http://3620065.at.webry.info/201006/article_16.html
2010/06/17 17:17

なぜ急に内閣支持率が上がったのか？

２日に鳩山首相が小沢一郎幹事長を道連れに辞任表明し、４日に鳩山内閣が総辞職した。

そして８日に菅内閣がスタートした。

すると内閣支持率が２０パーセントを切っていたものが、

何も仕事をしていない菅内閣の支持率が６０パーセントになったとマスコミが報じている始末だ。

普通の感覚の持ち主であれば、誰が考えてもおかしいと気づかないといけない。

それがマスコミの偏向報道により、洗脳された者は騙されていることなど気づかない。

普天間基地移設問題で官僚の抵抗に遭い、変節し挫折した鳩山首相は、

洗脳された閣僚に取り囲まれて、当初考えた「国外、最低でも県外」という希望は頓挫した。

そして５月末に拘っていたために、移設先を辺野古に回帰せざるを得なくなった。

主導権（既得権）を死守する官僚の抵抗が続き、

その仲間の米国のジャパン・ハンドラーとマスコミが手伝って、

鳩山降ろしの悪宣伝を流し続けたために、

参院選に本腰を入れていた小沢一郎はマスコミの執拗な偏向報道をかわすことにしたのだ。

そう考えて戦略変更したのではないかと理解していた。

そのことが今日の政経フォーラムの二見伸明氏の講演と、

以下、写真
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/016/346/09/N000/000/000/127676190224716115360_CIMG1792.JPG

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挨拶をする小沢一郎
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/016/346/09/N000/000/000/127676198671916302690_CIMG1794.JPG　

以上、高橋敏男のブログより

懇親会で我が身を捨てて、一兵卒となった小沢一郎衆議院議員の挨拶を聞いて、

政局の真相が少し分かってきた。

THE JOURNAL の二見伸明「誇り高き自由人として」にも書かれているが、

書かれていないことも聞きたいと期待して出かけてよかった。

民主党の今の菅政権は「ゆ党」ではないかという。

「野党」でもなく、「与党」でもない。

その中間の「ゆ党」なのだと政権の実態を語ってくれた。

自民党政権が長く続いたために、

政権を取るなどと考えていなかったことが此処に来て、

政治主導という掛け声だけで官僚に適格な指示が出せない。

官僚も従来の手法と違った方針に戸惑っているというのだ。

しかも民主党議員でさえ政権交代させた実力者の小沢一郎をまともに評価できていない。

マスコミが挙って偏向報道をするために、

小沢一郎への攻撃の凄まじさに呼応して世論も動いた。

確実に内閣支持率が下がり続けたことに怖気づいた。

そして何が真相かも分からず、

閣僚達も偏向報道に洗脳された国民と同じ目線でしか判断できなくなっていた。

これに小沢一郎は危機感を抱き作戦を変えたのだ。

政権を担うことは大変なことなのだ。

権力争いも当然ありうる。

そして「国民の生活が第一」を目指すためには、

官僚の既得権を剥がさねば出来ない。

そのバトルの真相を国民に伝えるのは容易なことではない。

マスコミが偏向していると非難したところでマスコミは取り上げない。

反って反発を食らうだけである。

そのために普天間でしくじった鳩山首相には、

小沢一郎と一緒に降りてもらうことにしたのだ。

後になれば、マスコミはどうにでも書ける。

マスコミが国民に真実を知らせずに、

こうしてほしいということを伝えられるのだ。

参院選で民主党に勝たせたい。

しかし、政権交代の成果が出るかどうかは内閣の顔ぶれで決まる。

その顔ぶれが「国民の生活が第一」に、

背を向けた官僚の掌で踊る閣僚達なら、勝たせたくない。

何処かが捩れている。

全てが小沢戦略ならばいいのだが、

其処までの確証がないのが分かり難いところだ。

しかし、一連の政治報道で内閣支持率が上がったと書きまくる、

世論調査がいい加減なことも明白になった。

舵取りの難しさはこの辺りにあるようだ。

官僚依存の菅（奸）が勝つのか？

「国民の生活が第一」を主張する小沢（漢）が勝つのか？

参院選後の政局が気になる。

勿論、必要なのは「国民の生活が第一」である。

〔転載終わり〕

───

（参考）

　人間が相手ではない、天が相手なのだ。

「ものごとに当たっては、人間を相手にしているのではない。天を相手にしているのだと思え。そうすれば、自分の考えだけで、やたらに人を咎めるような癖が消えるだろう。そして、自分のほうがまだまだ至らないのだ、という謙虚な気持ちになるはずだ」
「人生の真理・西郷語録」（現代風に書き替え）

