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10年先を見据えた小沢一郎の「大きさ」 (世に噛む日日) 
http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/342.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 6 月 11 日 12:50:47: qr553ZDJ.dzsc
 

http://eiji008.blog19.fc2.com/blog-entry-149.html
2010.06/10 [Thu] 04:42

10年先を見据えた小沢一郎の「大きさ」


このブログは、したがってこの僕は、あまり「陰謀論」というものを好まない。

どういう事象の背後にも米CIAがいて、その意を受けたジャパン・ハンドラーがこの国の政治を操っているといった類の話。
その日本人側のスパイは誰々で、どういう人々に影響を与え、こういう理不尽なことをさせている・・そう書かれてあることをいくら読んだとしても、具体性を主張する話には、必ず「裏づけ」を求める習性が身についているので、ソースを示さない情報は信じないことにしている。
決して、それらの「情報」を否定するものではないが、恰もそれを「既定の事実」であるかのように語るのは、注意深く避けようと思っている。

今回、発足した菅政権にしても、その「緊縮財政路線」が、ただちに小泉流の構造改革路線に直結するものであると決め付けるような論調の政治ブログを散見する。
スタートしてまだ数日の政権をそのようにはやばやと断ずるような真似は、このブログでは、とても出来ない。
鳩山政権は発足間もなく、性急に「結果」を求められ続けてきた。
前政権の残したあまりに大きい「負のツケ」を、ことごとく払わされる立場におかれた者に対して、あまりに酷な要求だった。
本当に、日本人というのはせっかちだ。
菅政権がどういうものであるか、これからの動向をよく見極めてから判断するべきではないのか。

基本的にこのブログは、政治評論集ではなく、個人の日記だ。
僕は「市井の一市民」であるから、個人として、政治の動向を眺めているなかで感じたものを、書き綴っている。
なぜ、この問題を取り上げない?
取り上げないその理由を問いたい。
そういう、メッセージを何度か受けたことがある。
僕は新聞記者ではない。
僕がニュースを取り上げる際に基準とするものは、あくまで、僕個人の感性のみである。

したがって、「断定」はしないが、「分析」や「推測」はしていくだろう。
外れることもあるだろうが、これは「天気予報」のようなものだ。
「明日は晴れのち、午後からは曇りでしょう」
未来の予測を語るときは、この言い方であると思っていただきたい。


このブログを立ち上げた動機は、あまりの理不尽が眼前に横行しているのに、我慢ができなかったからだ。
去年の政権交代は、初めて民衆が自らの意思でおこなった、本格的なレボリューションだと思った。
僕は、その当時、どちらかといえば、今、菅政権を支配しつつある、「民主党創業グループ」にシンパシーを感じていた。
したがって、小沢一郎が、党のカネと人事権を一手に握る幹事長職に就いたときは、少なからぬ不安と不快を抱いた。
「天敵・小沢打倒」を旨とする旧体制・マスコミの「脳内刷り込み」に、若干、僕も犯されていたのだろう。


小沢一郎を見直したのは、ある記事を読んでからだ。
そのことを綴ったmixi日記を転載してみる。

───────────────────

民主党 政党助成金などを野党に重点配分 小沢幹事長が主導
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100107/stt1001070139001-n1.htm

いろいろな憶測が後段で述べられているにせよ、民主党がトクになることはないにも関わらず、国会改革のために、あえて敵に塩を送る。
もしかしたら、このひとは、自党ばかりではない、この国の仕組みそのものを、マジで変えようとしている。
より良いものにしていこうとしている。
そんな、直感があったからです。
そこに限りない「私心」のなさを感じ取りました。

───────────────────

もはや、民主党がどうだ、こうだ、ということをはるかに超越して、大きな視野に立っている。
そこから言えば、今、あえて身を引いて、民主党の参議院選挙での勝利を優先させたことが、マスコミに飼われた凡百のコメンテーターどもの愚劣な「小沢はもう終わった」論などを爆砕する、偉大な政治行為であることを推測させるのだ。

そのことを裏付ける尊敬するジャーナリストの記事を最後に紹介する。
まさに、「10年先を見据えて行動する者の姿は、明日のこともよくわからない凡人の目には奇矯に映る」ということを証明している。

