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小沢一郎の復権が沖縄の基地問題を解決する (木霊の宿る町)
http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/387.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 6 月 12 日 06:39:20: qr553ZDJ.dzsc
 

植草一秀の『知られざる真実』「最近のトラックバック」より
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-39cd.html


http://onomar.jugem.jp/?day=20100611
2010.06.11 Friday 02:42

小沢一郎の復権が沖縄の基地問題を解決する



本日はトラックバックで寄せられた「ようこそイサオプロダクトワールドへ・6月7日記事」の骨子を載せます。おのまの解釈、コメントも若干書きます。

原文は写真や解説図、詳細な説明がある大作ですが半分以上を切り落としました。

原文のタイトルは「沖縄は再び日米同盟の生け贄か?」ですが、沖縄がいけにえなるのは鳩山由紀夫、菅直人が外務、防衛官僚に屈したからである、沖縄がいけにえにならないですむには小沢一郎の復権であるというのが論旨です。よって当方のタイトルを「小沢一郎の復権が沖縄の基地問題を解決する」としました。


今日と昨日のブログのあいだに世界における米軍展開(2005年現在)の図を大きな版で再掲しました。(http://onomar.jugem.jp/?day=20100610

在日米軍基地は日本を守るためにあると思われる方も、そうではなく米軍の世界戦略の一部でしかないと思われる方も、在日米軍基地は一切要らないのだという方も、この図をみながら、日本民族は米国との関わりのなかでどのような位置にあるのか、これからの国際情勢がどうなるのか、日本は主体としてどうありたいのか、などを思索されると良いのではないでしょうか。じっくり眺めているうちに専門家がいう「抑止力」とは何なのかを見破るヒントもみつかると思います。

───


以下「ようこそイサオプロダクトワールドへ・6月7日記事」の骨子です。青字の部分はおのまの解釈・コメントです: ※投稿者注)青字部分は《 》で表示

★菅直人政権は対米従属の5.28日米合意の履行を表明した

★山口県岩国基地に神奈川県厚木基地から第七艦隊の空母艦載機が移動して夜間離着艦訓練を目論んでいるが騒音問題で実施場所は未定。米軍は辺野古を有力な候補地と見ている

《すなわち辺野古の新基地計画は沖縄の負担軽減が目的ではない。そもそも新たな基地をつくることが負担軽減になる筈がない。辺野古をいじらないことである》

★沖縄の嘉手納基地には米国空軍の主力部隊が配備され戦闘機2個中隊48機を核爆弾の直撃から防護する一機毎の核シェルターが建設され、地下司令部の整備が進んでいる

《核攻撃があるとすればまずもって核攻撃能力がある軍事基地が狙われる。基地が攻撃を呼び込むというのが「沖縄に基地があるから抑止力」論者にとっては頭の痛いパラドックスである

一方が軍拡すれば敵側も軍拡するのが自然の成り行きであり、現実である。辺野古に新たな軍施設をつくることは抑止力の逆をやるということである

辺野古をいじらないことでもって日本は軍拡に反対であるという姿勢を明らかにするほうが抑止効果として上である

中国は前から核の先制攻撃はしないと言っている。朝鮮も自らが先制攻撃にでる愚を冒すとは思えない。日本は平和と繁栄の日中台韓朝地域をめざすのが良い。日本はすでに中国とは平和条約を結んでいるし、台湾、韓国と戦争する気配はほとんどない

中韓ともに離島に関する係争を戦争に発展させるほど単純ではない。のこる朝鮮は西欧諸国との関係強化を進めているという。日本、韓国と友好関係を構築するが不可能であるとは思えない》

★嘉手納に配備されているF-15イーグルとF-22ラプターは制空戦闘機、迎撃戦闘機であり、敵部隊の侵入、侵攻を阻止し味方の海軍、空軍の作戦を警護支援する任務を負う

存在自体が侵入、侵攻を企てる敵部隊のリスクを高めて敵の作戦発動を抑止する意思表示であるという

しかし沖縄駐留の海兵隊が抑止力を発揮出来るとすれば敵の地上部隊が沖縄に上陸を企てる状況である。それは嘉手納基地の空軍が壊滅し、海軍の艦艇も戦闘能力を失った場合に限定される

その様な戦況では海兵隊は旧日本軍の様な万歳突撃はせず降伏するだろう

《仮に海兵隊が万歳突撃したとしても戦争を抑止したことにはならない。すなわち沖縄に海兵隊があること自体は抑止力にならない》

★沖縄に海兵隊が駐留する唯一最大の理由は日米安保条約、地位協定、沖縄返還協定の密約により無制限な権利行使が認められた訓練施設の存在に有る

訓練の一部を自衛隊施設に持ち回りでローテーション移動しながら実施する等は机上の空論である

例えばヘリから宙づりの兵士が高速道路の上を飛び回る

同様に小型車両や銃砲、機材の懸垂移動、投下訓練も実施される

★金武町、宜野座村の海岸線ではホバークラフト型上陸用舟艇、水陸両用装甲車などでの強襲上陸訓練も実施される

キャンプハンセンとキャンプシュワーブ間の移動用に県道、国道を跨ぐ米軍戦車道が構築されている

★普天間基地のヘリ部隊は地上部隊と連動しており訓練の一部移転など有り得ない

嘉手納基地では常駐機以外の外来機による訓練が頻繁に実施され騒音被害は悪化している

沖縄では米軍の運用上の都合で戦闘機が午前3時に離陸する事も容認される

《沖縄基地の存在理由は、かつてはベトナム、目下はアフガン、イラクに展開している戦争の為の訓練基地であることである。日本を守ることではない》

★米軍の傍若無人な行動を許しているのが日米安保条約、地位協定、沖縄返還協定の密約である

★日米地位協定の密約

日本政府は米軍基地施設の管理に「米側が全ての権利、権力、権能を有する」となっていた旧協定の米軍権益を容認し施設、区域、港湾、水路、道路、橋、水上、空間、地上で軍事上必要とされる全ての権限を従来通りに認める事を1960年1月6日に藤山愛一郎外相とマッカーサー駐日米大使が署名した秘密了解文書で同意した》

