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民由合併極秘会談に見る菅と小沢 (永田町異聞)
http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/887.html
投稿者 亀ちゃんファン 日時 2010 年 6 月 07 日 15:02:16: GqNtjW4//076U
 

http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10556441108.html 
2010年06月07日(月) 13:10

民由合併極秘会談に見る菅と小沢 


民主党との合併にともない、小沢一郎の自由党が解散したのは、正式には2003年9月26日のことである。

両党の議員に反対意見があり、難航を極めた合併交渉。その年の1月から協議が続けられたがまとまらず、5月には決裂した。話は壊れたと誰もが考えた。

しかし、7月23日深夜、民主党の菅直人代表と、自由党の小沢党首は、合併の合意書に署名した。7月に入り、菅と小沢が極秘の会談を続けていたのだ。

2003年7月24日午前11時から開かれた自由党常任幹事会は、反発の声が相次ぎ、大もめになった。

極秘交渉を知っていたのは側近数人だけだった。その他の議員は合併合意を伝える新聞、テレビの報道で知った。しかも、合意文書は自由党にとって「屈辱的」な内容だった。

概略はこうだ。「民主党を存続政党とし、菅直人代表ら執行部の顔ぶれを継続、自由党は解散する」。

合意に至るまでの心境を、小沢はこう振り返る。

「自由党のままでいるのが政策的にはいちばん純粋だし、わかりやすい。仲間にとっても自由党でいるほうがハッピーだった。しかし、自由党が多数をとって政策を実現するには時間がかかる。ところが、日本に残された時間はそう長くない。僕もそんなに若くもない」(小沢一郎政権奪取論より)

大荒れを予想してのぞんだ常任幹事会の模様を、小沢の懐刀、平野貞夫は「平成政治20年史」で以下のように再現している。

司会は藤井幹事長、小沢党首が経過を説明して、「日本再生のため残された時間は少ない」と持論を述べ、無条件降伏ならず「無条件合併」の了承を求めた。


突然というより突発で誰もが想定していないことであり、賛成する常任幹事は誰もいない。小沢党首と藤井幹事長が「平野、何か言え」と眼で合図してきた。

ここは何としても全員を納得させなければ、と困り果てた。そこで思いついたのは、敗戦後、倫理運動をはじめた丸山敏雄先生の「得るは捨つるにあり」の教えだった。

「一切をなげうって、捨ててしまう」。そういう心境に立ち至ったとき、人は何物かを得ることができる。平野は小沢の気持ちをこの言葉で伝えたかったのだろう。

常任幹事たちはしぶしぶ了承したが、腹の中は不安でいっぱいだった。衆院の比例区で自由党は500万票以上を獲得していた。民主党と合併すれば、民主党の候補者とともに比例区名簿に載り、競争が厳しくなる。そんな思いもあった。

小沢は、自由党の議員たちの気持ちは痛いほど分かっていた。それでも「政権をとるならしょうがない」と割り切った。

「民主党との話し合いで、僕は何も異論をはさまないで、民主党の言うとおりにしたんです」「我々が耐え忍べば政権への道が開ける」(小沢一郎政権奪取論)

7年も前の話だが、政権交代実現という共通目標を抱いて極秘交渉を続けた菅、小沢の情熱と、自分の軍団の反発は覚悟のうえで不利な条件を受け入れた闘将の忍耐が、民主党を政権政党に押し上げたエネルギーの根源にあることをあらためて胸に刻んでおきたい。

「親小沢」「非小沢」というのは、メディアにとっては話をつくるうえで便利な分類であろう。しかし、人間関係はそれほど単純化できるものではない。人の心は絶えず変化している。

同じグループ、近い思想信条の持ち主の間に「近親憎悪」が生まれることがあり、所属組織が敵対関係でも個人どうしは親しいこともあるというのが、矛盾に満ちた人間社会の面白さでもある。

白か黒か、善か悪か、そのような分類を仏教的には「二見に落ちる」という。二見にとらわれていては、葛藤ばかりで真実は見えない。静かな心であるがままに事実をながめれば、メディアの報道のありようも変わるのだろうが・・・。


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コメント
 
01. 2010年6月07日 15:33:38: u8T2aRIP9Y
現状を見る限り、民由合併は同床異夢だったと言わざるを得ない。

02. 2010年6月07日 15:44:34: iEsDWZb9xk
捨石作戦なら納得。そうでなければゲバラを尊敬する亀井総理、田中康夫官房長官、小沢幹事長。さすがの亀井大臣も経済産業省管轄の政府系金融官僚のサボタージュによるモラトリアム法案骨抜きにお手上げ。フリージャーナリスト1名だけが質問したが答えをはぐらかしたように、目的(国民生活)よりも観念、イメージだけのクリーン度、手続き、プロセス、手段を大切にする新内閣では道けわし。大企業御用組合出身の経済産業大臣なんてサプライサイド行政に逆戻り。同じく大企業御用組合出身の平野官房長官と組んでエコポイント、エコカー政策強化し税金は結局は大企業に還流し不労所得者へ。経済に金は回らず外国金融へ。世の中お見通しの3人に登場願い、豪腕発揮してもらいたい。

