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2010年06月08日 13:38
小沢一郎氏「風林火山」のごとき
本日、菅新内閣がスタートする。 枝野幹事長は小沢氏を追い落とし幹事長になれたことと、反小沢勢力が閣僚のほとんどを占めた嬉しさを隠すように、あえてその喜びを表に出さないように「顔を常に強張らせている」。
あとの仙谷や野田、玄葉、安住などは肩書きが上がったことの嬉しさを素直に顔に出しいつでも「ニヤニヤ」している。 これらの人物は「国民の生活が重要」なのではなく「党内でのポジションと肩書き」が何よりも重要なのだ。 また議員としての努力も各法案を独自で立案し通過させる政治家としての力量もない。 表面は官僚とは敵対しているように見せかけて、実はやるべきことをどうすれば出来るのかということすら解らないために、今後は自民党政権時代と同じ官僚に取り込まれながら、お互いの存在価値（肩書き・利権温存）のために手を組んでいくだろう。
平野貞夫氏の「ザ・ジャーナル：永田町漂流記」（http://www.the-journal.jp/contents/hirano/2010/06/post_15.html ） によれば、菅首相は鳩山元首相に退陣の旨を聞かされ、「後を頼む」と言われた時に「じゃあ小沢を切ろう」と言ったらしい。 この平野氏の記事の内容を見ると、菅首相は人間的に相当裏がある人物だと思われる。 織田信長は「言ってることとやってることが違う比叡山の坊主」に怒り狂い比叡山を焼き討ちしたのだが、この菅首相も現在と過去に発言したこと、発言していることの内容を見れば、言っていることとやっていることが違う比叡山の坊主のような信じられない人物でもある。
日本で唯一の国家戦略家でもある副島隆彦氏は「学問道場」（重掲）[７]番（http://www.snsi.jp/bbs/page/1/ ）で怒りをあらわにして菅内閣を糾弾している。
（転載貼り付け開始）
[7]「６．２ 反小沢クーデター」 に対して、私たちは、厳しい防御の態勢に入らなければならない。騙（だま）されてはならない。
副島隆彦です。 私は、この数日、今、激しく怒っています。
「 ６・２ 反小沢クーデター 」 を決行した 者たちを 許さない。彼らを、徹底的に批判する。
玄葉光一郎（首謀者）、樽床伸二（スパイ）、松井孝治（官邸の主）、大串博志（財務省、主計官あがり ？） 古川元久（財務省が古くから民主党に送り込んだスパイ）、田村賢治（財務省スパイ）、荒井聡（じじい）、佐野忠克 （鳩山を丸裸にした官僚、裏切り者） 、小野善康（阪大教授、増税主義者） ・・・この者たちを、副島隆彦は、徹底的に糾弾する。 このことを、近日中に、今日のぼやきで説明して、日本国民にコトの真実を伝える。事態は、急を要する。
この者たちが、民主党内のクーデターで政権を握るや、とたんに、増税、増税 と言い出した。 消費税を１０％に上げる、と怒号（どごう）している。 国民を苦しめる、増税を、なぜ、こんなにも、この 国民の裏切り者たちは、叫ぶのか。
菅直人は、アメリカ様（さま）に因果を含まされて、自分が首相になりたいものだから、ダークサイドに堕ちたのだ。 菅は、 本来、 官僚どもを、叩きのめし、官僚どもの首を切り散らすための、突撃隊長として、行政刷新相 になったのだ。
それが、財務省官僚どもに、取りこまれて、アメリカの言う事をなんでも聞く 極悪人に墜ちた。 財務官僚どもが隠し持っている、２０６兆円の特別会計（埋蔵金、旧財投＝ざいとう＝）から、２０兆円だけ、ふんだくってきて、足りない予算を穴埋めする係りだった。 そうすれば、増税など必要ない。
それが、どうだ。 菅は、アメリカと官僚どもの 奴隷 となって、国民に、増税で襲いかかってきている。 これは、許しがたい 日本国民への 暴虐だ。 ワルたちが、私たち日本国民の 清廉潔白なる民主党を 乗っ取ったのだ。 私は、断じて、この者たちを許さない。 徹底的に糾弾する。
我らが小沢一郎を、対日本謀略家マイケル・グリーンの戦略に乗って、追放して、自分たちが、今、やろうとしていることが、一体、どれほどの、 国民への反逆罪 行為 であるかを、本気で考えろ。何が、増税、増税だ。馬鹿野郎ども。
枝野幸男（かつて 東北大学 革命的マルクス主義者＝革マル＝派、ＪＲ東日本に今もいる）は、自分の暗い怨念で動く人間だ。 仙石由人（徳島県社会党委員長だった。東大闘争の頃の、共労＝フロントという過激派と日本共産党の合いの子のカモノハシのような集団の出 ） も、アメリカの下僕となることをなんとも思わない人間だ。さすがに、新左翼の中のユダと呼ばれた集団の出身である。 菅直人よ。 市川房江さんが、泣くぞ。 国民も泣いているぞ。
