）としたのは冗談でも何でもありません。
一見関係なさそうなこの２つの政治事象に妙に共通点が多く存在します。
圧倒的多数の民意を受けた「政権交代」。
にもかかわらずその結果を冷静に受け止めようとせず
本質を外れたところで新政権の足を引っ張ろうとする野党の存在、
さらにそれを後押しするマスコミ
（この点に関してだけはわが八重山は違うと信じたい…）。

「民意は県内移設どころか国内移設にも反対ですよ。
全国民が後押ししますから強い態度で対米交渉がんばってください」ではなく、
「鳩山は裏切るかもしれない」
「ちょっとでも反したらやめるべきだ」
「鳩山やめろ」
「民主党下野せよ」

「中山さん、気負いすぎたのかミスりましたね。
でも市民のためになるならばまねでも何でもよいからよい政策はどんどん取り入れて
幸せを感じることのできる石垣市の実現にまい進してください」ではなく
「市民への裏切りだ」
「政治家はことばが命」
「リーダーの資格なし」
「中山やめろ」

いい加減にせい！

何くれと無く市長攻撃に勤しんでいる議員の皆さん。
昨年の「自治基本条例」審議をつぶさに見てきたものにとって
皆さん方の言動はそれこそ無責任極まりない。
まぁ、あと３箇月余りで今度は自分自身が審判を受ける立場になるのだから、
少しでも自分を売り込みたい気持ちはわからぬでもないが、
「大きな実績を残し」１６年間君臨してきた人物ではなく、
この島を愛し、よそに誇れる地域を作りたいとの思いに共感し、
何ができるのか未知数ながらも熱意と可能性を感じさせる人物を選択した
５０１４の民意を余りにも軽く見てはいませんか?

１６年間トップの座にありながら、
最重要と位置づける条例を自らの選挙戦の目玉としたいがために杜撰な形で提案した前市長、
行政の専門職であるはずなのに市長をフォローするどころか素朴な質問にも答えられず、
説明を二転三転させ、
議会工作でしか実現の途を見出せなかった幹部職員、
そして議論の段階で正当な疑問点を連発していたにかかわらず
選挙直前の議決段階で何の説明も無く原案賛成の議決を行った議員諸氏。
私が毎日新聞紙上で提出した疑問にいまだ答えていただいていないのですが、
そのあなた方がどんな根拠を以って中山市長の不実をなじるのでしょうか?

中山市長の「具体的政策」にではなくその可能性に期待をかけたものの一人として、
「政治経験の浅いことは欠点でもなんでもない。
肝心なのは順風の時ばかりでなく逆風の時にすら、
その風を利用して市民を希望の大海に誘ってほしい」とメッセージを贈らせていただきます。

今回の件で、政治家として決して犯してはならぬ過ちを身をもって体得し、
今後の糧としていただくことを切に望みます。

中山市長。
あなたをリーダーにと望んだ１万６千有権者ばかりでなく
支持しなかった１万１千有権者も、
そして島の未来を担うべき多くの子供たちの眼も
じっとあなたの一挙手一投足を注視しています。
健全な批判勢力の則を超え、
揚げ足取りに終始する方たちの末路も同時に１０万の眼に晒されていることを老爺心ながら申し添えておきます。　

中山市長。
あなたの目線が市民と共にある限り、
市民一人一人の心もあなたのそばにあると肝に銘じてその職を全うしてください。

日本一幸せを感じる街づくりのために、
がんばれ！中山義隆！
　

コメント
01. 2010年5月29日 22:24:48: 4w2wSyk5nM はあ？　政治家にとってもっとも大事な施政方針演説を、しかも就任初っ端から、他人のものを丸写し、そんな、政治家としてもっともサイテーなパクリをやった男にたいし、このお方は何を寝言いっているのでしょう。おまけにわざわざチョービンと並べるとは・・彼の格も貶められてしまう。 投票した５０１４人は人を見る目がなかったことを反省してもらいたい。あなた方の選んだ男は、美辞麗句を並べただけで中身は空っぽだったということ。まーどーせ、出身母体がJCという時点で、かなり胡散臭い男だと私は見ていた。いつか馬脚を現すとは思っていたが、こんなに早いとは恐れ入りった。 中山市長は言い逃れをせず、けじめをつけるべし！ 石垣市民は、市政を貶めた市長の責任を追及すべし！
02. どなんとぅ 2010年5月29日 23:41:00: Rpgn2femNHMTY: PtVxvbxUcw 01さん、早速のコメントありがとう。 文中の「白黒」がどれほど不毛であるか、 あなたのコメントを頂いたことで読者の皆さんに一目瞭然でしょう。 ネット上でも強くチョービンを押してきたどなんとぅですが まこと人を見る眼が無かったと反省しております。 なぜ大濱を押すべきでないか、懇切丁寧にレジュメを送っておいたにかかわらず、 政治センスのかけらも無い虚偽の（あるいは願望のみで固められた）現地報告を鵜呑みにし、 総選挙で相手候補（自民現職）にも公然と応援を送るという二股を容認し、 何度も当地に足を運んで積極応援するという主体を晒してしまった。 いくら新人議員とはいえ 半年たってもドシロウトであることを露呈してしまった。 もっとも県連代表が 応援候補の当選は二の次 自らの歌で自分が目立ちさえすればという人物。 （ちなみに、一旦はマイナス効果を冷静に判断して取り下げた 応援弁士・小泉進次郎という愚策を復活させ、 馬鹿さ加減の争いにしてしまい 結果「小泉効果」の勘違いを生んでしまった） あなたが石垣市民であるのなら 恨み言をグダグダ述べる前に なぜこんな事態になってしまったのか真摯に反省してから 次の行動に移ったがよろし。 もっとも反省なしに突き進むのが教条主義の教条主義たるゆえんなのだから仕方が無いが。

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