「政界再編が準備されつつある」 田中良紹 (http://opinion.infoseek.co.jp/article/892

今日はとりとめのない記事になったことをお詫びします。
 

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コメント
 
01. 2010年6月11日 14:07:47: NdGcSOthiE
3.3小沢元秘書冤罪も、今年1月の石川さんの件も、検察が係った。
郷原さんの言うように、単なる内部腐敗だけとも思えない。
マスコミの一体となった反民主、反小沢キャンペーンも
なんらかの圧力をかんじる。ただ、それが、CIAとかの組織だったものか
どうかは、わからないが。

それは、さておいて、菅内閣のことについては、科学的データによる
確率80−99%の正確な「天気予報」とは違って、人のこころ、利害関係、
世界情勢などの外的要因もあって、実際の政策などは、或る程度の予想も
入るが、その人の拠って立つ位置は、その時点では明確でしょう。
普天間についての菅や、枝野の発言は、菅内閣の立場を明確に示している。
こんどの郵政法案についても、同様。これは、予測、分析ではなく、
彼らの言動の事実である。

ぼくが、初めに小沢さんの言動に「おや?」と思ったのは、
アフガン、イラク戦争で、彼が、憲法論議をきちっとしたこと。
裁判官までが、時の政府の違憲行為を、裁けないこの国で、
政治家で、国の(軍隊の)行動が憲法に規定されている、なんて、
元自民党の政治家から聞かされるとは、思ってもいなかった。
すごいまともな政治家がいるもんだと、思った。

そして、彼をもっと知らないといけないねと思ったのが、この1月。
検察、マスコミがなぜ、あそこまで責めるのだろうって。
それはでは、自民党出身で、田中角栄の弟子で、こわもての幹事長
くらいの知識しかなかった。
「小沢主義」を読んでみて、全部がぜんぶ賛成でもないけど、
この国をまともな民主主義の国にする指針が示されていた。
或る意味、当たり前のことが書かれているのだけど、
政策をつくり、実行する政治家が書いていることが極めて重要。

再度、言いたい。

小沢さんには時間がない。年齢もあるだろう、健康もあるだろう。
小泉改革の後、社会が壊れつつあること、リーマンショック以降、
大きく歴史がかわろうとしている時代。
たぶん、いまが、日本を官僚の支配から、議会制民主主義が機能する国に
変えられる千載一遇のチャンスと考えていると思う。

「小沢主義」を読めば、小さなことを除くと、これだけはやらなくて
死んでも死に切れないのが、議会制民主主義の確立だろう。
それには民度を高めなければならない。

だから、鳩山内閣の小沢外しも受け入れた。
検察の様々な攻撃に、けっして強権発動に頼らなかった。
いろんな彼の行動を考えると、どうしてそうしなかったが見える。
すべて、民主主義の確立のためだと思う。
だから、この参院選挙に必ず勝利して、必要な立法、必要な改造をして、
二度と、自民、官僚の政治に戻れなくすることが必要なのだ。

不満はあっただろうが、鳩山内閣を支えてきた。
しかし、普天間問題で、鳩山の福島罷免、社民離脱は絶対に容認できなかった。

そして、これを乗り切り、参院選挙に最低限の勝利を得るためには、
鳩山の辞任を求めるしかなくなった。
鳩山が菅と結託し、小沢を陥れるとは思わなかったのだろう。

いまは、じっと耐えて、分裂は避けて、民主を参院選挙で勝たせ、
全ては、その後。

小さな政策は、民度の上がった国民一人ひとりが選択するればいい。
いまやらなくてはならないこと、議会制民主主義の確立。


02. 2010年6月11日 14:08:21: txOhhvpr6Y
>民主党 政党助成金などを野党に重点配分 小沢幹事長が主導

で、その改革はしたの? いうだけならタダだよ。とっとと証人喚問に応じて、自分の仕事を進めてこそ、私心がないと言えるんだろ。

10年後を見据えて、法律に穴を作っておく、才能に関しては確かにあるけどね。小沢には。


03. 2010年6月11日 15:15:43: fEYiVE3nvI
よほど小沢が怖いんだ…

04. 2010年6月11日 22:12:52: AIUJz8ssUI
>>02
wwwwwww
 必死だねぇ

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