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政策を選挙させてもらえない国民の不幸〜民主党へのエール〜
http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/803.html
投稿者 まるす 日時 2010 年 6 月 05 日 23:13:18: 3bEVsqHgPljbg
 

そもそも政治的混乱がいつまでも続くのは、国民が政策を選挙できない
政治風土にあるように思う。
本来政党たるものその思想とそれに基づく政策を同じくする者同士が、
その政策のもと統合されるべきものであると思う。
これまでの自民党にしろ今の民主党にしろ、正反対の思想・政策をもつ
者が同衾しており、党として一体何を目指すのか国民には皆目判断でき
ない。

無論、党の所帯が大きくなるにつれ、派閥が生まれその思想・政策に幅
が生じてくることは現実問題として避られないのかもしれない。
そこで、マニフェストの存在が重要となるのであろうが。。。

本来であれば、選挙にのぞみ国民に対して党としての同一性を保障する
もの、換言すれば最小限共有している思想・政策は何なのかをマニフェ
ストとして憲章するべきものであると考える。

流行のごとく用いられるマニフェストがかかるものではなく、その政党
の政策の幅をめいいっぱい広げ、あれもこれもとマニフェストとして掲
げるところに最大の問題があるように思う。
大風呂敷と呼ばずなんと呼ぼうか?

そして、いくらコト細かで具体的なマニフェストを網羅的に数多く並べ
たてたところで、同床異夢で派閥の思惑がはたらき、構成員の我田引水
の解釈が幅をきかせれば、マニフェストなど選挙民をだます方便として
しか用いられない。
国民はそのようなことを見通しており、ゆえに政治に対する失望を新た
にしてしまうのだろう。。。

結局のところ、この点が民主党(かつての自民党においても)が抱える
最大のウィークポイントであり、”みんな”ら売国政党の欺瞞的政策に
妙な説得力を持たせるゆえんでもあるのだろう。(共産党も。。。)
彼らはその内容はさておきブレがない。。。
(当然か?どこぞからの指令に忠実に従っているだけだとしたら。。。)
この点においては、マスメディアの偏向報道やネトウヨの工作員ばかり
を責めるだけではどうしようもない。

この点では、小沢氏には党を割り、国民新党や場合によっては、自民党
の中にもまだひょっとして残っているかもしれない(残っていないかも
しれないが。。。)思想・政策を同じくする者と新たな枠組みを構築し
てもらいたいとも思う。

阿修羅の中で小沢氏を支持する方々の発言の中には、政治を知り尽くし
た小沢氏なりの思惑があり。。。との向きもあるようだが、(そのよう
なものがあるのであれば、それはそれで良いのかもしれないが。。。)
やはり、究極的にはそのように(国民が政策を選挙出来るように)決着
して欲しいと思う。

無論、選ぶ国民の側にも惑わされないメディアリテラシーが欲しいのだ
が。。。  

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コメント
 
01. 2010年6月05日 23:35:56: EAo5YST5jk
ワンイシュー選挙がいいとは思わない。
総合的な政策で判断される。
同じ政党でも全てに意見が同一でなく最大公約数で意見集約したもの
賛成するものも反対するものもあるが
昨年の総選挙及び前回の参議院選挙は
小泉竹中的なものの否定と捕らえている。
参議院選挙の争点は何でしょうか。

民主党政権への評価(中間テスト)した上で
自民への回帰が適当かどうか判断するもの。


02. 地には平和を 2010年6月06日 00:00:06: inzCOfyMQ6IpM: 2GbTCma5Fo
参議院選挙の争点は辺野古移設の是非でしょう。社民党は辺野古阻止と原発の縮小を公約にすべきだ。経済政策については国民に一律5万円を配るという政策を掲げるべきだ。

03. まるす 2010年6月06日 00:21:30: 3bEVsqHgPljbg: VhOvvU1bWw
>>01さま

>ワンイシュー選挙がいいとは思わない。
>総合的な政策で判断される。

おっしゃるとおりだと思います。。。
私も決してワンイシュー選挙が良いと思いません。
むしろ危険であると思います。

もし党として共有できるものがワンイシューしかない
というのであれば、それはあまりにもお粗末というほか
ないのではないでしょうか?

特定の論点についてはその論点について賛同できる場合
において政党間で協力すべきコトではないでしょうか?
(そういった意味において小選挙区制はやはり失敗だっ
たと思います。。。従前の小選挙区制が自民単独政権を
許したという問題は見過ごせませんし、小選挙区制が良
いという意見ではありません。。。念のため。。。)

明らかに相反する政策をもつ者が同衾する状況が
果たして党といえるのか?
素朴な問題提起です。。。


04. 2010年6月06日 01:28:13: EZllZAURr2
>>2
>参議院選挙の争点は辺野古移設の是非でしょう
任期の長さを考えてそんな一点判断は避けるべきでは?
リトマス試験紙の代わりにはなるかもしれませんが

05. 2010年6月06日 02:52:10: O39oulNJKQ
↑皆さん、訳分んないっす!
そもそも、政策認識欠如の国民に無い物ねだりですよ。
マスゴミのデマ(世論誘導・情報操作)にゴキブリホイホイよろしい金太郎飴国民にどうせよと言うんですか!?