『西郷隆盛の人生訓』童門冬二　PHP文庫より

（コメント）
　小沢さん、かっこいいすっ。

コメント
01. 2010年6月18日 08:06:29: 85QDKsppcI 今の管政権には呆れるばかりでこんな連中に選挙を勝たせたくはない！看板だけ民主党だが中身は小泉亜流政権ではないか！！　アホらしい！！　小沢さんに期待はするが自分の正義感から今回の参院選挙は社民党か国民新党に入れたいと思う！
02. 2010年6月18日 09:13:08: gsklbD62Hs 小沢さんが国民新党と組んで、菅内閣が、第二民主党になれば良いのだが。 もちろん与党は、小沢、亀井の民主党。（亀井さんは、小沢民主党へ吸収） 国民生活第一で。 民主党以外は、問題外。
03. 2010年6月18日 10:31:01: IhU1dbbcew 民主支持率60％に回復＝衆参同日選挙へ誘導する為の撒き餌。危うくマスゴミの謀略に乗せられそうだったが自重した。国・地方公務員３５０万人・人件費年額２５兆円（７１０万円/人）民間年収４００万円。役人は首切り無し。民間の赤字会社はボーナス無し、賃下げ有り。税収激減ゆえ仮に役人年収を２割カットしても５８０万円と民間より未だ45％高い。消費税増税よりこっちが先。菅総理は優先順位を無視して〜国民を欺いて米国に何十兆円も貢ぐ心算のようである。米国メキシコ湾側の6州は例年よりハリケーンが多い〜原油流出に対応してコレキシト9500（強毒性中和剤）を大量投下〜原油とコレキシトとも揮発〜雲となり〜米国東部に毒性雨を降らせる〜飲料水もダメになる。数百万の人間が住めなくなる〜地価暴落〜安全地域への避難民の生活不安が治安の悪化に〜軍隊出動。米国内が非常事態体制となり小国日本なぞ構っていられない位内政が混乱〜これ幸いとオバマ降ろしの可能性もある。原油等が海流に乗って北海まで行くとも云われている〜生態系への影響も甚大。米国情の間隙を縫って日本の自主独立を願望する。
04. 2010年6月18日 12:08:15: XJZM4OAhDY 昔々、日本に高度成長時代と言われていた時代があった。 この頃、公務員たちは、「民間並みの給料を得たい」と、それこそ１年中、毎年、連呼していた。 高度成長時代が終焉を告げ、民間給料は頭打ちになり、減額する企業もちらほら見え始めた時代、公務員給与は、上昇し続けた。（諸手当含む） 明らかに景気後退が始まり、未曾有の大不況時代のこんにちでも、一部の公務員給与は上昇し続けている。 いったい、いつから公務員たちは、「民間並みの給料」とかけ離れていったのか。 この高額な公務員給与を維持させるために、庶民は消費税増税を受け入れなければいけないのか。 財務省のマインドコントロール下にある人たちが、早期に解放されることを強く望んでいる。
05. 2010年6月18日 12:10:42: KENohAz1mg 政治は権力闘争。これを煩わしいと否定する連中がいるほうがおかしいのだ。 選挙もそのための一手段。
06. 2010年6月18日 12:19:53: RumzxWsQt2 私もフォ-ラムに行って、じっくり二見さんと小沢さんを観察しましたが、小沢さんはかなり痩せて居られたし、苦悩が感じ取られました。今回は完全に菅に騙されたのではないでしょうか。こうなった以上は、個人は小沢さんが支持する人、政党は民主に入れないほうが良いのでは。菅は負けたら自民と政策協定をやるでしょう。健全な民主党員は消費税はマニフェスト違反として選挙を戦うべきです。
07. 2010年6月18日 15:17:43: 7g4Fe57VAc 菅政権はまだ何の実績も示さない中での支持率上昇にホイホイしているが全く気が知れない。馬鹿丸出しで不愉快そのもの。 顔を替えただけで上昇とは聞いて呆れる。誰の目にも、まやかしの支持率であることが認識できる筈。次の選挙はどうなることやら楽しみである。 菅はやっぱり菅でしかなかった。やがては小沢さんの重厚な存在感を改めて思い知ることだろう。
08. 2010年6月18日 20:10:07: q36zsRM7tw 私も政経フォーラムに初めて出席し、 生の小沢一郎を初めて目の当たりにしましたが、 テレビとは違いとても清々しいお方だと思いました。 痩せたとかには見えなかったんですが、私は素人なもので。 小沢さんも「静かにしておれ」という菅の発言には 相当立腹されてるんだろな。 それで次々と出てきた「ゆ党」の連中へのブラックなコメントに 爆笑してしまいました。
09. 2010年6月19日 00:19:47: rdsF2pF2Es ０４さんに同意。 昭和４９年に逆転したようです。 ここに手を付けない限り、消費税の話などしてほしく無いですよね。
10. 2010年6月19日 17:06:19: BeUMWV9lBU 菅と党内外の反小澤派が手をつなぎ、、「国民生活第一や日本の自立や対等の日米関係への改革を目指した」、小澤さんと鳩山さんを追い落とし，褒美として高支持率と言う飴も貰い、上機嫌で、祝杯あげているばかりか、あるメデイアは論文で「検察審査会やあらゆる手段で小澤の息の根を止めるまで攻撃を続けろ」と書いている。これは全国数百万人の小澤さんサポーターへの挑戦である。属国派の検察。メデイア。既得権益勢力に投降しプチポチ路線へ舵をきり、軍事。外交。金融経済。政治文化。などでアメリカの要望に従属し「アメリカに逆らう、たわけもの、愚か者に比べ愛いやつよのう」と言われたのか、調子に乗り驕り高ぶつて居る反小澤派はいずれ思い知らされよう。

