『虚偽記載は、１００％冤罪だ』という決定的証拠を、前回迄の投稿にて、明らかにしてきましたが、『時、すでに遅し！』ということでしょうか？

　鳩山・管首相が、『政治と金』の問題を理由に小沢さんを大罪人呼ばわりするとは、とても、恐ろしい国になってしまったものだと恐怖を覚えます。
　この報道を見ている子供達は、集団いじめは、やる者の方が正義だと洗脳されて行くのでしょうね。
　このままでは、この国は滅亡の道を辿ることになるのでしょうか？

　この『決定的証拠』は、正常な思考力を持っていれば、だれでも、気が付くような、簡単な事柄であり、『真理』を言っているだけなので、何人たりとも否定できない『道理』であります。

　しかるに、両首相においても、現在に至るまで、このことに、まったく、気が付いていないということに、『奇妙さ』と『恐怖』を覚えます。

　検察とマスコミは、内閣を転覆させた罪、すなわち、国家反逆罪として裁かれなくてはなりません。

　今は、もう、『虚偽記載』という言葉は、陳腐化してしまったような雰囲気になってしまいましたが、『政治と金』の問題の原点は、『虚偽記載』だった、ということを忘れてはなりません。

　『虚偽記載は、検察とマスコミがデッチアゲた冤罪だ』ということを、全国民に知らしめる必要があると思います。
これが、小沢さんの手元に届けば、きっと、日本を救ってくれるものと信じます。

　手始めに、石川議員又はお兄さんに『起訴不当』の申し立てをして頂き、この証拠を検察に突き付けることから、やってほしいと思います。

　この『決定的証拠』を、小沢さんの手元に届ける手段はないものでしょうか？
　それと、石川議員は検察に洗脳されてしまったように思われますので、お兄様に届ける手段はないものでしょうか？

　メールや投稿等は、どうやら、届かないようです。

◆【決定的証拠は、たったの、三つだけです。】

(1)
『４億円は2004年の収支報告書に、ちゃんと記載されています』

　ご存じでしたか？
　従って、検察が言っていることは、小沢さんからの借入金８億円の内、残り４億円が入金しているにも、拘わらず「不記載」であると、言っていることになるのですが、これは、辻褄が合いません。

　2004年の現金等の翌年繰越額は、「138,551,380円」でありますから、４億円は行方不明であったこととなってしまいます。当時、警察に盗難届等が出ていたと言うような報道はありませんし、石川さん、小沢さんが事情聴取で『イヤー、あの時は大変な騒動でしたよ。』と言っていた、みたいな報道もありませんよね。（笑）

　この論理構造は、とても幼稚で、『収入を記載しないことは、罪である』という、一見、正当な事を主張しているように思わせているのですが、これは、実際に現金が入金されている場合に正当化される『言い分』であります。

　でも、国民全員が『だまされた』訳ですから、幼稚とは言えないのかも知れませんね。

　現実の世界では、４億円もの現金がホントに入金されていたならば、どうですか。収支報告書に記載してあろうが、あるまいが、その４億円もの大金が消えてしまったならば、その場で警察を呼ぶやら、なんやらで、大騒ぎになりますよね。

　尚、『その金は、小沢さんが隠し持っていた』なんて、おバカなことを言ってはいけませんよ。小沢さんからの借入金を小沢さんが持っていたならば、『それって陸山会に貸してないジャン』ですよね。（笑）

(2)
　2007年に、小沢さんに４億円を返済(出金)しているが「不記載」ということは、年末の現金等の翌年繰越額は、４億円以上なくてはならないことに成るのですが、実際には「10,676,032円」でありますから、検察はウソをついている、と言う立派な証拠に成ります。

　収支報告書の分析結果から解かったのですが、上記(1)と(2)の起訴理由について、検察は、『小沢さんと銀行との取引』を、『小沢さんと陸山会との取引』と言うように、話を『すり替えて』報道させていたようですね。(詳細版参照)

(3)
　「人格のない社団等」に該当する陸山会は、実印を持つことが許されない社団なので、土地の売買契約、土地の登記等はできず、2005年1月7日に本登記を小澤一郎個人で行った後、「確認書」を取り交わすことにより、「土地の利用権を陸山会に譲渡した」とみなすこととした、という経緯を、ご存じでしたか？

　つまり、2004年には、小澤一郎個人で、売買契約を結び、土地代金を支払い、小澤一郎個人名義で仮登記しているので、陸山会の名前が出る余地は、ありません。

　故に、2004年に土地代金を支払ったのは、陸山会では無く、小澤一郎個人です。

　以前に、『期ずれ』が、どうのこうの、という話題があったようですが、そういう問題では無いということです。

　検察は、ここでも、『小沢さんと売主との取引』を、『陸山会と売主との取引』と言うように、話を『すり替えて』報道させていたようですね。(詳細版参照)

