鳩山内閣が八ヶ月の短命で終わった最大の理由は、甘ったるい「友愛精神」やマニフェストにこだわったために、民主党が衆議院選挙に勝った最大の理由でもあった、自公政権の暴政が国民を不幸にし日本を亡国に陥れたことが、国民に暴政はうんざりだという気分にしたことを忘れたためだ。もしも、鳩山内閣が発足した段階で、自公体制の暴政を徹底的に批判して、われわれはそれと全く違うということを強調していたら、既得権にしがみつく官僚やマスコミの連合軍による鳩山と小沢に対して企てた、ネガティブキャンペーンの威力を封じ込めることに成功していたはずだ。
特に選挙前にタイムリーに出版されて凄い説得力を持ち、自公体制の暴政を徹底的に暴いていた、藤原記者の書いた『さらば暴政』を活用して、われわれは暴政から日本を救い出すと訴えていたら、状況はまったく変わっていたはずである。

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%B0%E3%80%81%E6%9A%B4%E6%94%BF%E2%80%95%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E6%94%BF%E6%A8%A9-%E8%B2%A0%E3%81%AE%E7%B3%BB%E8%AD%9C-%E8%97%A4%E5%8E%9F-%E8%82%87/dp/4860293053/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1265096350&sr=1-1

それほどこの『さらば暴政』という本は、自民党や創価学会の暴政について徹底的な破産宣告をしていただけでなく、官僚やメディアの既得権について、その酷さを徹底的に暴く内容を持っていたのだし、メディアからは毛嫌いされて黙殺されたことは、読んだ人には誰の目にもはっきりしていたのだ。だから、暴政を続けた自民党を支配したネオコン政治を批判し、民主党の中に送り込まれている七奉行などのネオコン勢力を干しあげていたら、鳩山内閣はもっと堂々と新しい民主革命に専心できたはずだ。
ということは、この本の存在をフルに活用しなかったことが、鳩山内閣がボタンの掛け違いをしたことの始まりだったのである。そうだとしたら、菅内閣がまずやるべきことは民主党政権が自公体制と完全に違っており、菅内閣は徹底的に暴政と戦って自公体制の復活を阻止すると宣言し、暴政を支えた官僚支配と買弁的なマスコミの扇動工作に対し、対決する姿勢を国民に示すことである。

眼力のある人はそれを見抜いていたのだ。
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/07/post-fe55.html

目次を見ただけでも、その内容の凄さが一目瞭然だと分かる。
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:Nb_bdVZwej0J:d.hatena.ne.jp/earsp/20090717/1247777368+%E8%97%A4%E5%8E%9F%E8%82%87+%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%B0%E6%9A%B4%E6%94%BF&cd=4&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

コメント
01. 2010年6月05日 19:32:31: zTZR3McRM2 速報で、昨日は○○決定、今日は○○内定と言っていた。 週明けの党、組閣人事が、マスコミの予想通りだったら、休養する必要がどこにあったのか？何のための休養か？ マスコミとその背後にいる勢力が小沢元幹事長を非常に恐れていることだけはハッキリしている。 一つだけ実感できたのは、マスコミの持っている情報は、精度が低いと言うことだ。 後は、取材と称する妄想や希望的観測、悪意、中傷を混ぜていると言う事実だ。
02. 2010年6月05日 20:03:40: EZLhBNwsx3 有権者の意思が、自民党から、民主党に変わったのは、 　　　カネ、です。 有権者自体が、食えなくなって来ているのが理由。 　貧乏人に、今、必要なのは、カネ、つまり生活出来る、と言うこと。 金持ちは、そこそこカネがあるから、なんの問題も、 　　　　　ない！
03. 2010年6月05日 21:23:17: JiuafC5wMQ 甘い この政権は第二次世界信用恐慌の三番底が発生する政権となる。 これだけ情報がマスコミに流れていることから官僚，マスコミ主体の政権であることがわかる。官僚とマスメディアに丸められた第二自民党としての酷い政権になっている。今回の参院選挙は民主勝つでしょうが，このまま大企業,金持ち救済して貧乏人は自己責任のツケと，地方分権政党が名乗りを上げる次期衆議院選挙は波乱の可能性大。
04. 2010年6月05日 21:50:40: Yk5gOJuMvI この国の国民は頭から血を流して始めて痛みに気づくんやろな！ そうなってからは遅いのに、血流す前に気づくべきやのに学主能力がなさすぎ！ 小泉政権　自公政権時代を思い出さんかい！　国民にとって特に貧困層に何をしてくれた、改革っていう言葉に騙され気がつけば一億総中流が年収２００万円未満が多数を占め一億総底流になり弱者切り捨て御免になった事を！ マスゴミ　カスゴミ　デマゴミが垂れ流す情報に真実は少なく、捏造　偏向　歪曲だらけという事実を認識しょうや！　確かにネットを全て信じることは出来ないが玉と石を見分ける力を養う事は出来るはずだ！
05. 2010年6月05日 22:13:48: 56wZVv1vws >>04 そうやろか？ 頭から血を流し始めても・・・自分の身に起こっている現実を適確に自分で分析できないような気がする。 テレビや新聞から「改革の向うには明るい明日がある、ただし、その過程においては頭から血が流れることもある、喜ぶべき兆候なのだ」な〜んて、流れれきたら、喜んでしまうなんて間抜けの日本人の姿が私には見えるのだが・・・・？ 学習能力なんてまるで無しだし、要するに「テレビに操縦されるだけ」のロボットが日本人だ。 感激にしろ、激怒にしろ、自分の心の奥底から沸いてくるのではなく、テレビ操縦によって「激怒するんだー」と言われると自然に激怒反応をしてしまうだけ。そんな気がするなぁ。 もうこの日本人には期待するだけ無駄な気がする。ワーキングプアが更に進み路上生活者がどんどん増えても、路上でテレビを見ながらまだ笑い続けているなんてことになるかも。 阿修羅人など、自分で物を考えられる人はどっかの原野で自給自足するしかないのかもしれん。そうじゃないかな？　日さん！
06. 2010年6月05日 23:52:41: qEq0VpsHuk 別に色々な主義主張はあっても構わんが 自公政治には戻りたくはないね。絶対。

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