11. 2010年6月19日 18:07:50: J0o6rialnc ＞何も仕事をしていない菅内閣の支持率が６０パーセントになったとマスコミが ＞報じている始末だ。 ＞普通の感覚の持ち主であれば、誰が考えてもおかしいと気づかないといけない。 ＞確実に内閣支持率が下がり続けたことに怖気づいた。 ＞そして何が真相かも分からず、 ＞閣僚達も偏向報道に洗脳された国民と同じ目線でしか判断できなくなっていた。 ＞しかし、一連の政治報道で内閣支持率が上がったと書きまくる、 菅内閣の支持率６０％はただの蜃気楼支持率だろう。 マスコミの言う支持率が信じられるわけ無いだろう。 どういう聞き方をしたのか知らないし、その支持率さえ本当なのかどうかも分からないが、 鳩山内閣に比べて、菅内閣を支持するかと聞かれれば、民主党以外の人はみんな菅内閣の方がいいというだろう。 マスコミはそういう答えを期待して聞くのだから、当然そういう聴き方をしたのだと思う。 マスコミは今、本当は民主党の支持率がメタメタなのを知っているだろうから、さぞかし しめしめだろうな〜。 蜃気楼の自民票は、選挙で民主党に入れるわけないし、本物の民主党支持者もこれだけ菅政権を叩き、民主党に愛想尽かししている。 本当に鳩山政権よりＶ字回復を見せたのか、私はその反対だと思う。 だからこそ今、マスコミは黙っているのだ。 菅政権を褒めちぎっているのだ、マスコミが嘘つきなのはみんな知っているのに今こそがマスコミの本当の売国奴報道だと思う。 選挙したら、多分民主党はメタメタで国民新党が大躍進だろうよ。 そうなれば国民新党はキャスティングボードを握り自民党時代の公明党と同じ、第１党を国民新党が支配する。 小澤さんどうしたいのか？ これで良いのか、本当に？
12. 2010年6月20日 00:22:03: o8FFQyW2Lk Ｏさんの基本戦略はまず自民党の解体である。官僚とのしがらみが強い自民党が力を持っていては、官僚主導体勢を崩し、マスコミを中立、真実報道の立場に追い込んでいくことは出来ない。これが出来なければ官僚権力の象徴である検察の身を質させることは出来ない。Ｏさんの戦略を実現させるため、民主党政権を安定化させることが先決である。選挙が終わればＯさんの復権はやさしい。参院選で民主党はあまり勝たないだろう。漁夫の利の小政党の進出をマスコミがあおるからである。 　選挙が終わればこれらがまた合併することは目に見えている。資金が持たないからである。選挙は昔の戦国時代の合戦である。日和見もあれば激突もある。裏切りもあれば信義もある。昨年の総選挙が関ヶ原であれば、今回の戦は大阪夏の陣である。

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