06. まるす 2010年6月06日 05:04:10: 3bEVsqHgPljbg: VhOvvU1bWw
>>05さま

>そもそも、政策認識欠如の国民に無い物ねだりですよ。

そうなのかもしれませんが、
それを言えばもう民主主義の否定しかありません。。。
私は、ニヒリズムの誘惑に駆られながらも
”政策認識欠如の国民”ときめつけてしまうのもどうかな?
とも思っております。

やはり政治家や政党自身が政策をきちんと伝えてこなかったコト
(マスメディアに歪め続けられたのかもしれませんが。。。)に
非があると考えたい。。。

あるいは、その機会が奪われている日本の現状が不幸であると。。。


07. まるす 2010年6月06日 05:37:54: 3bEVsqHgPljbg: VhOvvU1bWw
再び>>01さま

>昨年の総選挙及び前回の参議院選挙は
>小泉竹中的なものの否定と捕らえている。
>参議院選挙の争点は何でしょうか。

小泉竹中的なものの否定であった筈なのに、
隠れ小泉派を抱えていた。。。
これが今回の政変であり必定のものであった
のでは?

とにもかくにも政権の奪取は果たした訳だから
その点についてはたいへんな意義があったと思
っています。。。

次のフェイズでは、小沢氏には新自由主義との
決別をキチンと明示していただければと思って
おります。。。
亀井氏との連携は必須であろうと思います。。。


08. 2010年6月06日 09:28:58: aPMkzI6zm6
官僚>マスコミ>現政府与党 (泣) 未だ政治生命を賭けた改革の発言を聞かず。
9月に選任された新代表が、(菅)首相では無い場合、首相は辞任するのかな?あるいは無駄な解散? 先の衆院選は政策選挙に思いました。が、根本の改革が無い限り官僚主導の政策が延々と実行されるのでは。特別会計制度全廃を断行して各省庁の特権官僚を干上がらせ、政府が官僚の人事権をもてれば、まともな政策選挙が行えると思います。

09. まるす 2010年6月06日 11:27:27: 3bEVsqHgPljbg: VhOvvU1bWw
>>08さま

当然のコトであるが、政治家は官僚を従わせなければならない。。。
ではなぜ、それが出来ないのか?
答えは単純明快!
彼らはサラリーマンとしての宿命を背負っているから。。。
力の弱い政治家が政権を担ったとしても、それに易々と従うならば、
もし次に政変が起これば、あっという間に自身の処遇の危機に曝される。
彼らはその辺りが身に染みて判っているからこそ、慎重にその政治家の
力量を観察するし、現下においては某国の意向を反映させることが我が
身にとって最も安全であると考えるのは当然なのでしょう。。。
ですから、一定期間政権を維持しその権力を磐石のモノとするまでは、
彼らをあるときはねじ伏せ、あるときは懐柔し少しづつ従わせねばなら
ないのだと思います。。。

阿修羅でも、官僚あるいは公務員を目の敵の如く十把一絡にバッシング
する向きがありますし、心情がわからないではありませんが、冷静に考
えるとこのシンクタンクなくして果たして日本政治がが機能するのか?
官僚潰しこそ日本を簒奪する勢力の思うツボではないかと思います。。
(無論、官僚の中に巣食う売国勢力は着実に駆逐していかねばなりませ
んが。。。)

そのような点からも、特別会計制度全廃というのは短絡に過ぎるように
思われます。。。まかりなりにも特別会計にプールされているマネーは
国民の資産であり、これが無為に流出する事態はなんとしてでも避けね
ばなりません!(活用されずストックされているだけというのも問題で
すが。。。)

マスメディアによって喧伝されるバッシングが何をもたらすかしっかり
考えていきたいですし、これまで次々に繰り広げられてきたバッシング
(農業、ゼネコン、証券、保険、食品業界、郵政etc。。。)の結果、
何が起こってきたか振り返ってみる必要があるのでは?


10. 2010年6月06日 11:49:47: gQUmfaBOvw
>>01
>昨年の総選挙及び前回の参議院選挙は
>小泉竹中的なものの否定と捕らえている。
>参議院選挙の争点は何でしょうか。

ケケ中の証人喚問、マスゴミに流れた官房機密費の解明、
年次改革要望書の再検討だったら面白いナ!
マスゴミが隠し報道しなくても、
選挙戦で有権者に直接訴える!
マスゴミの偏向報道打開の糸口になること請け合い!