03. 2010年6月07日 16:00:36: f79BgmcnwU
ところがそうとばかりもいえない。
今週号週刊ポスト渾身の上杉隆と本誌取材班による小鳩電撃辞任の裏リポートを読みなされ。
鳩山のガッツポーズの意味をこともなげにあれは彼特有のパフォーマンスで意味はないと切捨て(邦夫の秘書だった上杉だけにこの兄弟の気質を知り抜いている)、本当は小沢が自分自身をお供物にして小鳩辞任でマスコミの機先を制し民主党の支持率回復につなげる大どんでん返しであるとすっぱ抜き、媚米マスコミ、官僚、そして同胞の裏切り(言わなくてもわかるあのクズども)に対して宣戦布告も視野に入れた覚悟の戦法であることをも。
さらに民みん(みんなの党)連立政権でさえ実現の可能性アリとも報じている。
江田はともかくアブラギッシュ善美は小沢とけして疎遠ではないらしい。
親父の一件もあり善美は反小沢というわけでもないようで連絡はとる仲ではあるらしい。
真贋のほどいかにというところではある。

ポストの後半には官房機密費疑惑の追撃取材が同じく上杉隆によって行われている。
ライバル誌といわれた週刊現代の毒々しい小鳩辞任ざまあみろ特集のいつか見た風景に講談社の凋落を思ざるをえない一抹の淋しさを感じる方(そんな人いやしませんね)は週刊ポストを読むべし。
週刊朝日のイケイケ路線がちょっと考えて歩く路線に急展開するなかで次はポストこそ我々の希望である。
がんばれポスト!!SAPIOはちょっとだけがんばれ・・・(小声で)


04. 2010年6月07日 17:04:02: BDDFeQHT6I
7年前の思いが時の流れの中で風化していないことを切に願います。
菅小沢の思いが生きているのなら、この内閣は選挙管理内閣です。
マスコミのネガキャンを避けるための内閣の布陣であれば、3ヶ月間安住や玄葉あたりにあまりパフォーマンスをさせないことです。

05. 2010年6月07日 18:26:17: iEsDWZb9xk
もし小沢・菅氏とも大義につくことができるのであれば、両者の思いは同じと思える。よもや大義よりも我(好き嫌いの感情)を優先させることは無いと思うが、鳩山内閣の布陣を見るとお仲間主義が優先されてた。平野、前原、岡田、北沢、直島、千葉など急激な改革にブレーキを欠け既得権者を破壊してしまいたくない腹がみえみえ。脱官僚、脱ダムの実践者である田中康夫が国土交通大臣でなければならなかった。しょせんノーブルズオブリッジ(プチブル)民主主義。

06. 2010年6月07日 18:31:41: lFtrGPhedw
>>04
菅氏もうまくやってると思った。
幹事長を枝野(表の顔)にしておいて反小沢の急先鋒に見せかけておいて幹事長代理に細野豪志を入れてるところ。
これを細野幹事長とかにしたらまた傀儡だの書かれる叩かれる

07. 2010年6月07日 22:10:54: EAo5YST5jk
この民由合併劇は
自由党を吸収することになりましたが
1枚も2枚も噛んでいたのが稲盛氏です。
会社の合併話です。どちらか(大きい方)が主導権をとるほうがうまくいく
これで無条件の合併に。
最近も稲盛氏を交えた会食があったようです。
そして「鳩山首相の辞任劇}

なんとなく感じるところが


08. 2010年6月08日 00:48:11: MrbCUd5TaI
稲盛氏と小沢氏は信じることが出来るが、脳天気の鳩山は全く信じられない。

大学での講義は呆れてものが言えない。

少しでも沖縄県民のことを思えばあんなルンルンした姿など見せられるわけがない。

それも普天間の結果が出て2〜3日しか経っていないのにあまりにも無神経だ。

小沢氏に総理にしてもらった恩も忘れて、恩をあだで返すとはこのことだ。

ボンボンの趣味で総理の椅子に座り何もかもかき回して後は知らんぷり。

政界から消えてほしい。


09. 2010年6月08日 00:58:33: MrbCUd5TaI
06さん

細野氏も菅総理と一緒で、小沢氏から離れる条件を出されたのではないのか。

以前細野氏は小沢氏の記者会見でときどき司会をしていたが、今日の枝野の記者会見での司会と比べると今日は声のトーンが上がっているように聞こえたのは気のせいか。

それに枝野幹事長と細野氏の社民党へのあいさつ回りが画面で映っていたが、満面の笑顔で・・・この男も菅と同じ踏み絵をしたのかと。

まっ 結局松木氏達のようにたとえ小沢氏が四面楚歌になろうと信じて付いていく議員はおのずと見えてくるということか。


10. 2010年6月08日 23:08:18: DtfzcxxzgY
とにかく選挙に勝たないと話しにならん、好き嫌いは選挙の後にしてくれ。
みんな、検察マスコミ連合軍には痛い目に遭ったのだから、彼らを何とかしなければ、まともな政権運営はできない。

11. 2010年6月09日 00:07:08: NIWHeKQ3Mk
松木さん いい面構えしてます。
野武士の侍大将 かくあるべし といった感じ。
小沢さんの周りには いいのがいますね 注目してます。

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