◆【これで、起訴事実の全てが崩壊しました。】

　これが、
　『検察とマスコミがデッチアゲた冤罪だ』

　と言う決定的証拠です。

◆【こんな、簡単な事柄なのに、プロ達も気が付かない謎】
　プロの会計士達が、(1)と(2)に気が付かなかった理由は、政治資金規正法四条や単式簿記に意識が取られてしまい、現金主義会計下で作成される収支報告書は、「不記載」や「架空計上」があれば、直ちに現金残高と合わなくなるという特性を忘れていたのでしょう。
　悪意があったのであれば、別ですが。

　(3)については、陸山会に限らず、全ての政治資金管理団体が、土地の売買や登記等は出来ないということを議員や弁護士等は、知っている事なのです。登記記録等を見ていれば、2005年1月7日に本登記を小澤一郎個人で行っている以上、『起訴相当の議決』の内容は、冤罪であることが解かっていたハズです。きっと、登記記録等も見ずに、『期ズレ』なんて言っていたのでしょう。
　これも、悪意があったのであれば、別ですが。

　でも、ホントに側近の方々まで、気が付かなかったのでしょうか？謎です。

◆【これでも、強制起訴は、行われてしまうのでしょうか？】
　『虚偽記載は、１００％冤罪』であっても、石川議員は起訴されたのですから、強制起訴も、公判で有罪となったとしても、不思議ではありません。
　
　やはり、我々が出来ることは、原点である『虚偽記載は、１００％冤罪だ』と言うことを、『１人でも多くの国民に訴えていく他は無い』のでしょうか？

◆【現金と普通預金の年末残高の計算式】
前年繰越額＋本年収入額−支出総額＝次年度繰越額
次年度繰越額−預金等(定期預金を意味する)＝現金・普通預金繰越額

【2004年の収支報告書より】
151,229,466＋580,024,645−121,202,731＝610,051,380
610,051,380−471,500,000＝138,551,380
【2005年の収支報告書より】
610,051,380＋339,099,635−679,964,189＝269,186,826
269,186,826−256,500,000＝12,686,826
【2006年の収支報告書より】
269,186,826＋134,586,054−325,390,217＝78,382,663
78,382,663−56,500,000＝21,882,663
【2007年の収支報告書より】
78,382,663＋103,854,350−115,060,981＝67,176,032
67,176,032−56,500,000＝10,676,032

◆【2004年　収支報告書の記載内容】
【収入】
前年繰越額 151,229,466
寄付 政治団体分 157,100,000
借入金 小澤一郎 400,000,000
【支出】
事務所費　 38,355,343
【資産】
預金等(定期預金) 471,500,000
【負債】
借入金 小澤一郎 491,478,416

◆【2005年　収支報告書の記載内容】
【収入】
前年繰越額 610,051,380
寄付 政治団体分 309,060,000
【支出】
事務所費 415,254,243
その他の経費 239,702,734
【資産】
預金等(定期預金) 256,500,000
(土地)世田谷区 342,640,000　17.1.7　476�u
【負債】
借入金 小澤一郎 263,939,061

◆【登記記録】
順位番号　　　4
登記の目的　　所有権移転請求権仮登記
受付番号　　　平成16年10月29日　第77290号
原因　　　　　　平成16年10月5日売買予約
権利者　　　　　岩手県水沢市袋町2番38号　小澤一郎

登記の目的　　所有権移転
受付番号　　　平成17年1月7日第695号　　
原因　　　　　　平成17年1月7日売買
所有者　　 岩手県水沢市袋町2番38号　小澤一郎

◆【確認書】
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-2327.html

◆【収支報告書のありか】

2004年_平成16年分政治資金収支報告書
http://www.soumu.go.jp/main_content/000047155.pdf#page=162

2005年_平成17年分政治資金収支報告書
http://www.soumu.go.jp/main_content/000047150.pdf#page=164

2006年_平成18年分以降の政治資金収支報告書
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/
【検索方法】
平成１９年　９月１４日公表(平成１８年分　定期公表)」　(希望年度の定期公表を選択)
→資金管理団体の「リ」を選択→陸山会を選択

◆【前回迄の投稿は、こちらです。】↓↓↓↓
http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/773.html

http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/515.html

◆【詳細版】は、こちらです。↓↓↓↓
http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/170.html
　