11. 2010年6月06日 13:30:52: aPMkzI6zm6
まるすさま。08です。表向きは従米一筋面をし、陰ではやりたい放題の「特権官僚」こそ国の禍いではないでしょうか?特別会計は、利権の巣窟であり、天下りの原資だと考えてます。一般会計に統一して監査を効かせ、単年度会計も複数年度会計に改め、とにかく無駄を無くし、税の使用効率を上げないと。これだけ高級官僚がすき放題をしてもなお特会に剰余金が有るからには、一般会計で暮らす国民が苦しいのは当たり前では? 阿修羅の皆様のご意見にも公務員自体の非難は(給与以外では)そう目立たないと感じますが。現状は64年間もの米軍監視下にあるので、改革も命がけになりそうです。

12. まるす 2010年6月06日 23:34:24: 3bEVsqHgPljbg: VhOvvU1bWw
>>11さま

>表向きは従米一筋面をし、陰ではやりたい放題の「特権官僚」こそ国の禍いではないでしょうか?

確かにその一面はあると思います。。。
そこで国の禍となる官僚とは?なのですが、
1.国益(国民の利益)に反する外国の利益代理人かつ私腹を肥やす。
2.国益(国民の利益)に反する外国の利益代理人。
3.国益(国民の利益)を省みず(どころか利益に反し)私腹を肥やす。
4.国益(国民の利益)に貢献しながらも、チャッカリ私腹を肥やす。
5.国益(国民の利益)のみに奉公滅私するが無能な無私の人
6.国益(国民の利益)のみに奉公滅私する有能な無私の人

まあその他組み合わせはイロイロですが省略。。。
私の思うところでは、大多数の官僚、公務員は4と5なのではないか
と思っています。
ただ問題は、従うべき者や則が間違っているため、
自分では正しいと信じていながら、結果として国益を損なっている。。。
そして、これら大多数の中に1、2、3の者が潜んでいる。。。
無論、稀に6がいるが、6のような者は忽ち駆逐されてしまうか、
声の届かぬところへ追いやられる。。。
こういったところが実情なのではないでしょうか?
(根拠はありません。。。)
そして今、顕著に見られるのは、これまで幅を利かせていた3が減り、
代わりに1、2が増殖している。。。(小泉政変以降特に。。。)

私が一番許せないと思うのは、といいますか一番危険なのが1、2で
あり、次いで3が次いで許しがたい。。。これらは直ちに駆逐しなければ
ならないと思っております。。。
残る4、5は人間の組織である以上、程度の問題はおいといてもある程度
は許容せざるを得ないものなのか?と思っております。。。許容しつつ、
これらをどれだけうまく動かすかだと。。。
理想としては6であるべきなのですが。。。

さて、特別会計に絡めてですが、特別会計そのものについて、私は全く悪
だとは思っておりません。会計制度上全く合理的であるからです。。。。
(私自身が会計制度の知識が少しばかりあるのもですからこれは断定でき
ます。。。)
判りやすいイメージでは、ある企業が小さな八百屋の事業と巨大な建設プ
ロジェクト事業を行うとして、ひとつの会計(財布)で会計を行うことが
妥当かどうかということです。。。

八百屋であれば現金取引、数百円の取引そしてきわめて短期の事業回転。。。

かたや巨大建設プロジェクトであれば、資金調達や運用、下請けへの出来
高払い、建設仮勘定など特殊な仕訳、取引単位は数千万や数億着工から完
成までに要する相当の日数。。。

事業のスピードも仕組みも商慣習も特性も違うものをひとつの会計で処理
しようとすればこれは逆に何も判らなくなる。。。
問題は特別会計にあるのではなく、そのチェックをキチンと行ってこなか
った側にあると思っております。。。

国には30程度の特別会計があるようですが、衆議院500名、参議院241名
衆議院予算特別委員会50名、参議院予算特別委員会45名、決算特別委員会
そして会計検査院はいったい何をしていたのか??
かれらの職務怠慢以外何ものでもないのではないでしょうか?
(本来予算や決算を審議すべき予算特別委員会や決算特別委員会が政争の
場になっている場面を何度も見たことがおありではないでしょうか?本会
議ほかで議論すべきことにうつつを抜かし、本務がおざなりになってきた
訳です。。。)
そしてそこに官僚がどっぷり浸かり込む。。。

正すべきは、特別会計制度ではなく、チェック体制を含む運用なのです。
必要の無い事業は会計ではなく、事業そのものを見直すべきなのではない
でしょうか?

年度会計を複数年度会計にということは、単式簿記から複式簿記へという
ことも含め検討の余地があると思います。。。テクニカルな課題はありま
すが。。。

それから、最後に、

>無駄を無くし、税の使用効率を上げないと
これは無理です。。。

なぜなら、企業の会計があくまでも決算ベースで結果を求めるのに対して
公会計は、予算がいくら計上されたかが求められ決算は省みられないからです。。。
つまり事業成果が問われず、事業にどれだけお金を掛けたかが国や自治体の
仕事量のバロメーターに用いられるからです。。。
ここを改めない限り削った予算は他に回るということが繰り返されちっとも
削減につながらないのです。。。

とりとめもない説明でスミマセン。。。


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