★米国側は60年安保騒動の混乱と国民の反米感情に配慮し権限の行使は可能な限り控えめにして反米感情の沈静化を図った

沖縄返還交渉の過程でも日本政府は上の秘密協定に準じて米軍の無制限な自由使用を容認した

★SACO合意で辺野古移設に求められた普天間基地所属のヘリ60機の内40機程度はグアムに移転し沖縄に残るのは20機程度である

現行計画では利権絡みの官僚機構が普天間代替施設の恒久使用を前提にオスプレイの編隊飛行訓練に求められる最大値1600mの滑走路整備を目論んでいるが米軍側はSACO合意でも再編ロードマップでも繰り返し「戦闘機の運用は想定せず」と明言している

従って辺野古に求められる機能はヘリ部隊と連動するKC-130空中給油機の運用可能な1300m滑走路と港湾施設である

★米軍側がオスプレイ運用に必要としている滑走路の長さはSACO合意当時の1300m滑走路で充分な事が分かる

オスプレイの編隊飛行訓練とは4機編隊をユニットとして一体的に飛行訓練を実施する事で有るが必要な滑走路の長さは800mである

★編隊飛行訓練に必要な最大値の1600mとは4機編隊のユニットを二組同時に運用する際にユニット同士の間隔を700mと想定している

しかし通常の安全確認さえ怠らなければ400mの間隔でも充分な安全性が確保可能である

従って1300m滑走路が有れば4機編隊ユニット二組の同時運用には何の支障も無い

★現行計画の範囲内で可能な限り埋め立て面積を縮小し、辺野古岬の先端部では無く出来る限り内陸側に寄せて1300m滑走路とすれば自然環境への負荷も抑制可能である

普天間の危険性除去も米国がグアム移転を計画通りに進めれば2014年までに実現可能である

《おのまの疑問:この方はスケールダウンすれば辺野古に基地を作ってもよいという意見なのだろうか。そうではなく、辺野古の基地建設がマリコン、ゼネコン利権のために策定されたと言っているのであろうか

いずれにせよ辺野古に新基地をつくらないと、日本にとって、沖縄にとって何が不都合なのかを外務官僚は明らかにするのがよい》

★鳩山総理辞任の引き金となった5月末までの日米合意は米国議会に於けるグアム移転経費の支出決定に普天間移設問題の決着が不可欠と米国が迫った事にある

しかし米国議会は日米合意前日に2014年までの普天間基地返還予定を5年間遅延すると見越して政府要求予算の7割を削減している

★これは正に騙し討ちであり、普天間基地の早急な危険性除去を最優先としたSACO合意の原点を否定し沖縄の負担軽減にも反する。

5月末までの決着を求めた米国の強硬姿勢が鳩山総理を苦渋の選択に追い込んだ要因であり、鳩山政権崩壊の最大の原因である。この様な重大な国益を損なう情報を国家の最高指導者に伝えなかった外務官僚の罪は万死に値する

《外務官僚は米国議会でそういう事態になることを読んでいなかったのであろう。戦前からずっとそうであるが、日本の外務官僚の現状認識力、予見力はおそまつである

外務官僚の皮相的なリクツに屈した鳩山由紀夫は政治家としての資質がなかったというしかない。もっかの菅においても同気。後藤田正晴だったら違ったろうと思う。亡くなっているのでそんなことを言っても詮ないことなり。生きている亀井静香、小沢一郎の意見を知りたい》

★外務省、防衛省などの官僚機構に操られた無能な閣僚達を留任させた菅直人政権には沖縄の米軍基地問題で先の日米合意に沿って米国の意向に唯々諾々と従う以外の展望は期待出来まい

民主党沖縄県連は口先だけで県内反対と唱えるだけでは余りにも不誠実ではないか。集団離党こそが残された選択肢であろう

《離党の上、国民党に参入するも良しである。国民党に小沢グループが参加し、自民党の一部議員も参入する。社民党とあわせて政権をとる。そういうシナリオは大いにあると思う

鳩山民主に失望し、菅民主にも懐疑的な大衆が、国民党に走りだしたら土石流の勢いになるだろう。そうやって閉塞の日本に再生が始まるのかもしれない。自民党の延長ではどうにもならないのだから

溶解しつつある自民党の路線を継承するのが民主党、それに対抗するのが国民党という構図に政界が変わってもおかしいことはひとつもない》

★戦後65年に亘る自民党政権の悪政から解放されると民主党に期待した沖縄県民の叫びは既得権益利権擁護しか眼中に無い官僚機構に操られた民主党政権の手で再び日米同盟の生け贄として米軍に差し出されるとすれば余りにも酷い

9月の民主党代表選挙での小沢一郎復権を待たなければ沖縄の基地問題は解決不能と言わざるを得ない

★09年は琉球が薩摩に侵略され奄美五島を失い苦難の歴史が始まった1609年から400年、日本国に強制併合された琉球処分から130年目。沖縄県民が昔の大琉球の誇りを取り戻す年になって欲しいと思いましたが混迷は深まるばかり


《沖縄が琉球国として独立するというのであれば支持します》


クリックすれば本格政権
クリックしないと政権

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