コメント
01. 2010年6月07日 22:52:14: P5EoBf8LJ1 逆に考えてみてはどうだろう。 現在の日本社会は「集団イジメ＝正義」と考えているクズによって構成されている、と…
02. 2010年6月07日 23:14:35: FTsXsV0ndw マスコミが酷過ぎる。 それと、マスコミに洗脳される人が多すぎる。 日本はマスコミを信じる人の率７０％、ダントツの世界一で 欧州先進国の２〜３倍は異常だ。
03. 2010年6月07日 23:17:49: Sx4BKLXNCo 勝者＝正義という考えは、昔からある。 中身を確認せずに、勝者にただただついてまわれば自分もいずれはその仲間入りができ、恩恵を受けられるという愚かな考え。 アメリカに対しての盲従も、この流れからきている。
04. 2010年6月07日 23:27:31: cafR8bi03N ご心配なく。 ご指摘の点は、小沢氏も弁護人も百も承知です。 争点は、事実関係にはあまりなく、規正法の法解釈です。
05. 2010年6月07日 23:27:43: DdtiKCB0yy 民主党は以前の魅力のない万年野党だった頃に戻ってしまった。　小沢氏が代表となって魅力のある党に変身して、ようやく政権をとれるまでになったのに、恩知らずにも踏みつけにしている。　小沢氏抜きの民主党など、何の魅力もないと思うがね。　小沢さんはここは我慢だというのかも知れないが、党を割ってインチキ政権を破壊すべきではないだろうか。　N.T
06. 2010年6月08日 00:25:55: cctIQGcN6o 複雑な権力構造になっているので、すこしややこしいだけ。 議会で、政治権力だけをとっても、現実には、すべてを動かせるわけではない。 それを生身の体で、いちばん知っているのは、小沢さんでしょう。 支持率のこともわかっている。その上で参院選挙に勝たなくてはいけない。 だから、ここは、一旦引くことによって、参院選挙に勝つ。 たしかに、菅とか、民主党内の米国追従、新自由主義の連中がいる。 小沢追い落としに、目いっぱい攻撃をしてくるでしょう。 愚かな玄葉は舞い上がって、テレビで消費税の盛り込み、 マニフェストの見直し、小沢色の一掃をほざいている。 しかし、小沢勢力は、そんな簡単に一掃はされない。 いまは、参院選挙で、勝利して、９月に備えることだと思う。 テレビに、谷亮子さんが、全国を駆け巡りがんばっている姿が写されている。 彼女は、すごい。やっぱ、小沢さんが、選んだことだけはある。
07. 2010年6月08日 00:26:54: P9X5OBnfdk 『虚偽記載は、１００％冤罪だ と思っていましたが、やっぱりそうでしたか。 鳩山はそれを知っていますか？なぜ鳩山は辞任したのでしょうか？検察に脅かされていたのでしょうか？ 真実はどうなのか。
08. 2010年6月08日 08:16:17: JQaXbz6QwQ ＞０４　様 　規正法の法解釈と考え違いをしている、プロの会計士等が、あまりにも多いので、世論誘導に繋がる危険性が有る為、ちょっと、解説をいたします。 　本事件の特徴は、プロの会計士、弁護士、ジャーナリスト達が、ろくに調査・分析もせずに間違った意見を述べたことが、冤罪を正当化するような世論誘導に繋がったことだと思っています。 　では、、政治資金規正法四条の話をする前に、発生主義会計と現金主義会計の違いから、説明いたします。 　そもそも発生主義会計は、継続企業を前提としているため、期間損益の平準化の要請から人為的に１会計期間に区切った損益を適正に按分計算するために必要な、現金の出入りを伴わない、未収金、未払金、経過勘定項目、引当金、減価償却費等の勘定科目を使用した会計を意味します。 　これに比べて、現金主義会計は、現金の出入りが伴う会計事象に係る勘定科目のみを使用した会計を意味します。従って、仮払金、仮受金、立替金、預り金、前払金、前受金等も、こちらに該当します。 　従って、土地代金の支払いが、仮払金であろうと、立替金であろうと、もともと、現金主義会計下での会計事象でありますから、収支報告書の「支出」には、ちゃんと、記載されています。 　つまり、政治資金規正法四条の解釈は、無用ということです。 　プロの会計士等が、よく勘違いされているのは、土地代金が2004年に支払われているから、2004年に支出として計上すべきという根拠が、発生主義だと思われた点でしょうね。（もっとも、支払ったのは陸山会では無いのですが。） 　それ故、政治資金規正法四条の解釈上の論争となり、『支出は計上すべき、土地は翌年でよい』などと、とんでもなく、間違った意見を述べ合ってしまったのだと思います。 　まだ、納得のいかない諸君は、【2005年　収支報告書の記載内容】を見て下さい。 「事務所費 415,254,243円」と「(土地)世田谷区 342,640,000円」と記載されている通り、『支出』と『土地』は、同時計上されています。 このように、例えば、土地の取得原価が確定していない等の理由で、仮払金として会計処理した場合においても、「事務所費 415,254,243円」の計上は変わりません。
09. 2010年6月08日 09:36:04: d8foabS19k 正義は実現しないものだと思っていないといけないでしょう。
10. 2010年6月08日 10:59:26: 15RnyCQzzQ 　 今の日本の本質がここにありますね。 　集団イジメがまかり通っています。 　子供達がオカシイ、とか勉強しないとか、皆大人の社会の生き写しですよ。 　マスコミ、検察、小沢を擁護しなかった民主党の弁護士達、あんた達は子供にな　んて教えるの。 　公務員批判をするのに、子供に公務員になれという親。 　ろくな大人に育てられないなら、子供はつくるな。 　もう日本は終わっています。

11. 2010年6月10日 21:22:08: BjayhHkDKE >10 絶対あきらめるな！死んでもあきらめるな！ 小澤一郎の心友平野貞夫さんみたいな人も居るではないか。 あきらめた人が多数を占めた時に日本は終わる。 私は諦めない。死んでもあきらめない！ 平将門になって、極悪人どもを震え上がらせてやる！

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