樽床伸二と一緒に動いて、正体を表した、２０名の者たちよ。小沢派に潜り込んで、内部から攪乱（かくらん）する任務を、誰から教唆されたのだ。
国家戦略家 副島隆彦の目が黒いうちは、お前たちごとき の所業は、軽く見抜いてやる。 私の堪忍袋の緒が切れた。もう、許さん。
（転載終わり）
おそらく我々国民もこの新内閣をしっかり監視し、少しでもおかしな動きをし始めたら（すでにしているが）、ブログ、ツイッターなどのネットを利用したり、直接近所の人や友人、会社の同僚にも伝えて草の根からも糾弾して抑え込まなければならない。 とは言ってもこれらの新内閣のほとんどの閣僚は、大きく言えば米国から指示を受けている駐日米大使館、CIAなどの日本操り班（ジャパン・ハンドラーズ）とそれに連携する米国留学帰りの各省庁にいる高級官僚に、甘い言葉を囁かれたり、時には脅されたりして日本と国民の生活を締め上げにかかってくるだろう。
内閣が発足した今、９月の民主党代表選までは大きな手の打ちようがない。 今までは次期参院選が国民 対 米国・官僚の最終決戦だと思われたが、今となってはこの９月の民主党代表選が本当の意味での最終決戦になるだろうと私は見ている。 その上で参院選、できれば圧勝を目指さなければならないのだ。
小沢グループが衆院で約１２０名と、次期参院選で小沢派が多く勝ち残ればそれだけ小沢グループの勢力が高まり、小沢氏もしくは田中真紀子氏を擁立して代表選に勝利すれば、民主党内従米小泉系官僚取り込まれ売国議員を一掃できる。 そこからが真の改革の始まりとなるだろう。
「風林火山」 「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」（疾（と）きこと風の如く、徐（しず）かなること林の如く、侵（おか）し掠（かす）めること火の如く、動かざること山の如し）という言葉がある。
解りやすく現在の日本語に言いかえれば、「移動するときは風のように速く、静止するのは林のように静かに、攻撃するのは火のように。隠れるには陰のように、防御は山のように、出現は雷のように突然に」と言う意味である。
正に今の小沢氏の動きはこの「風林火山」のようだ。 あの鳩山元首相と同時に辞任した日から現在までの動きは、、「移動するときは風のように速く、静止するのは林のように静かに、隠れるには陰のように、防御は山のように」そのままである。 後は代表選までの約３カ月の間に最終決戦（代表選）に向け戦略を水面下で実行し、民主党内従米小泉系官僚取り込まれ売国議員を一掃するための力を蓄えておくだけだ。
私はこのまま小沢氏が力を失って終わるとは思っていない。 小沢氏が代表だった頃や幹事長の頃にマスゴミや官僚などの執拗な攻撃も凄かったが、幹事長を辞任した今でさえ「脱小沢」とか「反小沢」と毎日腐るほど繰り返し報道しているのを見れば、辞任したとはいえそれだけ売国奴にとっては恐ろしくもあり、破壊力もある人物だからだ。
クリーン（綺麗さ）を全面に出す議員ほど、少し調べれば裏は汚いのが常である。 小沢氏はあまりにもクリーンであったために、あえて自身のクリーンさを全面に出す必要もなかった。 だから謀略の材料に困った麻生政権・マスゴミ・検察らが無理矢理でっち上げるしか方法はなかった。そしてそれを強行した。 が、今やロッキード事件などの遠い昔の情報網が整備されていない時代とは違い、ネットで瞬時に情報が拡散されるのと同時に、過去に謀略に遭われた方々の証言などを目や耳にして、多くの国民が米国＝正義、検察＝正義、自民党＝国民のための政党、マスメディア＝真実を伝える機関、官僚＝お国のために働いている とは全く思っていない。 むしろ彼らは真の国民の敵または真の犯罪者だと思っていることだろう。
小沢氏は今、何を考えているのだろうか。 「風・林・山」ときて静かに目立たぬように「動いている」のだろう。
「無」になりそれに「火」を付けるのは９月である。 「出現は雷のように突然に、攻撃するのは火のように」と仕掛けてくるだろう。 そしてその「火」に勢いを付ける油となるのが、日本国の真の独立と国民側勝利を願う我々国民でなければならない。 みなさん用意は出来ていますか。 我々は米国と官僚の奴隷ではない。
政権交代は成し遂げたが、今回は「独立戦争」の始まりである。 これに勝つためには戦略と持久力も重要であり、またスタートダッシュも重要だ。 国民１人１人の覚醒と勝利への強い気持ちに期待する。
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ライジング・サンより
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